院長コラム
先日のコラムに書いた通り、箕輪厚介さんに「一歩踏み出す勇気」を頂いたので、今パソコンに向かっています。
「明日は日本獣医中医薬学院の講義があるから、予復習しないとな~・・。」と思いはしたけど、それだけしてると、結局また時間が過ぎてしまって「一獣医としてこういう事を言いたい!」と思っていてもお伝え出来なくなるので、「少々荒くなってもいいから短時間でコラムを書くか!」と思って、書くことにしました。変な言い回しがあったらお許し下さいね!
「私がなぜ獣医になったか?!」ということになると、なかなか複雑な事情があるので、それは省いたとして、「なぜこの飽き性の私にこの仕事が続いているか?!」と言えば・・やはり幼少の頃から居てくれた動物達にかなり癒してもらったからだと思う。
もしかしたら、この仕事をすることによってその動物達への恩返しに近いものを勝手に感じているのかも知れないし、今診せて頂いている動物たちが元気になってくれる姿を見るのもやはり嬉しいのだと思う。(もちろん動物の向こう側にいる飼い主さまが元気になられる姿を見るのも嬉しいのだが・・。)
思い起こせば、幼少の頃から私は犬、猫、セキセイインコ、ハムスター、ヤギなどと暮らして来たが、代が変わってもたくさん飼ったのは、犬であった。(飼ったというと実に上から目線みたいで嫌なのだが・・。)
猫は飼いたくて何度か拾ってきたのだが、親から許してもらえず、実際に飼ったのは親元離れて大学に行ってからなのである。
なので物心ついた頃にはいつも家には犬がいた。
以前このコラムにも書いたが、小学二年の頃、母に叱られ頭に来たので冬の寒い夜、4歳の弟とチロという犬を連れて家出したことがある。
結局近所の無人の家の玄関に新聞紙を敷いて二人と一匹で休んでいたところを母に見つかり、強制送還されたのだが、犬と弟の迷惑も顧みずに彼らを連れて行ったのは、やはり一人だと不安だったからなんだろうな~と思う。
我が家にはいつ、どんな時にも犬がいた。
大事にしていた二代目チロがフィラリアの予防をしていなくて、中二の時に部活から帰ってきたら亡くなっていて・・あの時も本当に悲しかったな~・・。
翌朝、朝練の前に一人で穴を掘って、家の松の木の下に埋めたことは今でも忘れられない。
「たかが、犬一頭で・・・。」と人は言うかもしれないが、その犬一頭の死で、大の大人も子供も泣くのである・・・。
「彼らは何という大きな存在なんだろう~・・・!!」といつも思う。
そして、犬に限らず、今まで多くの動物達と飼い主さまを見て来て思うのは、「動物達は私達人間に癒しをくれるのみならず、子供たちの心を育てる!」ということである。
多くの子供たちは、守ってあげたい存在である動物達と出逢い、一緒に時を過ごし・・そして気づいたら、動物達は年老いてそこで初めて老いや病気というものを知る。そして悲しいかな“死”と直面する。
心の奥からその悲しみを感じ、乗りこえるわけであるが、動物達が家に来てから亡くなるまでの間、子供たちは身体だけではなく確実に心も育つと思う。
動物を飼ったことがある子は本当に心優しい子に育つ。・・・もちろん例外もあるし、動物と同居してなくても心優しい子はたくさんいる。
でも・・・実際に動物を飼ってきた人たちは、その体験の中で確実に優しい心が芽生えると思う。
私達は動物達にたくさん愛を与えているようで、実は動物たちからたくさんの愛をもらっているのである。だからこそ、失った時の悲しみは深い。
「動物と暮らす」って事は本当に仕事も増えるしお金も掛かるけど、一緒に暮らすその楽しさを知らずに時が経ってしまうのは、実にもったいないな~・・・と思う今日この頃である。小さなお子さんがいらっしゃる家の方がこのコラムを読んで下さっているのであれば、是非動物を飼ってほしいと思う。
そして、私達の知らないところで、「殺されているだろう動物達の命を何とか守ってあげることが出来たら・・・」と願って止まない。
◇◇◇
椎間板ヘルニアと前足の痛みで通院してくれているパルちゃん。Sさんの毎日のお灸も功を奏して、ずっと好調です(^^)v。
パルちゃんは、いつもSさんちのお婆ちゃんと一緒です。パルちゃんのお陰で90歳過ぎたお婆ちゃんは認知症になることもなく、常にお元気です。
パルちゃんの存在はホント凄いですね〜!!
しゅうちゃんは、T家の大事な一人娘で、お兄ちゃんとご両親(3人とも人間です(笑)。)と暮らしています。
しゅうちゃんが来てから、より家が明るくなり、しゅうちゃんを中心にT家は回っているそうです。
お母さんはピアノの先生です。
レッスンの後、ウェスカちゃんを抱っこする生徒さんが多いそうです。
今の子供たちは、学校の後の塾通いで忙しい子が多いので、きっとウェスカちゃんから束の間の癒しをもらってるんでしょうね(*^^*)。
先日、長男の友達のご縁で、半田商工会議所青年部主催の『箕輪厚介トークライブ』に行って来ました。
巷では有名らしいのですが、実はこの方の名前、聞いたこともなかったので、全く興味ありませんでした。(もともと私自身世間の情報に疎いんですけどね(^-^;))
ひと月ほど前に、家のリビングに置いてあったこのチラシを見た瞬間、「お~~!!!」と、大きな岩山が動くような感じで私の気持ちが動き出し・・・迷わずその場でトークライブを申し込んでいました。
きっと面白いトークだろうと思ったので、先月退職した元看護師の西ちゃんも誘いました。
箕輪さんは、「熱狂的な彼の生きる姿勢」をユーモアも交えながら淡々と話してらっしゃいました。
編集者の会社に入ってからの1~2年間、いろんな方のいじめややっかみを受けたということでしたが、そんな事にもめげずにこうして努力して結果を出してる方の言葉は実に重みがるな~!と思いましたね・・・。
目から鱗の部分もあれば、私が思っていたこともおっしゃったりして、とっても勇気づけられました。
最後に、『この時代は変化が早いので、いろいろな恐怖心もあると思う。人生をゲームのように捉えて、変化や恐れは強い敵が現れたようなものだと考えれば良いと思う。「次は何が来んの!?負けたら、またレベルアップしてまた頑張ればいいや!」って、変化を楽しみながら生きてって欲しい。どうせ、この中でも短い人は後20年、長い人でも80年後には死んでるんです。たった一度の人生なんだから、何かを守ろうと思って変化を怯えて生きるより、毎回変化を楽しんで、できるだけいろんな失敗といろんな想い出を作って生きた方が良い人生だと思う。激動の時代ではありますが、一緒にそう思いながら生きていきましょう!』とおっしゃいました。
本当に感動しまくりの有意義な2時間でした!
箕輪さん、本当にありがとうございました!!
主催して下さっ半田商工会議所青年部の方々と、このトークライブを教えてくれた息子にも感謝です。
それでは皆さま、今日も熱く楽しく生きま笑~!!
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※ここから先はおまけです。お気が向かれたらお読みくださいね。
彼は、本当にピュアで一生懸命生きてこられた方だな~っって思いました。
これだけ有名になってご本人曰く、チヤホヤされていても地に足が着いている。本当にしっかりした方だと思いました。
いろんな著名人が彼に賛同したり応援してくれたりするのは、彼の今まで一生懸命生きてきた道筋と人徳から来るもんなんだろうな~としみじみ思いましたね。
先ほど書いた最後に彼が言われた言葉もそうですが、この日は今後私が生きていく上での大事なヒントをいくつか教えて頂きました。
その中の一つ、「今は時代の変化が著しく早い。今伝えたいことがあるのであれば、文章がたとえ荒くなっても、その時に伝えないとダメ!!時間を掛けて綺麗な文章にした方がいいけど、それでは遅い!!」という事をお聞きして、本当にそうだと思いました。
私は30年近く獣医をさせて頂いています。そして出来の悪い母親業もやらせて頂き、その中で感じることがいっぱいあります。
忙しいことは確かですが、まだ起きていない見えないことに恐れを抱かず、いろいろな思いを発信しようと思いました。ですので、今までは時間を掛けて何回もコラムを書き直してきましたが、それをしない分、多少文章が荒くなったらお許しくださいませ。
最後に・・また父の話になりますが、ほったらかしに見えていて、実は躾が厳しかったところがあり、そのせいか頭の固くなった私がおりました。
「良い事はいい、悪いことは悪い!!」と育ったせいか、ホリエモンとかをテレビで見る度に、「なんだ、ずるい事して、またのうのうとテレビに出てるんじゃん!」って少し?!不快な気持ちで見てました。
でも箕輪さんのトークを聞いて、それは違っていたことに気づきました。
偏見の眼でみたただの「食わず嫌い」だったかもしれないと・・。
なので、これを機会に頭を少し柔らかくして、ホリエモンの本でも読もうかな~!!なんて思いましたね~(笑)。
そういう事に気づいただけでも、箕輪厚介さんのトークライブは実に有意義でした。
最後までお読みくださいまして、ありがとうございました(*^-^*)。
◇◇◇
家に帰った時にリビングのテーブルにポン!!と置いてありました。
これを見た途端「行くっきゃない!!」と思いましたね~。
ユーモアも交えながら、箕輪さんは淡々と真面目な話をされてました。
一言一言に頷きながら、聞き入ってしまいました。感謝!!
この後は西ちゃんに運転してもらって半田市内の居酒屋さんで反省会をしました(でへっ!)。
西ちゃん、ありがとうね~!!
9日に、恒例の戎神社参拝に行ってきました。
そもそも4年前の1月9日に、西の巨匠国分龍彦先生に腰痛の治療をして頂いた時、「工藤先生~、僕これから戎神社に行くんだけど、一緒に参拝に行かない?!」とお声を掛けて頂いたのが始まりでした。それから毎年国分先生に戎神社に連れて行って頂いているので、私の中では恒例行事になっています。
ですので、戎神社に国分先生と参拝に行かないと、1年が始まらない感じなんですね~。
ところで、かれこれ25年前になりますが、私は一見軽い交通事故に遭って以来、ずっと腰痛その他の身体の痛みに悩まされて来ました。いろいろ試しましたが、今は1~2か月に一回、国分先生に鍼灸治療で身体を整えて頂き、その後は自分で針を打っています。
いつも治療して頂きながら、国分先生のお話をお伺いできるのですが、「戎神社参拝の日」はいつも以上に多くのお話をお聞きできるいいチャンスです。
この日も、参拝の前後でいつもの大阪のおっちゃんのギャグ?!を交えた世間話の中に『治療に対する先生の姿勢やご自身の人生観』をお聞きできました。
「工藤先生、ある武道家がね~・・段は人がつけるもの。実力は自分がつけるもの。って言ってたんだけど、我々の世界もおんなじ、本当にそういうもんだよね・・。」とか、またある事について国分先生にご相談したところ「宮本武蔵の言葉で、相手に間合いを取られながらもグズグズしてたら殺られてしまう。だからつべこべ考えずに先ずは相手の懐に入って戦いなさい。というのがあるんだよ。考えてばかりいたらダメだよ!これって時には直ぐにやらなきゃ!!」と教えて頂きました。(その時、宮本武蔵の原文をおっしゃったのですが、その後PCで調べましたが分かりませんでした。国分先生ごめんなさいです・・。)
参拝の後で、国分先生行き付けの焼き肉屋さんに連れてって頂き、そこで美味しい焼き肉とお酒をご馳走になりました。そして新大阪で新幹線に乗って直ぐに、携帯のメモの『国分先生言語録』に頂いたお言葉を入れました。(ほっ・・^_^;。)
こうやって毎年戎神社で国分先生とご一緒させて頂く度に、『黄金の言葉』を聞かせて頂く私は本当に恵まれていると思います。
素晴らしい方々とお逢いできるこのご縁に心から感謝して、また新しい年が始まりました。
国分先生から頂いたものを動物さんたちにお返しできるよう、より一層努力したいと思います。国分先生、どうもありがとうございましたm(_ _)m。
◇◇◇
◇追記・・どこにでもある話だと思いますが、15年ほど前に脳の病気で倒れて以来、高次機能障害になった父と私の親子の葛藤は、ぐれこそしませんでしたが、結構大変なものでした。
でも、両親が反面教師になってくれたお陰で、今私と子供たちとの関係はとても良いです。
ですが、その父が現役の頃、私に教えてくれた言葉がありました。
「いいか・・水を飲む時は井戸を掘った人のことを思いながら(感謝しながら)飲むんだぞ」と。
この言葉は今でも私の『黄金の言葉』になっています。
◇◇◇
こうして私が鍼灸をしているのは、副院長の水出先生が当院に来たばかりの時に、「鍼灸をしたいです。」と言ったからでした。そこで校條先生にお願いして、彼女が鍼灸の勉強会に行くようになり、やがて私も通うようになって、山内先生や国分先生とお逢いできるようになりました。
そして中医学(鍼灸)を知った時に、「こんな医学があったなんて・・!!」と、私の価値観はガラっと変わり、仕事がより一層楽しくなりました。
ですので、今の私があるのは、副院長の水出先生と校條先生のお陰なんですね。
そして、酷い腰痛がなければ、国分先生ともこんなに頻回にお逢いしないわけであり・・・そうやって考えると、『人生万事塞翁が馬』じゃないですが、その時には悪いと思っている事でも後で考えたら良い事だってあるっていうことですね~!
・・・ということで、あらゆることに感謝しつつ、今年も皆様にとって素敵な一年になりますよう、心からお祈り申し上げます(*^_^*)☆彡
◇◇◇
国分先生に身体を整えて頂き、『黄金の言葉』も頂き、その上美味しいものもたんとご馳走になりました。
国分先生、本当にありがとうございました。
参拝で頂いたお札の笹は、毎年神棚の隣の壁にこうやってお掛けします。
こうしてこの時期に神々のお札と戎神社のお札の笹が揃うと、神様たちに見守って頂いているようで、ほっとします(*^_^*)。
銀杏の効用を知ってか、なんと私達の後ろは行列でした!
銀杏は、肺を潤し咳を鎮め、痰を取る作用があります。
また抗酸化作用や高血圧、痴ほうにも効くと言われ、古くから民間療法として使われてきました。
ただ、ビタミンB6の効果を妨げる作用がありますし、その他の中毒症状が出るといけないので、食べ過ぎにご注意下さいね。
先日、友人由紀子さんと話していた時のことです。
彼女は、数年前にワンちゃんと暮らしたくて、そして出来たら引き取り手のないワンちゃんにしようと、「飼育放棄されて捨てられた犬の里親探しをしているボランティア団体」に電話を掛けました。
紆余曲折はあったようですが、そこでやっと「おりちゃん」というプードルさんに出逢ったそうです。
ところが、引き取って直ぐに排便をする度にお尻がただれるので、不審に思って動物病院に連れて行ったところ、そこでレントゲンを撮ってもらいました。
そのレントゲンを見た由紀子さんが言うには、「前の飼い主さんもしくはブリーダーさんがしっぽを切るつもりが誤って??切りすぎちゃって肛門の皮膚までごっそり切ったから、売るに売れなくて、飼育放棄されたみたい。」とのことでした。
それで、去年初めて由紀子さんに逢った時、「排便する度におりちゃんのお尻がただれるのだけど、中医学(鍼灸などの中国医学)で何とか彼女が楽になる方法はないか?!」という相談を受けたんですね。
その件に関しては、うちの学院(日本獣医中医薬学院)の山内校長が考案された「マコモクリーム」をお渡ししたところ、おりちゃんの肛門のただれは無事解決しました。
でも、そんな話、序の口であり、たくさんあるんですね・・・。
そんな話というのは、そう・・「動物がどれだけ人間の犠牲になっているか?!」「しかも商売の為にどれだけの命が奪われているか!!」・・・っていう話です。
とは言え、私はたくさんの話を知っているわけではありません。
たまたま「飼育放棄されて捨てられた犬の里親探しをしているボランティア団体」のお手伝いをされている飼い主さま数人から現状をお聞きしたり、タクシーに乗った時に獣医だと知ったある運転手さんからご自身がペットショップに勤めていた時の体験談をお聞きしたり・・という程度です。
「もしかしたら、その運転手さんは私の事をからかって嘘をついたかも知れない・・。」
「いやっ、嘘であって欲しい!!」と思うくらい、その話は耳を塞ぎたくなるような残酷な話でした。
その方々からお聞きした情報が本当であれば、「同じ血の通った人間が本当にそんなことをするんだろうか・・!?」と思うような話でしたね・・。
とは言え、そんな人がいる中で、「心も身体も傷ついた動物たちを少しでも守っていきたい!」と思って活動される団体が増えてきたり、由紀子さんの様にそういう動物を積極的に飼おうという人が増えたことを考えると、「世の中捨てたもんじゃないなぁ。」と思うところもあります。
ですが何よりも、「人間のエゴで、罪もない動物達が殺されていく事をなくしていく事が先決だ!」と思っているのですけどね・・。
あっ、タイトルやおりちゃんの事から随分話が逸れてしまいましたね!
続きは次回書かせて頂きますね。
※最後に・・・犬や猫(やその他の動物達)が、人に買われて(飼われて)その家で幸せになる事と、そのご家族も幸せになる事を心から望んで真摯に仕事をしてらっしゃるペット屋さんやブリーダーさんもいらっしゃるので、こういう事をコラムに書くのは、その方たちに申し訳ないと思うところもあります。
ただ、先ほども言いましたが、口が利けない弱い立場の動物達が、人間のエゴによって殺されたり虐待されたりすることが無くなる世の中になってもらえたら、本当に嬉しいなぁ~と思いますので、敢えてこのコラムを書かせて頂きました。
◇◇◇
今も元気な先住犬のワンちゃんがお家にいるのですが、その子は普通にペットショップから購入されたそうです。
ある日、知人から「飼育放棄されたワンちゃん達が沢山いる」という話をお聞きして、その後の二頭は「里親探しをしている団体」から譲り受けたそうです。
このダックスさんは、二頭めの子で、セシルちゃんと言います。
椎間板ヘルニアで通院してくれていますが、ご覧の通り、とっても可愛くてお茶目な子です。
空ちゃんは、一年ほど前に野良犬家族から産まれたばかりのところを、保護団体に保護されました。
Hさんとご主人は、空ちゃんに逢いに行って、そこで一目惚れしたので、即Hさんのお家に来ました。
この子は人間に酷いことをされていないので、人に対して恐怖感がありません。
なのでうちの看護師さんや私にとっても懐いてくれています。
愛されていると、こんなにいいお顔つきになるんですね~・・・。
7月下旬からの4か月間、私にとってお盆とクリスマスとお正月がいっぺんに来たような、楽しいイベントが沢山ありました。
そのうちの一つ、6日に友人と三人で御園座に「コロッケさんの公演」を観に行きました。
私は、もともとお笑い系が好きだったので、「ルミネtheよしもと」には、何回か次男に連れてってもらってはいましたが、コロッケさんは以前から観に行きたい芸人の一人でした。
今回は、たまたま友人二人が公演に行くと聞いて・・・急遽私もご一緒させてもらうことになったんですね。
公演は三部で構成されていて、一部がお芝居、二部三部はものまねで、どれも面白かったんですが、私のツボにハマったのは、「森進一さんの真似」でした。
コロッケさん曰く、「いろんな人の動きと動物とを重ね合わせてみてしまう癖がある。」とのことで、森進一さんの真似と言いながら、恐竜の動きをされたんですね!
森進一さんと恐竜を結び付けてしまうなんて・・この独特の観察力と表現力がすごい!!と思いましたね~。
でも・・・
一番感動したのは、公演も終盤に差し掛かった時に、『ご自身の想い』を語られたその内容でした。
彼の座右の銘は『一に相手、二に自分』だそうです。
「夫婦でも親子でも他人さまにでも、ちょっとした心遣いで、お互い気持ちよく過ごすことが出来るんです。なので自分の目の前の人を大事にしていって、思いやりのあるいい社会にしていきましょう!」的な・・・、あれから時間が経ってしまったので、少し言葉が違うかも知れませんが、そういうニュアンスのことを仰ったんです。
今までいろんな方のコンサートに行きましたが、こういう事をおっしゃる方は珍しいな~と思いつつ・・・とても感動しました。
話は変わりますが、月一で当院にいらっしゃる大型食品スーパーにお勤めのある飼い主様は、とても明るくて素敵な方なんですが、彼女の話を聞く度に気持ちが重くなります。
「若い世代の親は、本当にモラルがない!! 非常識なことをして、店のスタッフから注意されると、開き直って逆ギレしたり・・。」「レジで並んでいたところに横入りした中高年のお客さんに、並んでた若い男性のお客さんが大声で罵倒したり人前で謝らせたり・・・。」などなど・・。
そんな話を聞くと、「これからの日本は、一体どうなっちゃうんだろう・・・。」と憂鬱な気持ちでいっぱいになるんですね~。
でも、「今の若い親たちは・・。」という前に、よく考えたらその若い親たちを育てたのは、紛れもない私達の世代なんですよね!!
結局私達の世代が、「人や動物に対する思いやりや愛情など、勉強なんかよりももっと大事なことがある!!」ってことを、教えてこなかったからこうなっちゃったんだろうな~と思うんです。
こうやって、コロッケさんが日本各地で公演される度に、こういうメッセージを残されたら、少しずついい日本になっていくかも知れないな~!!って思いましたね。
今回初めてコロッケさんの公演を観て、コロッケさんの想いをお聞きして、益々コロッケさんのファンになりました。
「充分英気を養ったので、このエネルギーを動物さん達に還元しなくっちゃ~!!」と思う今日この頃です(*^-^*)V。
それでは皆さま、ごきげんよう~(*^_^*)/
(因みに、先ほどお書きした大型食品スーパーにお勤めの飼い主様のお話は、その方からご許可を得て掲載させて頂きました。)
◇◇◇
サービス精神旺盛なコロッケさんは、ツーショットで撮って頂いたものも、全部こういうお顔をして下さったんですね。((笑)&感謝)
この「あ・お・い・く・ま」という言葉は、コロッケさんのお母様が教えて下さった言葉だそうです。素晴らしいですね~・・。
CDは今、移動中の車の中ではまってます。
You Tubeで「森本ナムア」さんの歌を聴いたら「ゆずりは」のPVも出て来て・・それを見ているうちにこの映画も観たいな~と思いましたね~。
私は、「日本獣医中医薬学院」の研究コースで毎月中医学を学ばせて頂いています。
そこで講義と共に出る山内健志校長の雑談が結構好きです。
山内先生の人生観や、山内先生が中医学を師事された今は亡き温雪楓先生がおっしゃった言葉など、ぐっと来るお話が結構あるんですね・・・。
ある時、校長先生がこうおっしゃってました。
「『笑う門には福来る。』っていうけど、ある精神科の先生が、『号泣する門には福来る。』って言ってたんだよね。僕はそれを聞いて、本当にそうだな~っと思ったよ。」と・・。
私の座右の銘に「いいことが起こるから笑うんじゃなくて、笑うからいい事が起こる。」というのがあります。
確かにそれはありますよね! 怒りや疲れでいっつも眉間に皺を寄せてたら、運も人も逃げてっちゃうような気がしますもんね・・。
でも、東北大震災のちょっと後で、あるカメラマンさん(?)が被災者の方々に「笑って、笑って~~!!こういう時こそ、笑って~!!」と言ってカメラを向けて、無理に笑ってもらって、写真を撮っている場面をテレビで見た時、「ちょっと違うよな~・・。」と思ったのを今でも覚えています。
その方は、被災者の方々を元気づけようと思ってそうなさったでしょうし、もちろんそれで元気になった方もいらっしゃるでしょうから、全面否定する気はありませんが・・・。
大事な人を亡くした方、住むべき家が流されてしまった方、大好きな動物とはぐれてしまった方・・・あの一瞬で多くの命と住む家、動物達、そして思い出の写真さえもなくなってしまったところに、「さぁ、笑って~!!」というのは少し無理があるんじゃないかな~・・・って思ったんですね。
辛い時こそ笑うことって大事かも知れないけど、その精神科の先生がおっしゃったように「辛い時こそ泣かないとダメじゃないかな~・・」って、私も思うんですね~。
怒りや悲しみなどをぐっとこらえて、感情を押し殺してばかりいると、心の病気になるばかりか、内臓まで傷んでしまいます。
中医学はあらゆるものを木・火・土・金・水という五つに分類して診断や治療をします。
それを『五行論』と言いますが、『五行論』では、五つの感情があれば、それに対応する臓があると言われています。
「怒り」は肝と繋がっているので、怒りの感情を持つと肝が傷むと言われています。
そしてその怒りをずっと抱えたまま生きていくと、やがて腎も傷んできます。
同様に「悲しみ」は肺を傷め「思い悩む」と脾を傷めます・・・そして「恐怖」は腎を傷めるのですね。
涙の中にはステロイドホルモンと言う、ストレスの時に出てくるホルモンが含まれています。
辛い時には、信頼できる友人(または家族や恋人)がいたら、その人の前で泣けばいい。
もし、そういう人がいなかったり、恥ずかしくてそれが出来なかったら、夜一人で車を走らせて、その中で大泣きすればいい。
そしてそれも出来なかったら、悲しい映画を見て泣いたそのついでに大泣きすればいい・・。
天災が続いて、今でも未だ大変な思いをしてらっしゃる方が沢山いらっしゃると思います。
泣いても現状は変わらないかも知れません。
でも、悲しい気持ち・辛い気持ちをため込まないで、時には号泣してください。
確かに『笑う門には福来る』・・ですが、『号泣する門にも福来る!』だな~・・・と思う今日この頃です。
◇◇◇
この飼い主さまは、ペットショップで長年働いてらっしゃいました。
そのご縁で、売れ残った子や、障害があって売り物にならなくて処分されそうになった子達を引き取って飼ってらっしゃいます。
この子は、右目が生まれつきつぶれていたので、この飼い主さまが5年前に引き取られたとのことでした。
来院当初は頸椎ヘルニアの痛みでかなり大人しかったのですが、今は元気になって、治療中は結構ヤンチャをするようになりました。こうしてワンちゃん達の命が繋がっています。本当に感謝です。
◇◇◇
若い頃股関節形成不全で大腿骨頭の手術をしたり、その後血便があったり・・で大変だったブン太君ですが、Mさんの手作りご飯とプールのリハビリでここまで元気になりました。
開業当初、後ろ足を痛がるとのことで来院されて以来、今は月一で通院されています。因みに超元気!!です。
この写真は「治療中良い子にしてたんだからさぁ~・・。ちゃんとご褒美のおやつ、ちょうだいよぉ~・・・!」と、カウンター越しに待合室から私に訴えているところです。超可愛い~~~(*^_^*)♡♡!!ですね。
去る10月12日、半田市アイプラザにて、『中医学総論と陰陽論のセミナー』を開催しました。
去年の10月と今年の9月に名古屋のリリー動物病院で、中医学セミナーを開いたのですが、今回半田市で開催したのは、ワンちゃんの空ちゃんのお母さんに「先生、名古屋でセミナーやるの?!私、高速道路運転できないから、こっちでもやって欲しいんだけど・・!」と言われたのがきっかけでした。
内容は、一月前に名古屋でお話させて頂いたものとほぼ同じでしたが、若干アレンジもさせて頂いています。
そもそも中医学とは、私達がしている鍼灸などの中国の医学の事を言うのですが、その中医学の基本となる考え方と陰陽論の話をさせて頂きました。
〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜〜 〜 〜 〜
「宇宙に存在する全てのものは、気で出来ている。」という講義を最初に受けた時、西洋医学しかしてこなかった私からすると、はっきり言ってピンと来なかったこと。そして講師から「分からなくてもいいから、とにかく診断治療をして行きなさい。」と言われて、臨床を重ねて行くうちに、「私達の身体は気で出来ていて、この中医学の治療は、患者さんの気を動かして身体のバランス(陰陽のバランス)を取って行くものなんだ!」という事がわかって来ました。・・という私の経験に基づいた話をさせて頂きました。
それ以外の総論については、先日テレビで「気圧の変化が私たちの身体にかなり影響を及ぼす。」と言う話題の健康番組がやってましたが、3000年も前から中医学では、「自然と私たちはつながっている(天人合一)と言う思想と「心と身体は1つなので、どちらも無視して治療する事は出来ない(心身一如)」と言う思想が中心になっていると言う話もさせて頂きました。
参加して下さった方の中には、同居動物さんの下痢が、気圧の変化のグラフといつも一致する事に気付いてらっしゃる方もいらして、その後の診察の時に「ホント私達の身体は、自然の変化を受けてるって事、絶対否定できないですね!」と言う話になりました。
当日のセミナーは、座学の後、皆さんで「より健康になるための医学気功」をして頂いて終了しました。
ところで、なぜ私が中医学のセミナーをさせていただいているかと申しますと、12年ほど前に、あるご縁で山内健志先生に出逢って中医学の奥深さ・面白さを知ったことによって、私は日々の臨床がより楽しく感じたんですね!!
なので、恩師の山内先生・西依先生方に心から感謝しています。
それで、そのご恩返しのつもりで、「少しでも多くの方に、中医学をお伝えして、ご自身と同居動物さんの健康に役立てていただけたら嬉しいなぁ!」と言う思いでセミナーをさせて頂いています。
次回はいつになるか分かりませんが、これからも地道に続けて行きたいと思っています。
お忙しい中、足を運んで下さった受講者の方々と、今回も協力してくれた水出先生、阿久比のリリー動物病院の動物看護師、齋藤さんと清田さんに心から感謝しています(*^^*)♡♡♡
昼夜の温度差がありますが、動物さん達と皆さま、どうぞお元気でお過ごしくださいね〜!!
◇◇◇
「短い時間だったけど、身体がホカホカしたから、これからも続けていきたい。」と言うご意見を頂きました(#^.^#)。
お釈迦さまの様に親指と人差し指を合わせると、とても素敵な笑顔になるんですって!と言う事で、皆さん素敵な笑顔で写って頂きました(*^_^*)!
当日手伝ってくれた清田さんと私です。彼女は常に動物さんや飼い主さまの為に何をしたら良いかを考えながら動いてくれます。
なので私達はとても助かっています。
「でも、力み過ぎると疲れるから、過剰な力を抜く事も必要だよ!力むのは、うんこする時とお産の時だけで良いからね!」なんて話をしているところです。
かく言う私も「医学気功」と「呼吸法」を続けていって、心と身体のバランスが取れた状態で日々を過ごしたいと思っています。
皆様、こんにちは!
日本はず~っと天災続きで、大変なことになっていますね・・・。
今現在起こっている台風の被害が最低限であり、皆様が安心安全であることを、心からお祈りしています。以下のコラムは10日前に書いたものです。
去る9月8日(土)に、名古屋のリリー動物病院・東洋医学クリニックにて、去年に引き続き『中医学セミナー』を開催させて頂きました。
内容の概要は、先日『よもやま話』にアップしましたので、宜しかったらご覧下さいね(*^_^*)!
ところで、困難が起こると、いろんなことが見えてきますね・・。
それを乗り越えようとして人間は成長し、そして自分を取り巻く人たちの人間性もその時に分かったりしますよね・・・。
ある方に「本人がその体験を通して成長したいから、無意識の中でその困難を選んでるんだよ。」と教えて頂いた時、「そうかも知れないな~・・。」と思いました。
でも、こうしてコラムを書いている間にも、先日起きた天災で、不自由な生活を強いられている方々のことを考えると、「成長するために困難があるって言うけど、当の本人にしてみると、納得できることばかりじゃないだろうな~・・・。」とも思ったりします。
「工藤はさっきからごちゃごちゃ書いて、一体何が言いたいんだ~!?」ですよね?!
そうですね~・・・。
今回のセミナーの準備で「私と繋がって下さる方々がいてくれて、有難いな~!!」ということを実感したってことですかね・・。
私は、子供の頃からぼ~~っとしてましたので、家族に「ゆり子は本当に能天気(脳天気?!)な奴だ」とよく言われて育ちました。
でもこんな能天気な私でも、三年に一回くらいは落ち込むことがあるんですね~。
つい先日も、ちょっとした事件が起きました。「あ~あ・・・。・・・。」って感じで・・。
仕事もやる気が落ちかけました。
でも、落ち込んではいられなかったんですね。
だって、鍼灸治療の仕事は毎日あるわけだし、セミナーの準備もしなくてはならなかったのですから・・。
今回のセミナー、私なりに結構気合入れて準備しました。
獣医になってからずっとセミナーを受ける立場でしたが、やってみて初めてその準備の大変さを実感しました。
当たり前の話ですが、仕事の合間や仕事が終わった後でセミナーの原稿書いたりしてましたので・・。
それに「来て下さる方々に、絶対いい加減なことを言ってはいけない!」という責任感もありましたから、「西洋医学とは全く違う中医学をいかに分かり易く伝えられるか!!」というところに力を入れたんですね・・。
そうこうしているうちに、ふっとその事件で頭を覆われそうになった瞬間がありました。
でもその時「忙しいのに、全身全霊で応援してくれる水出先生やスタッフがいてくれる・・・私は決して一人じゃないんだ!」って、思ったんですね!
そうしたらなんか本当に有難くて、元気も湧き出てきて、今思い出してもうるうる来てしまいそうです。
実は水出先生、私のセミナーのパワポを作成する為に、中医学の本を何冊か読んで勉強してくれてたんですね。そして彼女も仕事と家事の合間に私のセミナーのパワポを二月前から作ってくれていました。
最後の一週間は、毎日名古屋の病院に寄ってくれて、遅い時間まで私の原稿と彼女が作ったパワポとを合わせてくれて、何度か修正と練習をしてくれました。
水出先生や他のスタッフ達、この中医学を教えて下さった学院の山内校長先生、国分先生、西依先生・・そして励ましあう鍼灸仲間もいてくれる。もちろん家族も友達も・・・。
・・・って考えると、「落ち込むの時間の無駄!!」って感じがしたんですね。
自分の想定外の問題が起きた時、そしてそれに立ち向かう時、立ち向かいながらちょっと着眼点を変えてみると、「結構いけるかも~~(^_-)-☆!!」ということを体感したわたくしでした。
日々感謝です(*^_^*)。
◇◇◇
今までこうして二人三脚で来ました。でも・・いつの日か、二人三脚が四脚にも五脚にも六脚にも七脚にもなり・・・いつもみんなに助けてもらってここまで来ました。本当に感謝です。
中医学の総論と陰陽論の講義の後、皆さんで医学気功をしているところです。
セミナーが終わって、出席して下さったみちこさんにホッとした三人の写真を撮って頂きました。
みちこさん、ありがとうございました(*^-^*)。
1~2か月に一回、大阪の巨匠・国分龍彦先生(日本獣医中医薬学院最高顧問)に腰痛の治療をして頂き、名古屋に帰ってからは国分先生ご指導の元、自分で針を刺しています。
この日は、当学院の卒業式に出席されるとのことで、卒業生に『はなむけの言葉』として、卒業後もいろいろ学んでもらえるようにと、いくつかお言葉をお考えになられたものを、ご無理を言って見せて頂きました。
国分先生にお逢いする度に、「大阪特有の冗談の合間に出されるお言葉は深いな~・・・。」と、いつも思います。
右のアクセサリーは、水出先生の長女ゆきのちゃんが、雨の日にレストランなどに行った時に、私の傘が行方不明にならないようにと、作ってくれたものです。
左のお手紙は次女のゆいかちゃんが、書いてくれたものです。
最後の一週間は私のセミナーの練習等でお母さん(水出先生)の帰りが遅くなったにも拘わらず、こんなに素敵なプレゼントをくれた二人に本当に心から感謝です♡(⋈◍>◡<◍)。✧♡
「この盆休みは、9月8日の『中医学セミナー』の準備で追われて忙しかったです。」とかなんとか言いつつ、ちゃっかしその合間にTSUTAYAに行きました。
入った途端、2冊の本が気になって、2冊とも買いました。
結局、「5本1000円お得感!」で借りたDVDは、一本しか観ることが出来ずに返却したのですが・・・。 まぁ、映画を観に行ったと思えばいいか・・・!っていう感じですかね・・。
1冊目の本は、あのカラテカの矢部太郎氏が書いた『大家さんと僕』です。
この本のタイトルも作家の名前も聞いたことなかったし、興味すらなかったのだけど、本の派手なオレンジ色の帯に書かれた「手塚治虫文化賞・短編賞受賞!」という文字と鉄腕アトムのイラストが妙に気になって手にしたのがきっかけでした。
私は、手塚治虫にハマった世代ですしね・・・。
本を手にして読んでいくと、結構ほのぼのしていて笑いあり涙あり・・のいい本だな~と思いましたね・・。
「急げ!急げ!」「要は結果だ!!」と、誰もがいつも急かされている中で、忘れてしまいがちなことが、この本に描いてあるなぁと思いました。
しかも矢部氏は日常のできごとをごく普通に書いてるだけなんだけど、ちょっと??不器用な主人公矢部さんの描写になると「そうそう・・。なんかわかるわ~・・・。」と、私自身思ったりして、本当にほっとする漫画でしたね~・・。
矢部氏や彼のファンの方に叱られるかも知れないけど、そう言えば数年前に一度だけ「カラテカ」をテレビで見たことがありました。
その時「ちょっとお笑いのセンスないかも・・・この人。」と思ったことを読んだ後で思い出しました。
でも、いいんじゃないかな~って。
だってこの方、「漫画でこんなに輝いてるんだもん・・・。」
ですが、大家さん、亡くなっちゃったんですね・・。
釈迦の四苦八苦の四苦じゃないですが、「生・老・病・死」の死は、本人もそうでしょうが、残されたものにとってもとても苦しいものですよね・・・。
頭でわかっちゃいるんだけど・・・。
「今頃矢部氏は、大家さん亡き後の二階の部屋でポツンと寂しく暮らしてるのかな~・・。」「それとももう引っ越しをしたのかな~・・。どうしてるんだろう・・。」なんて日々考えながら過ごしているわたくしでした。
(あっ・・。そういえば「無条件の愛」の続き、書いてなかったな~・・。)
皆さま、まだ少し暑い日が続きますが、水分を取りながら暑邪(暑さの邪気)に負けないようにお過ごしくださいませね~!!
ではでは・・・。
矢部太郎氏のおばさんバージョンの工藤でした(笑)。
◇◇◇
専門家じゃないので、分からないのですが、あまり絵はうまくはないのでは?!と思います。
でも、絵も内容もとっても味があって素敵な一冊でした。
疲れた時にお勧めです。
マックスちゃんは、お父さんお母さん、そして小学生の娘さんと一緒に住んでいます。
お母さんが仰るには、今は元気ですが、マックスちゃんに甲状腺の病気や他の病気が見つかって心配でおろおろしていた時、しっかり者の娘さんから「お母さん、心配しすぎじゃないの?!ちょっと落ち着いて!」と言われ、それで落ち着いたとの事でした。
私もしっかり者の娘が欲しいです! あっ、しっかり者の副院長がいましたね~(^_-)-☆
毎日うだるような暑さが続きますね~~。
私は7月後半にアメリカのニューメキシコ州に行って来ました。
みのりさんというアメリカ在住の友達が、誘ってくれたからです。
彼女は、13年来の友達です。
13年前のある日、「え゛~~!?」という事件が私に起こり、途方に暮れていた時に、ある友人に紹介してもらったのがご縁でした。
もともと彼女はコロラド州で日本語教師をしていたのですが、10年くらい前に「ゆり子さん、毎日忙しいだろうから、コロラド州の自然の中でゆっくりしたら?!」と誘ってくれたのが、アメリカ旅行の始まりでした。
今回は、なんと三回めの渡米です。
一回めは、ロッキー山脈などコロラド州の大自然を思い切り堪能し、二回めは・・・そう、驚くことに、(いや、正しくは人に驚かれることに)、「飛行機のフライト前のチェックインが2時間前であること」に当日の朝気がついて、死に物狂いで成田まで行きましたが、着いたのはフライトの1時間前でした。
何度成田空港の方にお願いしても「お客さん、国際線ですよ!無理です。諦めて下さい。」と言われ・・自分が乗る筈だったデンバー行きの飛行機を空港から泣く泣く見送って、翌日デンバーに行ったという苦い経験がありました。(ううう・・。)
その時みのりさんはツアーコンダクターもやってましたので、その下見旅行に「ゆり子さんの休息も兼ねて、一緒に行きませんか?!」とお声を掛けてくれたんですね。
なのに飛行機に乗り遅れてしまったアホな私・・・。
それでも「アメリカに着いたら国内線の飛行機で追っかければいいか?!」なんて甘いことを考えてたんですが、その案を彼女にメールで告げたところ「ゆり子さん、諦めて!!あまり英語を話せないゆり子さんが一人で国内線に乗って、私達がいるニューメキシコ州に辿り着くのは無理だと思いますよ。」と言われ、みのりさん達が下見旅行から帰ってくるのを、ホテルで一人で待ってましたので、この度、また誘ってくれたというわけです。
7月初め、みのりさんから「ゆり子さん、今度こそ、飛行機に乗り遅れないで下さいね!」というラインが来て、「はい、頑張ります!」という、普通の人達は交わさないだろうな~というラインを私たちは交わしました(苦笑)。
「本当に、みのりさんはよくこんな私と付き合ってくれるよな~・・。」と有難い気持ちと共に自分の情けなさに呆れる気持ちも抱えつつ、7月23日に、無事成田を立ちました(「ヤッター!!」・・「え?!、当たり前だって?!」・・ですよね(また苦笑))。
写真の通り、毎日ニューメキシコ州の広大な自然に身を置きながら、楽しいお仲間達との旅は最高のものになりました。
楽しい旅行の条件は、「どこへ行くのか。」ではなくて、実は『誰と行くのか。』ということの方が、重要なんでしょうね・・・。
そんなこんなで、今回の旅で、いろいろな発見をしたわたくしでした。
ごめんなさい・・。今日のコラム、タイトルに全然辿り着いてませんね・・。
でも長くなりましたので、続きは後日にしますね!
それではごきげんよう~(^^)!
◇◇◇
一日目に泊まったホットスパ(温泉)のホテルにて、ぼけぼけ三人組です。
帰国してから友達に「あっちは混浴だったんだよ!」というと、「へぇ~!!」と、とても驚いてましたが、実は水着を着て入るんですね。
皆さんとても静かでマナーもよく、若いカップルもいれば仲睦まじい熟年夫婦もいて・・その隣で瞑想している方もいました。
「日本みたいにあまり他人の目を気にしないし、みんな自由!ってところが、いいな~!」なんて思いましたね。
二日目、デンバー空港を一日前に出て、かれこれ8時間以上は車で走ってるのに、まだコロラド州。そして見渡す限り、平地に山、山、山・・です。
アメリカの一つの州に日本列島がすっぽり入っちゃうんですもんね。
本当に広大な国、アメリカ!!ていう感じでした。
むか~し、新婚旅行でツアーコンダクターの方に付いて、アメリカに行ったことがありますが、みのりさんのツアーは、普通のツアーとは一味も二味も違ってました。
UFOが見える(と言われている)場所に行ったり、色んな教会を回ったり・・そしてインディアンが住んでいる集落にも行き、少しだけ歴史を学びました。