当院での手術・入院に関して
快適な生活や健康・生命を守る為には外科手術が必要な事もあります。しかし、どのような場合も麻酔や手術に関してはご不安がおありだと思います。
当院は日頃より診察時には「どなたでもご理解いただけるような説明をしよう!」と心掛けています。この気持ちは外科手術についてご説明する時も変わりません。
手術のリスク、治療効果、術後の生活や投薬のことなど、どんなことでも構いません。
なんでもお気軽にお尋ね下さい。
より高い安全性の追求
世の中には“100%安全な麻酔“ ”100%安全な手術“ というものは存在しません。だからこそ安全性の向上を目指して努力することが重要だと思います。
当院で麻酔・手術を行う際には、必ず事前に血液検査(必要に応じてレントゲン検査、心電図検査、エコー検査など)をさせていただいております。
術前検査により現在の体の状態を把握することは、麻酔や手術のリスクを最小限に抑える事につながるからです。
さらに、年齢や検査結果をふまえて麻酔薬の種類を検討し、より安全性の高いものを選択しております。
ペインコントロール ~痛みの緩和~
強い痛みや、痛みから来る不安を感じると傷の治りが遅れたり、悪くなったり、生活の質を落としてしまいます。
なるべく痛みを少なくすることにより、手術後の回復や傷の治りを早める効果が期待できます。
当院では、手術直後から鎮痛剤の使用による“ペインコントロール”を行い、積極的に痛みを感じさせないようにしております。
また、縫合法や縫合糸の検討・工夫により皮膚の違和感を極力軽減するように配慮しております。
※当院では必要に応じて専門医のご紹介も行っております。より専門的な知識が必要となる手術は、ご希望により外科専門の先生へのご紹介も可能です。
また、「今まで通い慣れたところで術後の治療は続けたい・・」という飼い主様のお気持ちや、「家の近くでないと通院する時間が取れない・・・」という飼い主様のご都合にあわせ、一般検査、手術後の治療などは再度当院にお任せいただくことも可能です。
入院中のストレスの軽減
飼い主様がご心配なさる事の一つに入院に関することもあげられると思います。
当院ではご希望に応じて入院中の御面会やお食事の差し入れにも極力対応しております。
治療の為に絶対安静や食事管理が必要な場合には御面会・差し入れをお断りさせて頂くこともありますが、このような場合でもご希望の方には院内での様子をお電話にてお伝えさせて頂きます。
入院中は看護士・獣医師が一日数回巡回を行っております。
また、入院中のストレスを極力軽減するために室温や臭い・音などにも充分気を配り、サイマティクス(特殊な音波により心身のコンディションを整える機械)も導入しております。
手術実績例
避妊手術 去勢手術 帝王切開術 乳腺腫瘍摘出術(単独切除/部分切除/全切除)
子宮蓄膿症摘出術 卵巣腫瘍摘出術 精巣腫瘍摘出術 陰睾摘出術(腹腔内/鼠径部)
子宮脱整復術 膣脱整復術 会陰切開術 耳血腫修復術
歯石除去・抜歯術
体表腫瘤切除術 皮下膿瘍除去・修復術 各種腫瘍・外傷手術(手術(断尾術 断脚術含む)
膀胱切開術(尿石除去) 胃切開術 腸管切開術 腸管吻合術 脾臓摘出術
臍(おへそ)ヘルニア整復術 鼠径ヘルニア整復術 会陰ヘルニア整復術
瞬膜露出(チェリーアイ)整復術 マイボーム腺腫除去術 等