【ちょっとしたお話】 サプリ・その他
わんちゃん、ねこちゃんを家族として迎える際、まず最初にプレゼントするものの一つが「名前」ですよね。
当院のHPに「うちに来てくれるお友達」というペットさんを紹介するページがあるのですが、その際お伺いするエピソードの中にもお茶目な由来や飼い主様が願いを込めてつけた名前だという話をお聞きする事が出来ます。今回はそんな大切なプレゼントについて2016年人気の名前ランキングを調べてみました♪(*^_^*)
【わんちゃん編】
1位 ココちゃん
2位 チョコちゃん
※4位以下:モモちゃん、マロンちゃん、ハナちゃん、ソラちゃん、
レオちゃん、モカちゃん、サクラちゃん
【ねこちゃん編】
1位 ココちゃん
2位 レオちゃん
3位 ソラちゃん
※4位以下:モモちゃん、ハナちゃん、リンちゃん、マロンちゃん、フクちゃん、メイちゃん、ルナちゃん
【飼い主様の想いがいっぱい!!この名前の読み方は?】
☆心・心々 → ココ
☆大空・蒼空・颯空 → ソラ
☆笑・笑顔・笑来 → ニコ
☆心春・心晴・心暖・心陽 → コハル
☆花愛・花菜 → ハナ
☆結愛・結夢 → ユメ
【最後に…】
ランキングを調べている中で名前を付けた際のエピソードなども読んでいると、どの名前にも飼い主様の優しい想いが込められた心暖かいエピソードが詰まっていました。
私たちの大切な家族の一員であり、兄弟であり、そして良きパートナーでもあるペットたち。
これからも愛情いっぱい込めてプレゼントした名前を、たくさんたくさん呼んであげたいですね!!
参考・引用HP アニコム損害保険株式会社
文責 動物看護士 西尾
こんにちは☆横田です。
今回は猫ちゃんの病気時の不適切な場所に排泄(トイレ以外の場所)とマーキング(スプレー)行動(病気ではなく習性)の違いをお話します。
*マーキング:スプレー行動は特に未去勢の男の子に多く見られますが、去勢済の男の子、女の子でもすることがあります。
品種、年齢は特に関係はありません。
・縄張りに関する不安、社会的な不安(新しい動物が家族に加わったり、お引っ越しなどによって環境が変化するなど)
・情緒不安定(外猫を家猫にするために屋内に閉じ込めたり、飼い主様の長期不在など)
・他の猫ちゃんによる挑発的刺激(繁殖期の女の子が近くにいる、窓から外の猫ちゃんが見えるなど)
これらによってマーキング行動が増加することがあります。
・猫下部尿路疾患(FLUTD)、膀胱炎、尿道障害、尿石症、多尿症(腎疾患、糖尿病を含む)、頻尿症、甲状腺機能亢進症
・肛門嚢炎、腸炎、便秘などにより生じることも多いが、トイレに対する不満(トイレの設置場所、形状、砂の種類、清掃不足など詳しくは→ネコちゃんが好きなトイレ)
・不安を感じる状況(他に動物が飼われていたり、外猫が窓からみえたりするなど)によって不適切な排泄行動が発現することもあります。
上記の行動がみられる場合は一度ご相談下さいね(^^)
参考文献:臨床行動学
文責看護士:横田
こんにちは。横田です☆
問題行動の中でも上位にあがっているネコちゃんのトイレ!!
悩まれている飼い主様も多いのではないでしょうか?
前回に続き、今回はネコちゃんが好むトイレをご紹介します。
ネコちゃんの排泄問題については後日ご紹介予定です(^^)
~(=^・ω・^){ネコちゃんはお家のトイレが好きですか?
①トイレの縁に立つ
②短時間しかトイレにいない
③トイレから飛び出してくる
④トイレの後、足を振る
上記は嫌いな時にみせる可能性の高い行動です!!
~(=^・ω・^){ネコちゃんが好きなトイレとは?
<場所>
・コアエリア(生活の中心エリア)からそれほど離れていない場所
→普段いる場所から離れていると面倒になってしまう
・落ち着ける場所、洗濯機や乾燥機など音が大きい電化製品がない場所
→神経質な子は特に注意!!
・多少の光が入るところ
→暗闇ではトイレの場所がみえなくなってしまいます。
夜間に失敗しやすいコはこれが原因かも!?
<トイレ掃除とトイレの数>
・トイレの数は、ネコちゃんの数プラス1が理想的
多頭飼いの場合は仲良しグループの数プラス1でもOK
・ネコちゃんによっては、清潔なトイレしか使わないコもいます。
最低1日2回は砂をすくう掃除をする
トイレ自体の洗浄は水洗いし(洗剤は使わない)、日干しがベスト
・便と尿を違うトイレでしたいネコちゃんもいます。
<トイレ>
*ネコちゃん(ノラちゃんの場合)はかなり大きな面積を使って
排泄します。
☆砂をかぐ→うろうろする→砂を掘る→排泄→うろうろしながら砂をかける
上記の行動ができるトイレを用意してあげましょう。
・大きなトイレ
→最低体の1.5倍のサイズが必要
LLサイズが売られていない場合は衣装ケースで代用可
・ふた(カバー)がない方が好き
→匂いがこもりやすい、圧迫感、人で例えると公衆トイレのようなもの
大きなトイレに高さのあるふたならOK
☆トイレを新しいものに替える時
新しいトイレに慣れるまでは、もともと使っていた物はとっておきましょう。
(^^){トイレに困っている飼い主様へ
一度トイレを見直してみてはいかがですか?
文責:横田
こんにちは。横田です。
先日ネコちゃんのセミナーに出席してきました(´▽`)
聞いてきたセミナーの一部「ネコちゃんのリラックスできるお家」をご紹介します。
☆ネコちゃんがリラックスできるお家とは?!
①完全室内飼い
お外は病気の原因や事故など危険がいっぱいあります。
②柔らかい寝床をあちこちに用意する 隠れられるところや窓辺、
お気に入りの場所に用意してあげましょう。
隠れられる場所はダンボールのような箱や棚の隙間でOKです(^^)
③遊びの工夫
積極的にネコちゃんと遊んであげる時間を作るのも大切です。
1つのおもちゃでは飽きてしまいます。
複数用意しローテーションで出してあげるといいようです。
飼い主様が留守中も遊べるようなおもちゃも用意しておくと なおいいようです。
自然なもの(まつぼっくり、どんぐり、ねこじゃらしなど)
自然な物を使う時は食べてしまうことがあるので目を離さないようにしましょう。
高いところに乗るのも好きなのでネコちゃんが登れる棚やキャットタワーを 用意してあげましょう。
④トイレ
大きくて、ふたがないもの、砂の細かいトイレを好む ネコちゃんが多いようです。
次回はネコちゃんの好きなトイレをご紹介したいと思います(=^・ェ・^=))ノ彡☆
文責:看護士横田
今日はワンちゃんのお散歩についてお話しようと思います。
お散歩には運動以外に2つの目的があると言われています。
1つ目はもちろん運動、2つ目はリフレッシュ、3つ目はしつけ、と言われています。
ワンちゃんの年齢に合わせて、下記3つの目的に合ったお散歩をしてあげましょう。
【散歩の目的】
1、運動
狩猟動物の為、長距離を走ることに適した体になっています。
体力が落ちたりしないよう、犬種に合わせた運動量の散歩をさせてあげましょう。
2、リフレッシュ
同じ場所でじっとしていると、ワンちゃんでも気分転換がしたくなります。
外が嫌いなワンちゃんなら、ベランダや庭に出るなどの方法でリフレッシュを考えましょう。
3、しつけ
散歩中は、落ちている食べ物を食べないとか、リードを引っ張らないなど、
飼い主さんの指示に従わなければならないためしつけには絶好の機会になります。
【シニア犬のお散歩は?】
体力が弱っているシニア犬はリフレッシュ目的でお散歩を!
年を重ねて体力が落ちてくると、散歩の目的はしつけや運動ではなく、リフレッシュになります。
そのため、短時間でも十分。家の近所をワンちゃんのペースでゆっくりと歩きながら、木々や花などの香りをかがせ、外気を感じさせてあげましょう。
また、視力が弱くなると、知らない場所は不安を感じるものです。出来れば普段歩き慣れたコースを歩いてあげましょう。
【ケガをさせないために、爪のケアも忘れずに】
爪が伸びすぎていると、運動や散歩中に折ってしまう事があります。
これは、出血もひどく、かなり痛いケガです。
爪先を折ったのであれば、上からガーゼやティッシュペーパーを被せて手でギュッと握り、止血をしてあげれば大丈夫です。
しかし、根元から折ってしまうと飼い主さんでは処置できない場合があるので、不安を感じたら病院への受診をおすすめします。
ワンちゃんが爪を折らないよう、月一回くらいの頻度で爪切りをしてあげてください。
引用文献 わんにゃんWalker2015年10月号
文責 動物看護師 西尾
今回はネコちゃんのしぐさから読み取るネコちゃんの愛情表現をご紹介します(*^_^*)
①ネコちゃんが耳を斜め後ろに倒して近づいてくる時
→耳を折りたたんで、頭をなでやすくし「かまって~」「なでて~」と
愛情表現をしています。
②顏をスリスリしてくる時
→なでられると気持ちがいい場所をスリスリし、ご機嫌なしぐさであると
同時に、この部分から出る匂いを擦りつけて「私のものよ」と主張する
愛情表現です。
③しっぽをピンと立てている時
→親愛の証です☆
甘えたい時、おねだりの時にもしっぽを立てて近づいてきます。
④ネコちゃんからのプレゼント
→外に出る猫ちゃんに特に多いと思います。
虫や小動物、鳥さんなどプレゼントが置かれています。
これも愛情表現の一つです。
→ネコちゃんが体をマッサージするかのようにモミモミしたり、
チューチュー吸ったりするのは、母乳を飲んでいた頃の
お母さんネコが恋しいからと言われています。
ネコちゃんが飼い主様のことを自分を守ってくれるお母さんネコだと
感じて甘えたり、信頼している証です。
ネコちゃんの動きは可愛くて、癒されますね☆
是非お家のネコちゃんを観察してみて下さい(=´∇`=)
文責:看護士横田
今日は肝機能を調べる血液検査についてのお話です。
前回ちょっとしたお話で紹介した通り、肝臓は病気の症状があらわれにくいことから「沈黙の臓器」と呼ばれています。そんな肝臓に疾患が無いかを調べる際、血液中の以下の成分を分析して異常の発見、病気の診断、治療の判定などに利用します。
【血液の検査項目】
1、ALT(GPT)(アラニンアミノトランスフェラーゼ)
→主に肝細胞に存在する酵素で肝細胞がダメージを受けると血液中に漏れ出し数値が上昇します。
2、AST(GOT)(アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ)
→肝細胞、心筋、骨格筋に多く含まれる酵素でそれらの臓器や組織が障害を受けると数値が上昇します。
3、ALP(アルカリホスファターゼ)
→胆道系(※)の細胞に多く含まれており、この細胞が障害を受けると数値が上昇します。
※脂肪の消化を助ける胆汁を生成し、貯蔵・分泌する臓器及び管のことを指します。
4、NH₃(アンモニア)
→タンパク質の代謝過程で生成される有害物質で通常は肝臓で代謝・解毒されて尿として排出されますが、肝機能が障害されると数値が上昇します。
5、T-Bil(総ビリルビン)
→ビリルビンは赤血球中のヘモグロビンの代謝産物で、肝障害によって上昇し黄疸の原因となります。
大切な家族であるペットたちが元気で幸せな時間を長く続けられるよう、定期的な健康チェックをおすすめします。
当院では年に二回、ワンちゃんネコちゃんたちのお得な健康診断キャンペーンを実施しております。
現在は11月末までワンちゃんの健康診断キャンペーンを実施中です。
ぜひ、この機会に病気の早期発見・治療へと繋がる健康チェックにご来院ください(´∀`)
文責 動物看護士 西尾
引用文献 「PEPPY 2015秋冬号」
今日はぬいぐるみのようなモフモフした姿が魅力の
モルモットの飼育についてお話したいと思います(*^_^*)
モルモットの飼育方法
飼育環境
1、適温 18℃~24℃
2、湿度 40~70%
3、ゲージの高さ 18cm~30cm
※モルモットは自分の高さ以上の壁を登ることが出来ないため、
それ以上の高さであれば蓋は要らない。
※あまり温度変化のない所にゲージを設置する。
1、草食動物なので、基本はモルモット用ペレット、乾草・野菜・野草、果物等を与える。
※腐りやすい餌は朝晩チェックして交換する。
※過食はしないので、自由採食させて良い。
乾草を中心に、野菜・野草を常時置いておき、ペレットは日に2回与える。
(特にビタミンCが多く含まれている野菜を与えることが望ましい。例:パセリ・レモン・イチゴ
キウイフルーツ・ピーマン等)
2、水は多飲により下痢をするようなら、飲水量を控えめにする。
野菜からも摂取できるので、多飲した場合は水を控えると良い。
トイレ
1、体臭はあまり無いが、排泄物の量が多く尿においては特に臭う。
毎日の床材交換は必須で、時にはゲージ全体を水洗いし清潔に保つことが望ましい。
注意事項・その他
1、保定の際は、体を上から鷲掴みにしない。(肺や肝臓を圧迫し、傷めてしまうので。)
2、用心深く臆病な性格のため、急な環境変化で食欲減退することがある。
3、物音に敏感で、ストレスを与えるとショックを起こす事があるので注意する。
4、オス同士の同室は階級制があるため、劣勢の個体が虐められやすい。
5、ビタミンC欠乏症になりやすい。特にストレス下で欠乏しやすく
体内で合成できないため、食事やサプリメントでの補給が必要である。
動物看護士 西尾
今日は、愛くるしい表情や仕草で飼い主を癒してくれる
魅力たっぷりなうさぎの飼育方法についてお話しようと思います(^^)
☆飼育環境☆
1、適温 18.3℃~23.9℃
※高くても25℃を超えないように注意する。
2、湿度 40~60%
※暑さに弱い動物なので、約30℃以上の高温は熱中症になりやすいので注意する。
※湿気にも弱いので、梅雨時期は換気をよくする必要がある。
※多頭飼いでも単頭飼いでも問題は無いが、性格が合わないと喧嘩をするので注意する。
☆食事☆
1、草食動物なので、基本はうさぎ用ペレット、乾草・野菜・野草、果物等を与える。
※過食する個体もいるので、ペレットの給餌量を確認する必要がある。
(ペレットの給餌量は体重の約5%といわれている。なるべく小さくてハードタイプの物が好ましい。)
※乾草を中心に、野菜・野草を常時置いておき、ペレットは日に2回与えその他の物はときどき
コミュニケーションのために与える程度で良い。(果物は与えすぎるとう歯(虫歯)が多発してしまう。)
※野菜は水分の少ない緑黄色野菜を中心に与えると良い。(例:人参・ブロッコリー・セロリ・大根の葉等)
※野草は農薬やペットの排泄物、排気ガスの影響が無いものを選ぶ。
(与えて良い野草:タンポポ・のこぎり草・シロツメグサ・レンゲ・クローバー等)
2、一般的にうさぎは体重の約10%の飲水量が必要である。他の動物に比べて飲水量が多い生き物だが、
多飲により下痢をするようなら控えさせる必要がある。野菜を多く摂取した場合も水を控える必要がある。
ペレットを主食にしている場合は、必ず水を与えるようにする。
※うさぎの飲水量は、一日に平均で体重1kgあたり50ml~150mlといわれている。
3、いつでも水が飲める環境を作っておく。24時間以上の絶水は命に関わるので注意する。
4、うさぎは偏食が多いため、幼若時から多種多様の食餌を与える必要がある。
おやつはできる限り与えない方が好ましい。
☆トイレ☆
1、トイレの位置を決める習性があるため、トイレを覚えさせる事が可能である。
位置が決まったら、ペットシーツや砂、木屑を置くと片付けがしやすい。
☆毎日の世話☆
1、トイレ掃除・排泄物のチェック・ゲージ床の掃除。
2、ご飯の準備、エサ入れの洗浄、食べ残しのチェック。
3、飲み水の準備、給水ボトルの洗浄、飲水量のチェック。
4、換気(空気清浄機を活用すると良い)
5、適度な運動(肥満防止や潰瘍性足底皮膚炎の予防、カルシュウムを吸着させ、骨を丈夫にする働きがある。)
☆飼育環境別の注意点☆
【屋内ゲージで飼育する場合】
☆メリット ⇒ 常時観察できる。風雨にさらされない。
★デメリット⇒ 掃除が行き届かないと尿の臭いが部屋にこもってしまう。
【ゲージサイズ】
・最小面積は〈50cm×50cm〉の市販のラビットゲージが良い。
・床はすのこ又は平床で牧草などの巣材を十分に敷くと良い。
・爪を引っ掛けて傷つけないよう注意する。
【屋外で飼育する場合】
・常に目が届くわけではないので、温度・湿度に注意する。
・床が土の場合、穴を掘って逃げ出したり穴の中で子供を産み増えすぎる事があるので注意する。
・床がコンクリートの場合、冬は床が冷たくなり四肢の負担を軽くするためにも干し草や藁を大量に
入れる必要がある。
・隙間風が入らないように工夫し、巣箱を入れると良い。また、湿気にも弱いので水はけが良くなるよう
工夫する。
・毒性のある植物の摂取、犬、猫、カラス等の襲撃から守る必要がある。
・夏は日差しが避けられ、風通しの良い場所を、冬は日当たりがよく冷たい風が吹き込まない場所を確保する。
5℃以下になる場合は、暖房するか寒さを防ぐ工夫が必要である。
文責 動物看護士 西尾
当院で使っているご自宅用お灸セットをご紹介します\(^o^)/
動物用でご紹介させて頂いていますが、私達人間にも使って頂けます☆
ご興味ある方はスタッフまで!!
文責:動物看護師 横田