院長コラム
かなり近い話ですが・・・今度の土曜日にこんな素敵なセミナーがあります。
遡ること20年ちょっと前、幼い次男と三男のアトピー性皮膚炎と喘息が酷かったので、仕事の合間に二人を漢方の先生の所に連れて行ってました。
そこの漢方医の先生が理事をしてらっしゃった「意識波動医学研究会」と言う学会で、私自身も学ばせて頂いたのですが、その学会の理事のお一人が堀田先生でした。
その後、私は堀田先生の大親友・氏家さんと言う方から瞑想を学び、氏家さんが企画する「インドの高僧に逢うインドツアー」などで、何回か堀田先生とご一緒して今もお付き合いして頂いてます。
写真の「堀田先生のプロフィール」にあるように、長年堀田先生は現代の病気は対症療法だけでは限界があるとお感じになり、あらゆる方法でその病気の根本原因を見つけながら、患者さまの自然治癒力を最大限発揮されるような治療をなさっています。
「人は天命に沿って生きるとき、エネルギーの流れが最大になります。天命を知り、実現できるように応援しています。」とのこと。(プロフィールの抜粋)
ただただ、今、身体に起きている問題だけを治すのではなく、もっと深いところ(魂)に焦点を当てて治療される堀田先生を、私はずっと尊敬しています。
先日私は、長年の持病を治したくて、6~7年ぶりに医院で診断と治療をして頂きました。
その時堀田先生が『工藤先生、どんな人生にも無駄はないんだよ!!』と深いお言葉を頂きました。
帰りに待合室に何気に置いてあったパンフレットを頂いて、早速申し込みをしましたが、正直なところ仕事や諸々のことに追われていて、このことをコラムにアップすることに気付きませんでした。
っで、今頃ではありますが、是非皆様にお伝えしたくてこの度書きました。
お日にちは迫っていますが、このお言葉にピンとこられた方、きっと元気になりますよ!!
どうぞいらしてくださいね~(*^_^*)。
◇◇◇
去る9月22日(日)、東京成増で「日本獣医中医薬学院」の7期生の方々と研究科の方々の卒業式が行われました。
私は、7年前から二期生として「日本獣医中医薬学院」で学ばせて頂き、研究科を何年か経て、この度提出した論文が無事通り、この卒業式で「特級獣医中医師の資格認定書」を頂きました。
これを頂いたので、「これでおしまい。」ではなくて、これは一つの通過点であり「これからがスタート!」だと、ひしひしと感じています。
遡ること14年前、この学校の基となった「小動物中医学研究会」で初めて山内校長の講義を受けた時、今まで大学で習ってきた西洋医学とは全く違った観点で身体と病気を診る(観る)ことに驚きを感じたのを今でも覚えています。
自分の身体で起きている事と講義の内容を照らし合わせると、とっても納得できたんですね!!
・・例えば、忙し過ぎるとその反動でつい食べ過ぎてしまう私は、その時とても分厚い舌をしてました。そして舌の横側には、歯の跡がくっきりついてデコボコしてたんですね。(舌がむくんでたんです。)
その時の講義で、私の舌を診ただけで、炭水化物の食べ過ぎで、胃の中に水分(湿)がたまったり、胃や脾が弱っていることが分かることを知りました。
実にセンセーショナルな授業でしたね~。
それから5~6年して、獣医専門の中医学の学校が立ち上げられて、今に至ってますが、入学式の時「人間の勝手で改良されている犬や猫たちは、本当に私達を癒してくれる。この動物たちの身体をみんなで守ろう。」とおっしゃった校長のお言葉がとても印象的でした。
また、その後の授業で「病気の動物の向こう側には、飼い主さんがいる。彼らは太い繋がりがあって、常に動物たちは飼い主さんの影響を受けている。ということを忘れてはならない。」「痛くて苦しがっている動物たちに、治療で更に痛い思いをさせてはならない。」と言うことを何度もおっしゃっていて、それらのことをかなり意識するようになりました。
「特級獣医中医師」と言うと、私にとって身の余るような資格ですが、これで終わりではなく、これがスタートだと思って、日々の診察と共に「身体に何かを加えるものではない。身体に優しい中医学」を少しでも皆様に知って頂けるよう、精進していきたいと思います。
これからもどうぞよろしくお願い致します。
最後に・・・この学院を創立して下さった山内校長始め、校長に全面的に協力してこられた奥様や講師陣の先生方、そして私を支えて下さった皆様に心から感謝申し上げます。
よっしゃ~~!!がんばんどぉ~~(*´▽`*)ノ
◇◇◇
この方は本当にぶれないお方です。
「この中医学を獣医界に是非広めたい」と言う思いで、ずっと尽力してこられました。
私もこの「身体に優しい中医学」に出逢って、治療の幅も広がり、毎日楽しく仕事をさせて頂いています。深謝です。
右から日本獣医中医薬学院の最高顧問国分龍彦先生、千葉県市原市青葉台鍼灸院の石田とく子先生、私。
国分先生は、この道40年の超ベテランすご腕鍼灸師でいらっしゃいますが、常に学んでおられます。私ももっと頑張らなくては!と思います。
今回の千葉県の水害で、いつもにも増して疲労やケガの患者さまが来院し、とく子先生は過労の為、前日までお顔が腫れて大変だったとのこと(・_・;)・・・。それだけ多くの方から頼りにされている証拠ですが、お一人の身体ではありません。どうぞお身体を大事にして頂きたいものです~☆彡
頂いた資格に恥じないよう、精進していきたいと思います。合掌・・・。
この話は、6~7年前に、アニマルコミュニケーションの授業で私の尊敬するローレン・マッコール先生にお聞きしたものです。
生前、肉体を持つ前に「魂が浮遊する空間」と言うものがあって、その中で私達の魂はふわふわ浮いているそうです。
そこで、私達はいろんな魂と出逢い、会話をするわけですが、人と動物の魂が出逢った時に、「肉体の中に魂が入ったら、絶対逢おうね~!!」と約束するそうです。それを『魂の契り;たましいのちぎり』というのだそうです。
この話をお聞きした時、今の仕事を通じてすごく納得できる場面がいっぱいありました。そのうちの二つをご紹介しますね!
開業して2~3年経った頃、生後4か月のラブラドール(ラブちゃん;飼い主さまはOさん)が来院しました。
初めて検診でいらした時、ご家族とラブちゃんとの出逢いの話になりました。
ワンちゃんを飼いたくてご家族でペットショップに行った時、同じようなご家族が数組いたそうです。 そこで店員さんが、数組のご家族がいる所に数匹の可愛い子犬たちをぱ~っと自由に放したんだそうです。
そうしたら、ラブちゃんが当たり前の顔をして、 “ちょこん!!”とOさんの膝の上に乗ったんですって!
「ずっと迎えに来てくれるのを待ってたのよ!!」と言わんばかりに・・・。
その直後「若年性白内障」であることが分かり、無事に手術をして全盲にならずに済みました。
ただ、手術代は決して安くはなかったので、ペットショップと揉めたのですが、Oさんとペットショップの店長との何回かの話し合いの結果、お店に全額負担してもらうことになりました。
殆どは、「大変な子ですね! でしたら、他の犬を差し上げますよ。その子はうちで引き取ってこっちで手術しますから大丈夫です。」とか何とか言って代わりの犬を渡すケースが多い中、これはまさに特殊なケースでした。
Oさんの熱意が通じて、ラブちゃんの眼のみならず命も助かったわけですから・・・。
その後、ラブちゃんは、14歳くらいまでOさんちの家族の一員として、名前通り生涯愛されて幸せに暮らしました。
写真のサニーちゃんもまさに『魂の契り』だと感じるような出逢いでした。
Mさんご一家は、7年前に可愛いチワワを飼ってましたが、一歳半になった時にその子が突然亡くなってしまいました。
あまりにも突然の事で、Mさんもご家族もショックで立ち直るのに時間が掛かったそうでした。
そんなある日のこと、とある事情で写真のサニーちゃんを手放さざるを得ない方が、ネットで新しい飼い主を公募しました。
Mさんはその写真を見て、亡くなった子にあまりにも似ていたので、「ギョッ!!」としたそうです。
そこでMさんはご家族に内緒で里親になる申し込みをしたのですが、他にも数人名乗り出た方がいたそうでした。そしてその結果・・・前の飼い主さまが「いろいろ考えましたが、あなたにこの子をお譲りしたいです!」とのことで、うんもすんもなくサニーちゃんがお家に来たそうです。
M家に来たはいいものの、ある事情でよそに預けられていたサニーちゃんは、外飼いで誰にも愛も手も掛けてもらえなかったので、かなり心がささくれてました。
咬み癖もあり、譲り受けた当初Mさんは、同居できる自信が少しなかったそうです。
ですが、Mさんとご家族の愛に包まれて、もう6年経っています。
ほら、この通り・・とっても幸せそうな顔をしています(#^^#)!!
どんな動物もどんな人も、今幸せかどうかってことは、結構顔に出るんですね~・・。
『魂の契り』は、人と動物に限ったことではなく、人と人でもいっぱいあると思います。
素敵な出逢いがあったり、悲しい別れがあったり、そしてもしかしたら再会もあったり・・・生きてる間にいろいろなことを体験する為に、私たちはこうして出逢いと別れを繰り返してるんでしょうね・・・。
自分の意思に反して「大きな流れ」があったりして、避けられない別れもあるかも知れません。 ですがこうしてせっかく『魂の契り』で出逢ったのですから、どうぞ目の前の動物や家族、恋人、友人・・etcを大切にしてあげて下さいね。
それでは皆様ごきげんよう~(*^^*)/
◇◇◇
ある晴れた日にサニーちゃんはやってきました。
息子さんが「天気のイイ日だから、名前はサニーにしよう!」と言うことでサニーちゃんになったそうです。
コロッケちゃんもある事情で飼い主さんから手放されて、動物の保護団体さんから譲り受けたそうです。
最近、「一頭一頭の命を大切に!」という団体さんやそこからの譲渡を望む方が増えたように思います。とても良い傾向ですね~!!
彼らは「臨床を何年しても、飼い主さまの気持ちを絶対に忘れないように!!」と、私の前に現われてくれました。そして我が家の子供たちの心も育ててくれました。
心から感謝しています。
今日は午前の診察が長引いて、休憩に入ったのが一時半だった。
看護師さんと二人で食事をしていると、さっき閉めたはずの玄関のドアホンが鳴った。
出てみると、17歳のななちゃん(シーズー)のお母さん(飼い主さま)だった。
ずっと調子の良かったななちゃんが、今朝から二時間おきでてんかん発作を起こしてるとのこと・・。その方は出先から帰宅するところだが、どうしたら良いか気持ちがまとまらなくて、お越しになったご様子だった。そこでどうしたいのかじっくりお聞きしてみると「半年ほど前に三途の川を渡りかけて復活してくれた子だけど、やっぱり無理はさせたくない。だから一旦このまま様子を見たい。」とのことだった。
それで、「了解です。だったら早く帰ってあげて!! 人間なんだから誰だって迷ったり気が変わったりすることあります。だから気が変わったらまたご連絡下さいね!」と言ってその方をお見送りした。
すると・・・30分もしないうちに電話が鳴った。
休憩に入ろうとしていた看護師さんに出てもらったところ・・・ななななんと~、ななちゃんのお母さんだと思いきや、初診の男性からだった。
「今、道路を見たら熱中症っぽい野良猫が横たわっていて、苦しそうだからこれから診て欲しい。」とのこと。
ここで、これを読んで下さっている飼い主さまにはがっくりされることかも知れないが、お伝えしたいことが一つある。 実は私達の仕事というのは、ONとOFFの切り替えが付きにくい仕事なのである。
盆休みだろうが日曜だろうが、重症の子を抱えた時は、よっぽど代わりの獣医に頼まない限り、遠出できない・・。急変したらすぐに駆け付けなくてはならないからだ。
それで子供達には、「さぁ、明日は思いっきり遊ぼうね~!!」と言って遠出して、着いた途端に泊まることもなくUターンして、我慢させたことが何度もある・・。
なので、申し訳ないのだが、午前と午後の診察の合間は電話をOFFにして、昼食後私は勉強道具を持って近くの喫茶店に出かけてしまうのである。
ところが、そんな電話を受けたのでお断りするわけにもいかず・・「ここは鍼灸専門の動物病院なので、お越し頂いた時に呼吸が止まりかけても、人工呼吸器がないのでそういう救急処置は出来ない」ことをお伝えして、ご納得頂けたので、診せて頂くことになった。
その方(Sさん)は、年の頃からすると25歳から20代後半
「猫アレルギー」とのことで、軍手をはめてその猫ちゃんを連れてこられた。
熱中症ではなかったが、意識もうろうとして横たわったままだった。
そして呼吸困難であり、手足の痛みの感覚も全くなくて、いつ亡くなってもおかしくない状況だった。
Sさんの家には犬が居て、ご自身が猫アレルギーと言うこともあり、連れて帰れないからしばらく預かってもらえないか?!とのことだったが、明日の水曜日は阿久比の病院で針を打つ日なのでお預かりできない旨をお伝えしたところ、ご了承して頂けたので、午後の診察が終わる7時過ぎにお迎えに来て頂くことになった。
ここでまた一般の飼い主さまからすると「根耳に水」の話だろうが・・・実は私は阿久比で開業して20年以上になるが、その間「お願いです!お金は後で絶対にお支払いしますので、この子を助けてやって下さい!」とお引き受けして、誠心誠意治療させて頂いたが、治った後で何人かの方に騙されてしまい・・総額100万円の未払い金があるのだ。その後催促させていただいたところ、そのうちの15万円は返ってきたが、残りは未だ返って来ない・・・。
これは当院に限ったことではなく、他の病院さんでもあることで、知多の獣医師会では『未払い悪徳飼い主さん情報』をファックスで回しているのである。
少し前の私であればこんなこと、絶対言えなかったと思うのだが、それは歳の功なのかSさんに「ごめんなさいね・・。実は20数年間、阿久比の病院で飼い主さまに何度か騙されたことがあって、少し人間不信になってるところがあるんです。お迎えに見えるまであなたを信じて治療させて頂きますので、絶対にお迎えに来て下さいね!」とお伝えした。それでお預かりしたのだが、Sさんが仕事に戻られるや否や・・、その猫ちゃんはいきなり激しいてんかん発作を起こし、七転八倒し始めた。しばらく様子をうかがったが、発作が落ち着く気配は全くなく、このままではこの子は衰弱するか、もしくは亡くなってしまうと判断して、抗てんかん薬を注射したところ、発作はすっかり治まった。
が、二時間ほどして小さな発作が起きたので「今度生まれ変わったら、ちゃんとしたお家の猫ちゃんになって、新しい飼い主さんにたんと可愛がってもらうんだよ!」とドライアイ用の目薬をさしながら話しかけてる時に、私の手の中で亡くなってしまった・・。
直ぐにSさんに連絡したが、繋がらず・・ご遺体の処置(※後述)をしていたところ、お電話が掛かってきたので、事情をご説明したところ、Sさんの声がいきなり止まり、ショックとも受け取れるような沈黙が続いた。それで私も「お役に立てなくて申し訳ありませんでした。」とつい涙が出てしまった。
「何年やっても、命を預かるこの仕事って、ホント辛いな~・・。」と思いつつ、Sさんをお待ちした。
Sさんは、息の止まった猫ちゃんの亡骸を見て、思わず男泣きされ・・私もつられて泣いてしまった。
そして「あ~・・世の中にはこんな優しい人もいるんだな~・・・!!」と感激した。
因みにさきほどSさんが預けてお帰りになった後で、奥様からお電話があり、内容はその猫ちゃんを連れて帰るにあたっての質問であった。小さいお子様がいらっしゃるので少し心配なところがあったようだった。それで「私の経験からすると、ご主人がお迎えに来られた時に生きてお返しできたとしても、明朝まで持つ可能性は低い。」ことをお伝えして、電話を切った。
もしかしたら、拾った猫ちゃんを奥様の相談もなく勝手に連れて帰ることになって、少し揉めたかも知れないが、こうやって奥様からお電話を頂き・・「このお二人に育てられたお子さんは、きっと心優しくて自己肯定のできる素敵な大人になるだろう!」と、妙な確信を持った私であった(笑)。
ご遺体の処置をしながら、猫ちゃんの少しふくれたおっぱいを見て、「おそらくこの春にもお母さんになったんだろうな~・・。その子供たちは今どうしてるんだろう・・。この子はお腹が空いたりして、いろいろ大変なことがあったんだろうな~・・。」などと考えていた。
が、「たった数十分のおつきあい。それも頭すらなでたこともない・・。辛そうだから抱こうとしたら逃げてしまったこの猫ちゃんを連れて来て下さり、ご自身のお小遣いをはたいて治療費を出してくれ・・・そんなSさんからこんなに泣いてもらったこの子の最後は、本当に幸せだったな~・・。」としみじみ思った。
「まだまだ世の中捨てたもんじゃないな~(*´▽`*)~!!」と思った一日だった。
猫ちゃん、Sさん、そしてSさんの奥さま、今日も気づきをありがとうございました。
猫ちゃんは、発作もなくなり身体も楽になって、今頃は身体から出た魂がSさんのお家の天井から自分とSさん達を観ていることだと思います。そしてきっといいところに行くことでしょう~・・。 それでは今日はこの辺で~・・。
※ご遺体の処置とは・・猫ちゃんに限らずどの動物も亡くなった後で、お口やお尻などの穴から体にたまっていた液がどぼ~っとこぼれることがあるのです。その為に穴という穴に丸めた脱脂綿を思いっきり詰め込んで、液がこぼれないようにする処置のことです。
◇◇◇
お預かりした直後に、もの凄い音がしたので、犬舎を覗きに行くと、犬舎の隅から隅まで身体をぶつける程の激しいてんかん発作を起こしていた。
抗てんかん薬を注射したところ、一旦落ち着いた。
これは最後に私の腕の中で亡くなる直前の写真である。
◇◇◇
7年前に、コンビニでご主人が捨て猫ちゃんに一目惚れして、奥さまを説得してお家に連れて帰りました。
その後、トントン拍子に二頭も仲間入りして、大賑わいです。
今日はお耳の皮膚炎のチェックに来てくれました。
楽しそうだけど、奥さまは毎日一頭ずつお耳に薬を入れるのが大変(>人<;)!!との事でした。確かに大変そうですね(๑˃̵ᴗ˂̵)!!
今日は『終戦記念日』である。
でも、台風の影響でテレビをつければ、その事ばかり・・。
これだけ科学が発達しても、天災の前では手をこまねくしかないのが現実なので、少しでもいろいろな情報を知って被害者が出ないように工夫するのはとても大事なことだと思う。
だけど・・・昔は判で押したように、『終戦記念日』と言えば、朝からそれに関するニュースやドラマが飽きるほどやってたのに、今はちょろっとしかやってないように思う。
「『戦争は止めよう!!』と言う発想を国民にしてほしくない動きが、大きな流れの中であるんじゃないかな~??」と疑いたくなるくらい、こういう話題は最近少なくなったように思う。
やっても真夜中の殆ど視聴率の低い時間帯だけである。
ある友人が「日本のマスコミはある国の大金持ちが牛耳ってて、コントロールされてる話題を私たちは見てるだけだ!」って言ってた。
そいでもって絶対テレビではやってないけど、YouTubeや友人の情報で、35年前に起きた500人強の死者を出した『日本航空123便墜落事故』が、実はある国の国益の為に仕組まれた事だって事や、それに日本が加担したって事を知ると、それが真実でないかも知れないが、「もし本当だったら・・」って考えると、マジに気分が悪くなってくる・・。
そいでもって「癌に効く安くできる特効薬を開発した人」や「空気をエネルギーに変えることを研究して成功した科学者」たちが、命を狙われて海外亡命したり、実際研究所を出た途端、暴漢に殺されたという事実・・・。
一部の大金持ちや国に不利益になるような言動をした人達は、結局抹消されてしまうのだろうか・・・。
あっ、あかんあかん・・・。
本題からずれてしまった。
そう・・。『今日は終戦記念日』
戦争は、多くの若者の命が奪われ、家族が引き裂かれ、今みたいに動物と一緒に暮らすことさえできない・・・良い事なんて一つもない!!
9年前に知覧の『特攻平和会館』に行ってから、尚更その気持ちが強くなった。
戦争経験者がどんどん亡くなっている今だからこそ、戦争に関係した番組をテレビでやってほしい。出来たら今流行りのイケメン俳優や綺麗どころの女優さんなんかを使って・・(*’▽’)。
こんなことを言ったら、ある時期までは、日本でも警察にマークされたり、職場で「危険人物」って言われたんだろうな~・・。
『言論の自由』かぁ・・・操作されたニュースを今テレビで見る度に、それをなくす流れになってるようで、本当に怖い!!
旅行者に迷惑をかけていて、賛否両論かもしれないが、香港で頑張ってる若者を見ると頭が下がる。『言論の自由』をずっと守れる社会であって欲しいと願う。
あっ、また話がずれたかな~・・^_^;
さぁ、明日から仕事だわ~。
一頭一頭の動物さんのお役に立てるよう、がんばんなくっちゃ~(*´▽`*)ノ!!
◇◇◇
猫の保護活動をされてる方が拾われました。
「里親になった人が大変だろう。」って事で、この方がお飼いになることにしました。
一歩歩けばゴロンと倒れ、起き上がってまた一歩歩けばまた倒れ・・の繰り返しです。
脳に問題がある子は、結構治療させて頂いてますが、この子が一番重症です。
「一歩あるくのが二歩や三歩になってくれれば・・。」と顔晴って通って下さっています。
「少しでも(いや、本当はたくさん)お役に立てることが出来たらいいのだけど・・。」と思う今日この頃です。
水曜日の夜、最後の患者さんが帰った後、一日分の未記入カルテを書き終わってもまだ彼女たちは帰る気配がない。
「まだ帰れないの~?!」って聞こうと思ったら、4人で明日の仕事の打ち合わせ等をしてました。
『やる気』のあるスタッフと仕事をするのって、実に有難くて嬉しい~!!
彼女たちにもそう思ってもらえるように、私も顔晴んきゃ!!です(*´▽`*)ノ。
鍼灸(中医学)のセミナー等で月に1~2回は新幹線に乗って東京や大阪に行くことがあるのだが、「ちょっと寂しいな~・・。」と思う場面が結構ある。
新幹線でトイレに行くために通路を歩いた時、反対側から来る人が通り易いようにと椅子の間に身体を入れて相手に通路を譲っても、当たり前の顔をして通り過ぎる。
また通路側の席の私が座っていた時、後で乗り込んで来た人が私の隣の窓際の席に座ろうとした時、立ちあがって「どうぞ!」と通してあげても、当たり前の顔をして黙って座る。
『は~??!!なんで、いい大人なんだから軽く会釈するとか、すみません!とが言えんのだろう・・。』と寂しいような少し怒りにも似た気分になる。
それがまた一見仕事ができそうなサラリーマン風の男性だったりすると、「コイツ、仕事の上司やお客さんだったらきっと頭下げるんじゃないか?!」なんて、思ったりする。(口が悪くてすみません(苦笑))
車を運転してた時、横断歩道に人がいるのを見て、止まる。
するとやはり当たり前の顔をして、横断歩道を渡る人もいれば、軽く会釈して渡る人もいる。
別にありがとうを言って欲しくて、そういう事をしてるわけじゃない。
だけど、ちょっと会釈してくれたり「どうも」って言うだけでも、全然その場の雰囲気が違ってくると思う。
なんでそれができないのかな~・・・。ちょっとした事なんだけどなぁ~・・。
・・ってここまで書いてそのままこのコラムを放置してたんだけど、昨日(8月4日)また東京でセミナーがあり、帰りの新幹線を待っている時、一番前にベビーカーに女の子を二人乗せた若いママさんがいた。そして私は二番目に並んだ。
世間話をしつつ、新幹線が来た途端、そのママさんが「どうぞ先に乗って下さい。後ろにこんなに並んでるので、最後で良いですから。」とのこと。「いやいや!!大変だからこそ、一番に乗らないと・・。私も手伝いますから大丈夫!!」と強い口調で言いつつ・・実は重いスーツケースを持ってる私は本当に役に立てるか自信はなかった・・。けど、がんばろう~!!って思って、そう言った矢先に・・・直ぐ後ろの男性が「僕も手伝いますから、大丈夫!!」と結局その方がお子ちゃま二人をベビーカーごと新幹線に運んでくれたのだ!
「ひえ~~~!! 世の中まだ捨てたもんじゃない!!優しい人っているんだな~!」って思って、もう感激!!
今思い出してもニコニコしちゃいます。
本当に素敵な紳士だったな~。彼女は惜しみなくその方と私にお礼を言ってくれました。(結局何もしなかった私でしたが。)
ということで、逆にこういう私こそ、どこかで誰かに無礼を働いてないか、人の振り見て我が振り直さなきゃ!とも思いました。
終わり良ければ全て良し。疲れも吹っ飛ぶいい一日でした(^_-)-☆。
◇◇◇
朝起きて、太陽を見に外に出た後はずっと病院から出ないので、蕾さえも気づかなかったんですね・・・。
芙蓉の花を見ると長男が一歳の時に一緒にお散歩に行った同じアパートの松代おばあちゃんを思い出します。
三人で早朝に近くの農業高校に行って、夾竹桃の枝を2~3本頂いて来ました(ごめんなさいです)。
それを松代おばあちゃんがアパートの庭に挿し木して、見事に咲いてましたっけ。今もあるんでしょうか・・・懐かしいなぁ~!
今から遡ること15年ほど前でしょうか・・。
鍼灸を始めて一年も経たない時に、『師温会』という医師・鍼灸師・獣医師など鍼灸(中医学)を取り入れている先生方の勉強会に出席しました。
それは「今は亡き温雪楓(おんせっぷう)先生の教えを継承する勉強会」でした。
私は今こうして針灸治療をさせて頂いていますが、それは中国の医師であり針灸師でもあった温雪楓先生の治療法『3―E針法』が大元になっています。(写真の説明の通り)
当時、鍼灸かじりたての私にとって、この勉強会はかなりレベルが高く・・お恥ずかしいことに勉強会の内容が本当に分かるようになったのは、初めて受講してから数年経ってのことでした。
20年ほど続いた『師温会』でしたが、残念なことに去年の11月にある事情で幕を閉じてしまいました。
そこで、「是非この師温会をもう一回立ち上げて欲しい!」という声が多かったのですが、具体的な形にならないまま時間が経っていました。
そして2月のある日、獣医中医薬学院の講師の岩西先生からお電話があり、「工藤先生! 新しい師温会の事務局を引き受けて下さったんですね!?ありがとうございます!」と言われ・・・それは私にとって正しく“晴天の霹靂”でありました。
「岩西先生、ちょっと待って下さい!!私はそんな話はどなたからもお聞きしてませんよ。それに今名古屋の病院と阿久比の病院の行ったり来たりで余裕がありませんし、私自身もっと勉強もしたいのでとても無理です。と言うか、岩西先生、少し考えさせて頂けないでしょうか・・?!」とお応えしました。
ですが、それから二日後、岩西先生にお電話しました。
「先日のお話ですが、わたくしで良いのでしたらお引き受けさせて頂きます!」と。
これからお書きすることをうちの副院長の水出先生に言ったら、彼女に叱られそうですが、普通は先にこの状況を彼女に伝えて、「水出先生、本当に申し訳ないのだけど、こういう話が出てるんで、手伝ってもらえるかなぁ~・・。」と彼女に相談してからこの勉強会の事務局を引き受けるのが筋なのですが、実は先にお引き受けしてから水出先生に相談(というかお願い)しました。(水出先生ごめんね^_^;!)。
彼女は一旦「先生~・・。こんな状況で事務局なんか引き受けたら、先生死にますよ~!!」と言ってから、ちょっと考えて、「解りました!先生が引き受けるんなら、私もできる限り協力します!」と男前に言ってくれました。(さすが水出先生(^_-)-☆!)
そして、更に私の背中を押したのは、ひと月半に一度、私の腰痛の治療をして下さっている『西の巨匠・国分龍彦先生』のお言葉でした。
いつだったか、山内校長に「後輩たちに自分の診察の心構えを伝えてから、ボランティア実習の指導をして欲しい。」と言われた時、「国分先生、私なんぞにそんな大役は出来ません。どうしましょう・・。」とご相談したところ、開口一番『工藤先生、頼まれごとは絶対に引き受けるべきです!』と仰ったのでした。
今回この話を頂いて二日間迷いましたが、国分先生のお言葉が頭を過り・・・「マジにきついな~って思うけど、国分先生がおっしゃる様に、頼まれごとをお引き受けするのは、私の成長にも繋がるだろうし、きっと深い意味があるのに違いない。」と思ってこの度お引き受けさせて頂いたのでした。
とは言え・・お引き受けしたのはいいものの、『師温会』で使っていた会員の住所録も資料も実習用の布団など殆どのものがなくて、正直大変でした。
副院長はこの準備の為にエクセルの本を買って勉強してくれて、研究会当日までの間は、二人とも仕事以外は、ほぼ研究会に時間とエネルギーを注ぎました。
彼女がいてくれなかったら、この日はなかったと言っても過言ではないでしょう。
当日は、会長の国分先生と西依先生の講義の後、今回の受講者のうちの二人の先生に患者モデルになって頂き、みんなで脈を取りながら『第一回 温雪楓中医学研究会』の幕は閉じました。
受講生の皆さまは熱心に受講され、終わった後で数人の方からお喜びの声を頂き・・「本当に事務局をやらせて頂いて良かった!!」と心から思いました。
当日の朝、何もお伝えしてなかったのに元師温会の吉川昇子先生は開場一時間前に来て下さって、受付等テキパキと手伝って下さいました(涙・・)。
受付業務と会の進行の両方を任されてましたので、本当に助かりました。
昇子先生、ありがとうございましたm(_ _)m。
今回の第一回の研究会は、ドタバタの中、こうして無事に終わりました。
昇子先生のみならず、副院長の水出先生、補佐としていろいろご助言下さった岩西先生と西依先生、そして会長の国分先生に心より感謝申し上げますm(_ _)m。
12月中旬に『第二回 温中研(温雪楓中医学研究会)』がありますので、より有意義な勉強会になるよう尽力しつつ・・事務局を任せて頂く以上、私自身もっと深く学んで自分を高めていきたいと思っています。
ということで・・この歳になって、今回の体験から『頼まれごとは断らない!!ということはとても大事だということ』を、学ばせて頂きました。
それでは皆さま、ごきげんよう~・・チャンチャン(^^♪
◇◇◇
ちょっと?小さくなってしまいましたが、西依先生が講義の前に温雪楓先生の略歴をお伝えしているところ
受講生の中から患者モデルさんを募り、会長や副会長指導の元で治療をしているところ
この時、受講生みんなで治療中の患者モデルさんの脈の変化を診せて頂きます
登録すると毎日配信されるメールがよくあるが、今日私の携帯にマツダミヒロさんの『生きる上で』というタイトルのメールが配信されてきた。
彼が初めて本を出版した時に二冊読んで、その後ずっと忘れていたのだが、半年ほど前に彼のFBかラインがふと目に留まったので、登録してみた。
いつもではないが、それを読んで頷いたりその時に求めてたりするメールが、ドンピシャで来ることがある。(この表現って実に昭和だが・・(^^;)。)
今日はこんな文だった。
「生きる上で 何を決めているだろう。
あれはしない。これはする。
それを決めていきていくと そこに軸ができる。
でも 決めていると思っていることが
ぶれていると迷ってしまう。
後悔だけの人生になってしまう。
生きる上で決めていることはなんだろう。」
・・それで考えてみた。
「やっぱり 自分に正直に生きることかな~・・。」って。
恰好つけて言うわけではないが、自分が我慢してたら円満に収まるかな~とか、ひどく理不尽な事が起きて納得いかなくても、「ま~、しょうがないか・・。」と騒がずに受け入れるしかない場面がもろもろあったけど、これからはもっと自分の気持ちに正直に生きていこうと思う。
どこまでできるか分からないが、自分の心の声を聴いて、なるべくそれに従って生きていきたい。
そして『心身一如』というように、「自分の身体の声も聴いてあげなきゃ!」とも思う。
その為の瞑想(呼吸法)であり、その為の気功である。
我欲とか、偏った自己愛でもない、本当の意味で自分を大切にしていきたい。
そうしたら自ずと周りの人や動物達のことを、より愛することができるような気がする(#^^#)。
「あなたは 生きる上で何を決めていますか?!」
◇◇◇
どうしても京都の堀田忠弘先生の治療を受けて貰いたくて、今は亡き輿語淑子さんを連れて、堀田医院に行った時に堀田先生から頂いた本。
もう8年も経ったなんて、信じられません。
当時彼女は「生き方は選べても死に方は選べない。だから今を生きて欲しい!」と癌の身体であちこち講演をして回っていました。
その時堀田先生が「何気に開いたページが自分へのメッセージだったりするから、何も考えずに開いて読んでみて!」と仰いました。
今日、久々に手にして開いてみたら、2回ともこのページが出てきました。流石に3回目は別のページでしたけどね。
3人の息子達は昔から祭り好きで、よく奥町の方々から団子三兄弟と言われてました(笑)。
この日は残念ながら次男は仕事で帰郷出来ませんでした。
やはり昔から続く伝統的なものは、なるべく残して行きたいものですね〜。
これは、なんと3回目と4回目に開いたページなんです!
本当に不思議だなぁと思います。でも、この言葉は誰にでも当てはまるような気がしたので載せました。
この本は、アメリカのカール・サイモントン医師が患者さん達にお伝えしている言葉を集めたものです。
全部で31日分あります。
お勧めの一冊です。
1月に長男の縁で「箕輪厚介さん」のトークライブを聞きに行った。
「ふむふむ・・。」と頷く話もあれば、眼から鱗の話もあり、「やっぱ自分一人だけの人生体験だけじゃあ、世界が狭くなるよな~・・。」という事を再認識した。
その中で、彼と交友のあるホリエモンの話も出た。
ここで少し話が逸れるが、名古屋で人気占い師だった友人Aさんは、個性ある占い方をしていて、占う人を「サザエさん」の登場人物8人(タマも含む)の8タイプに分ける方法を取っていた。それは「おぎゃ~」と産まれた時に決まっているらしい。
Aさん曰く、「自分に合ったタイプの通りに生きることが、その人らしい生き方であり幸せを感じて生きていける。」との事だった。
因みに私は「タラちゃん」であり、先日亡くなった父は波平だった。
私は「タラちゃんです~!」と、人目を気にせず自由奔放に生きるべきところを、波平の父に厳しく躾られて、「こうあるべきだ!!」って刷り込まれて結構窮屈だったんじゃないの?!って言われた。(うう、なかなか鋭い・・!!)
っで、話を元に戻すが「良いことは良い。悪い事は悪い!!」と頭の固い父に刷り込まれたせいか、ホリエモンがどんな事情で留置所に放り込まれたのかも知らないのに、出所後彼がテレビに出るたびに「お金に目がくらんで、悪い事したくせに、こうやってテレビに出て・・。」って、不快な感覚で彼を見ていた。正直なところ、逮捕される前もあまり好きではなかったのだけど・・。
だが、箕輪厚介さんのトークライブを聞いて、「ホリエモンに対して、かなり思い違いしてたかも・・?!」と思い始めた。
それで、偶然友人のフェイスブックで、ホリエモンの『近畿大学の卒業生へ贈る言葉』が載っていたので、私も聞いてみた。
凄く感動したので、三人の息子たちにも聞くように伝え、その後YouTubeで三回聞いた。
感動したというより、逆に今の日本に対して危機感を覚えた。
確かに、17年前にインドに行く途中でタイで一泊した時、90分マッサージをして頂いて、日本円で1000円だったので、「本当にこれで良いの~?!」と驚いた記憶がある。当時タイは日本の三分の一の物価だということだった。
だが、ホリエモンの話では、もはやタイの物価は日本の二分の一にまでなっているという事である。
日本が止まっている間に、どんどんアジアは伸びているということなのである。
ついこの間見たテレビでは、田中角栄のブレインだった人が何十年か前に「そのうち一人一人が携帯を持つ時代が来るって事と、いずれこのままで行くと日本人がアジア諸国に出稼ぎに行く日が来る」って言ってたそうである(驚!!)。
お願~い!!今の若い人たちぃ~!受験勉強で忙しいだろうけど、これからの日本をしょって立つ為に、もっといろいろな角度で日本や世界を観て、そしてどうか熱く生きてくださ~い!!」って思った。
生い先短い日本をこよなく愛するおばさんからのお願いでした(*^^*)。
◇◇◇
お灸をしながら、ホリエモンの話になり・・「ホントそうだよね~! 実は私も彼に対して食わず嫌いなところがあったのね! でも結構いい事言ってたりするよね!」と意気投合しました。
ご近所のラッキーちゃん。うちの阿久比の病院をこよなく愛してくれていて、お散歩の度に病院に寄ってくれます。
この日は木曜の午後で一般診察はない日だったので、私と当番の看護師さん二人で鍼灸治療をさせて頂いてました。動物さんも飼い主様もお帰りになり、「さぁ、玄関を閉めましょ!」と思った矢先に突然ラッキーちゃんが入ってきてびっくりしました。
なでなでしたら、満足して帰りましたが、可愛いやら可笑しいやらで、ラッキーちゃんんのお陰で1日の疲れが吹っ飛びました(笑)。
『救える命は救いたい!!』と、今このタイトルを自分で書きながら・・「私も含めた人間っていう生き物は、なんて傲慢な生き物なんだろう~・・・」としみじみ思った。
だって「犬(猫)ならこの犬種(猫の種類)が今人気だ!!」って事になると、ペット屋さんやブリーダーさんが「とにかくチャンスだ、増やせ増やせ~!!」という勢いで、増やしたはいいものの、たくさんの子が遺伝的な病気を受け継いでしまったり、売れ残った時は廃棄したり、保護センターに引き取ってもらったり・・はたまた非人道的な行為をすることもあるという噂を聞いた事がある。(もちろん人道的な素晴らしいペット屋さんやブリーダーさんもいるのだろうが。)
「この子たちは何の為にこの世に生まれてきたんだろう~・・・。」と思うと、本当に胸が詰まる思いである。
人間のエゴだけでこの世に生を持ち、優しい飼い主さまにお逢いできたら、幸せな一生を過ごすことが出来るのだろうが、そうでなければ今度は人間のエゴで殺されたりもするのである。
去年の晩夏、ツタヤで『大家さんと僕』という漫画を見つけ、それがとても面白かった!というコラムを書いたと思うが、実はそれには続きがあった。
一緒に他の本二冊(写真)も購入したのだが、最初の数ページを読んだらとても気分が悪くなり、そこから進まなくなってしまって、今だに手を付けてないのである。
「現実を見なくてはダメだ!!」と思いつつ、半年以上経っている。
今やSNS等が盛んになり、フェイスブックでも動物虐待などの記事が結構載っていて、ガセネタもあるかも知れないが、それが本当なら私達人間はとても罪深いことをしていると思う。
私達は動物たちから多くの愛のエネルギーをもらって生きている。
「だから何かの形で彼らに恩返しをしなくてはならない!」とずっと思ってきた。
どんな形でもいいので、この子達が亡くなる時に「犬(猫・その他の動物)として生きて来て、本当に良かった~!!」と思って亡くなってもらえるように努めたいし、今後無駄な死が無くなるように協力できることは協力したいと思っている。
とは言え・・・神とは言いたくないが、『捨てる神あれば拾う神あり!!』で、写真のように保健所と繋がって殺されるべく犬猫たちを助ける活動をしている団体さんやそれを教えて下さった飼い主さまがいらっしゃった。
そしてもう一つ素敵な事は、ここ二年くらいの私の手応えとして、保護団体から殺処分になりそうなワンちゃんや猫ちゃんを飼ってらっしゃる飼い主様が結構増えてきているということである。
本当に素晴らしいことだと思う。
犬猫たちの代わりにその方たちに心からお礼を言いたい気分♡♡♡である(*^^)v。
◇◇◇
数ページ読んだら現実の一部を知り、先に進めなくなった・・。
が、これは課題図書で小学生の高学年の子供たち用の本なんだし、動物に携わる仕事をしている私こそ読まなくっちゃいけない!!っと思っている。
この間、ご紹介した李さんじゃないが、動物の命を救う活動をしている団体さんがが増えてきていると思う(*^^)v!!
さっきの団体さんのステッカーをお帰りになる際に、そっと置いて帰られた飼い主さま。
どれもこれもご縁です。このご縁に感謝です(*^_^*)!!
下半身不随で通院してくれているマルコちゃん、実はHさんは、マルコちゃん以外に三頭の犬を飼ってらして、そのうちの一番最後に来た一頭は保護された犬なんだそうである。
こういう動物の命に対する意識の高い方が最近増えたように思う。
本当に素晴らしいことだと思う。