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犬・猫・ペットの治療と予防│リリー動物病院

院長コラム

堀田先生は以前もこのコラムでご紹介させて頂いたことのある私の尊敬する京都の内科の先生です。

このブログの内容は人に向けたものです。
コロナに罹らぬよう「免疫力をあげる方法」や「執着心や恐れを解放しよう!」という心の在り方、「魂の目覚めを促す方法」そして「今こそ『利他的な生き方』が大事だ」とおっしゃっています。

ブログの後半は理解するのに時間を要するかも知れませんが、私達の心と身体が元気であれば、動物達も元気になりますし、冒頭に出てくる「免疫力をあげる食事」などは、動物に手作りご飯をあげてらっしゃる方にもヒントになると思います。

本当に大変な時代になりましたが、これを読んで上手に乗り切って頂き、新しい素晴らしい時代が来ることを切に願います。

堀田先生に心から感謝申し上げます。

***

新型コロナウイルスに負けない身体になろう!

アーユスエネルギー協会会長 堀田忠弘

 新型コロナウイルスが世界中に拡がる気配をみせています。何故このようなことが起きているのでしょう? 私たちは新型コロナウイルスから何を学べばいいのでしょう?
 新型コロナウイルスに負けない身体になるにはどうすればいいのか、新型コロナウイルスの真実を知り、真の健康について体、心、魂の面から考えてみましょう。

1.体の免疫力を高めよう

~バランスのよい腸内細菌叢を維持する~
~粘膜力を高める~

 先ず、体の面ではウイルスが入ってこないよう、入ってきても免疫力で撃退できる体制ができていることが大切です。
 体の免疫力で最も大きな要因は、腸内細菌叢(脂肪分解菌群、蛋白質分解菌群、セルロース分解菌群、でんぷん分解菌群、有害物排泄菌群)がバランスのよい状態に保たれていること。それには野菜類(葉菜・果菜・根菜・海藻・茸類)を多くし、甘いものを控え、水、コーヒーなどの飲み物、調味料などにカビが付着していないか注意しましょう。
 カビが付着しているものを摂っていると、腸内細菌叢が悪玉化して、免疫力が一気に半分以下に低下するだけでなく、様々な体調不良を招きます。

 新型コロナウイルスは、気管支粘膜の表面にあるACE2という蛋白質(粘膜表面が変性してできたもの)を利用して増えることがわかっています。気管支粘膜の変性は、有害化学物質やカビの吸引あるいは食品添加物(特にハム、ソーセージなどに使われる亜硝酸塩)の摂取が原因です。生活空間に不純物が浮遊していないか、肉・魚介類などの保存食をよく摂っていないか注意してみましょう。

 粘膜から分泌される粘液も、ウイルスの侵入を防ぐ重要な役割を果たしています。粘膜の主成分はムチンと呼ばれるもので、レンコン、オクラ、山芋、ナメコなどに多く含まれていますから、意識して摂るようにしましょう。

2.自律神経のバランスを整えよう

~執着心と恐れの解放~

 次に免疫力を低下させるものとして、交感神経の緊張(ストレス)があります。心配し過ぎたり、考え過ぎたり、過労になったりして交感神経が緊張すると、白血球の中の顆粒球が増え、リンパ球の割合が減少して免疫力が低下します。

 ストレスはいろんな原因で起こりますが、心の奥に執着心があると起こりやすくなります。自分の考えに執着すると、思い通りにならないことに苛立ち、起こっていることを受け入れられず、ストレスを溜めてしまいます。できるだけ自分の考えに拘らないようにしよう、大きな流れに任せよう、良くなるようになっているから手放そう、思い通りにならなくてもいい、など自分に合う言葉で執着する心を解放しましょう。

 執着心の解放ともう一つ、魂に記憶されている恐れを解放することも大切です。恐れは多くの人が感謝することの大切さを学ぶ目的として、両親のどちらかとの関わりによって、意図的に記憶されているものです。
 恐れと対極にある感謝という意識は、魂のストレスを軽減し、天命を果たし、病を克服する上で不可欠なものと言えます。

3.新型コロナウイルスのエネルギー源を断とう

~利己的から利他的へ~

 世界各地で紛争が起き、自然が破壊され、貧富の格差が広がり、核兵器で相手を威嚇しようとする物騒な世の中になりつつあります。それは人間の利己的なエネルギーが元になっているのではないでしょうか。 

 このままでは地球はどんどん破壊されてしまいます。この現状をなんとかしようと高次元の存在によって、人類への警告としてコロナウイルスを変性させて、病原性の強い新型コロナウイルスが作られたのではないかな、と推測しています。新型コロナウイルスは、利己的なエネルギーによって増殖します。

 新型コロナウイルスの影響を受けないためには、あるいはもっと前向きに進んで新型コロナウイルスを消滅させるためには、エネルギー源を断つこと、つまり利他的なエネルギーをいっぱい放散することが有効だということになります。
 利他的なエネルギーを放散するには、自分のできることで人を喜ばせたり、幸せにしたりすること。それは魂が最も喜ぶことであり、オキシトシンという幸せホルモンが分泌されて、自動的に自分も幸せになるように人は創られています。

 地球を救い、人類を良い方向に導くためには、新型コロナウイルスの発生を恐れることなく、真摯に受け止め、一人ひとりが利他的なエネルギーの放散者になることと、そしてその輪を地道に広げていくことではないでしょうか。

4.魂の目覚めを促す

 ① 全てを受け入れ愛します
 ② 私は神の子です
 ③ 私は無限です

 そしてもう一つ、大切なことがあります。それは魂の目覚めを促すこと。
 魂の目覚めを促すとは、本来純粋無垢な存在であった魂が、何度も生まれ変わり、さまざまな経験を積み重ねる中で、生じた曇りを拭い去り、自分の天命を果たすようになること。

 それは人が生きる目的でもあり、全ての人が共に幸せになることに繋がることだと思います。
 全てを受け入れ愛します、私は神の子です、私は無限です、の3つの文言を自分に言い聞かせるように唱えてみましょう。

 難しく考えず、時とか回数とか定めず、気楽に気の向くままに唱えることでよいと思います。続けていると、しだいに自分が本当にしたいことがみえてきたり、自分の心に正直に生きることができるようになったりします。
 これらの言葉のもつエネルギーは、唱える人の波動レベルを高めますので、新型コロナウイルスとは無縁になります。出かける前とか電車に乗る時など、無言でも唱えておくと安心です。

5.宇宙根源の音霊(おとだま)で調和させよう

 私は普段の診療で病名はどうであれ、症状の元になっている原因を見つけることを最優先にしています。原因が見つかると、スゥ~という音霊のエネルギーを剣状突起の下端にある、私が見つけた治療点(Soul Point、SP、ソウルポイント)に流します。するとビックリ! 瞬時に身体は調和され、症状は緩和します。
 この音霊は誰にでも使えるもので、健康の回復や維持に、そして心、魂の浄化にも役立ちます。むろんコロナウイルスを寄せ付けない身体になります。

 音霊を理解していただくために、宇宙の成り立ちと身体について少しお話しさせていただきます。

 宇宙空間に何もない無の状態が極に達すると、エネルギーに動きが起こり、中央に向けて集束していき、一つの点になります。点が極に達すると、膨張に向けて動きが起こり、無の極に至ります。この動きの中で宇宙が創造され消滅する、と考えられます。

 小宇宙である身体を流れるエネルギーも集束して点になり、点は膨張して無の極になります。点は「スウー」という音霊で、この音霊のエネルギーは、宇宙根源と同じエネルギーであり、このエネルギーが全ての源であると考えられます。逆にこのエネルギーなしには、何事も成就しないとも言えます。

 スウーは、ウ~の発音をする口の形をしてス~と発音すると、ウーの音が自然に加わり、パワーのある音霊になります。
 スウーの音霊をSPに流すと、新型コロナウイルスと全く共鳴しない身体になります。
 スウーの音霊は、波動的に最高位のエネルギーであり、食べ物の添加物や農薬を無害にしたり、病原菌を無害にしたり、痛みを和らげたり、いろんなことに気楽に使ってみてください。

 最後に、体の免疫力を高めること、執着心と恐れを解放すること、利己的から利他的への意識の変革、魂の目覚めを促すこと、宇宙根源の音霊(おとだま)を使うこと、の大切さに新型コロナウイルスの出現から気づくことができました。心から感謝したいと思います。

 
堀田医院

2020年 4月 07日 掲載

私は、動物達にお灸しながら飼い主さま達からいろんな話をお聞きする機会があります。 心から共感したり、新しい発見があったりで、いつも楽しく仕事させて頂いてます(*^^*)。

治療中、今回のテーマに関する話は結構出るんですね・・。
先日も「先生、この子に何かあったら、わたし心のバランスを崩してどうにかなっちゃうのね・・。ましてこの子が死んだら・・って考えただけでおかしくなりそう。旦那や親が死ぬ時とは比べ物にならないくらい悲しくて立ち上がれないと思う・・。」とAさん。

理想はそうであってほしくないですね・・。夫婦仲が良いに越したことないですから・・・。 
なので「はぁ~・・。」と、否定も肯定もしない返事をしてると、翌日今度はBさんが同じことをおっしゃいました。
でもBさんとお話してるうちに、お互いに納得したことがありました。
それは‟悲しみの質が違う“と言うことです。

配偶者のことは一旦置いといて、育ててもらった親を例に出すと、「どれほど感謝していてどれほど大好きな親であろうと、親の死はある意味覚悟が出来てる。だが、一緒に暮らしてきた動物は違う・・。感覚は子供と一緒!」と言うことなんですね。

東北大震災で大事なお子さんを亡くして深い悲しみの中にいる方からすると、「人間の命と動物の命と一緒にするな!」と怒りを感じる方もみえるかも知れません。覚悟もできずに、あの日を境に逢えなくなってしまうのですから、その喪失感は私たちの想像を絶するものだと思います・・。

ですが、愛することに変わりはありません。
私達は大事な子供と同じように大事な動物たちと巡り逢って、愛を注ぎ彼らから愛をもらって生きています。
動物が家に来ただけで、家の雰囲気ががらりと変わります。
その子がいるだけで、子供たちの心が育ちます。夫婦の会話も弾みます。
子供たちは「自分たちが守ってあげないと生きていけない存在」を知って、心優しい人に育ちます。もちろん失う悲しみも味わいますが・・。

先日治療中にそんな話を交わしたKさんが後で送って下さったメールを写真に掲載しました(一枚目)。良かったら読んで下さいね。

***

※編集後記

コロナウイルスの事で心が暗くなる毎日ですね・・。お亡くなりになった方々のご冥福をお祈りすると共に、一刻も早く終息する事を望みます。

コロナウイルスが本当に大変なだけに、3・11の東北大震災の事が逆に薄れてしまいそうで、それも少し気になります。
震災後行き場のない動物達や未だ仮設住宅の方々、そして心の傷の癒えてない方々も沢山おられると思います。

福島から愛知県に年に一回、被災した子供たちが二週間ほどホームステイの様な形で遊びに来てくれるそうです。
その活動を応援してらっしゃる絵本作家さん達の‟応援カレンダー“の存在をIさん(飼い主さま)から知りました。売り上げの一部はその時に使われるそうです。それらを写真に載せました。

心がほっこりするようなカレンダーです。ネットで検索したら、今でもあるかも知れませんが、もう3月ですので、今年の年末にご協力して頂けたら嬉しい限りです(*^^*)♡

◇◇◇

あるイギリス人が残した言葉Kさんに送って頂いたメールです。

あるイギリス人が残した言葉のようです。

うん・・実に納得!!です。

T・ナナちゃんT・ナナちゃん。

心臓病と認知症で通院してくれていました。ナナちゃんは、治療中に寝てしまうのですが、たまにスイッチが入ると、途中から鳴き続ける時もありました。

「認知症とて、絶対にバカにしちゃあダメですよね・・。この子達は、一見認知症と言われる態度をするけど、ちゃんと私達の心を読み取ってるって思いますよね!」と、いつもTさんと話してました。

残念な事に今月初めに亡くなってしまいました。17歳のナナちゃんは最期まで ‟ 生き切った!!“ と思います。

◇◇◇

福島の子供たちの合宿を応援するカレンダー福島の子供たちの合宿を応援するカレンダー。

味のある素敵な絵ばかりで、心がほっこりします。

今はこういう形でしか応援できませんが、被災された皆様がお元気になられることをお祈りしています。

福島の子供たちの合宿を応援するカレンダー福島の子供たちの合宿を応援するカレンダー福島の子供たちの合宿を応援するカレンダー12枚の絵を観ながら、「一体どんな方々が描いておられるんだろう・・・。ご縁があったらお逢いしたいな~・・。」なんて思ったりします。

全部掲載できなくて、残念です。

2020年 3月 22日 掲載

中医学では、数千年前から『天人合一;てんじんごういつ』という言葉があります。
天は宇宙や自然のことであり、人は私達人間や動物のことです。
つまり「私達は宇宙や自然と一つであり、繋がっている。だから生きている限り、自然の影響を受けざるを得ない。」ということなんですね。

ここのところ昼夜の温度差が激しいのみならず、「花冷え」のせいで、今日暖かいかと思えば、翌日は冷えたり・・の繰り返しでした。そして風の邪と書いて「風邪;ふうじゃ」と言いますが、春の風で肝臓病の子が悪化したり、てんかん発作が酷くなったりします。
それらの影響なのか、悲しいことに鍼灸治療でお見えになっていた重症の子たちの命の灯が、一つ、二つ・・と消えてしまいました。

先日、Nさんちのシャチョーちゃん(10歳、男の猫ちゃん)を診せて頂いた時のお話です。 初診の時、シャチョーちゃん(シャチョーちゃんだと長いので、ちゃんを除きます)は、重度の肝臓病の為、食欲がありませんでした。そして〝黄疸“という症状も出ていて、白眼の部分も身体中の皮膚も黄色くなっていました。食欲も元気も落ちていたのですが、三回の鍼灸治療とご自宅での点滴が功を奏して、少しずつ食べてくれるようになり、「これはいけるかも~!?」とNさんも私も思っていました。

そんな矢先、急に食べてくれなくなり、ぐったりしてしまいました。先ほど言った「春の温度差」がシャチョーの負担になったのか、風邪(ふうじゃ)のせいなのか・・・。しかもその日Nさんは遠方に出張中とのことだったので、部下の方がシャチョーを連れてきて下さいました。私はシャチョーを診て「おそらく、今日が最期の治療になるだろうな~・・。」と思いつつ、「さぁ、点滴から始めましょう。」と言う時に、Nさんからお電話がありました。「先生、シャチョーの命が長くないのであれば、毎日やってる自宅での痛い点滴は止めた方がいいですか?!」とのこと。
「そうですね・・・。一緒にいる時は嫌な事は止めて、のんびり楽しく過ごしましょう! ここで点滴しときますから、お家では結構ですよ。」とお応えました。

部下の方曰く、Nさんは、翌日の夕方のまではお帰りになれないとの事・・。
「シャチョー、Nさんが帰って来るまで、頑張って!!」と心で思いながら、治療しました。
そう思うことは、もしかしたら私達人間のエゴかも知れないのだけど、でも、そう願いつつ、治療し終えてシャチョーの顔を見た時、「俺・・・頑張るよ。」とシャチョーの瞳は言っていました。

かなりしんどかったはずです。
ですがシャチョーは、翌日の夕方Nさんがお帰りになるまで、頑張りに頑張って・・・その夜Nさんに看取られて静かに亡くなったそうでした。

シャチョーが亡くなって数日経って、Nさんが気丈なお声でお電話下さいました。
シャチョーを亡くした悲しみが薄れるには、まだまだ時間が掛かるだろうと思います。
ですが、〝いつもシャチョーはNさんの近くにいて、絶対Nさんを見守ってくれている“ので、お元気で生きていって頂きたいと思います。(亡くなった動物たちが私達を見守ってくれているというお話は、機会があったらコラムに書こうと思います。)

愛と悲しみは、振り子のふり幅とおんなじなんですね・・。
その子たちを愛すれば愛するほど、悲しみは深くなります。

私は、もの心ついてからず~っと犬や猫と暮らして来ましたが、大学を卒業して結婚するまでは、余裕がなくて動物と暮らしてきませんでした。
でもきっと、この仕事をする上でこういう飼い主さまの気持ち(深い愛と深い悲しみ)を再体験する為に、神様が、たった7年でこの世を去ったムサシやその2年後に17歳で亡くなったケンと逢わせてくれたのだと思います。
本当に動物達の存在はすごいです。こんなに大きくて、深い愛があるということを私達に教えてくれるのですから・・・。

Nシャチョーちゃんと同様、最期まで飼い主さんに愛されそして飼い主さんに愛をくれたSプーちゃんとTチョコちゃんのご冥福を心からお祈り申し上げます。

◇◇◇

Kさんとらんちゃん・シュウくんKさんと椎間板ヘルニアのらんちゃん、右は肝臓疾患のシュウくん

鍼灸治療中は、Kさんにらんちゃんの身体を軽く支えて頂きます。

するといつもKさんは「らんちゃん可愛いね~♡」とおっしゃいます。

こうして、「可愛いね~♡」とか
「大好きだよ~(⋈◍>◡<◍)♡」という言葉を言われて育った動物達は、愛されていることを自覚してとても穏やかな顔になります。
それって人もそうなんでしょうね~!

KさんとメーアちゃんKさんとメーアちゃん

おじいちゃんが病気で入院した時、お母さんとお見舞いに行ったメーアちゃんは、ワンちゃんなので中に入れませんでした。

それで病院の直ぐ下で待っていたら、おじいちゃんが上から大きな声で「メーア~!!」と叫ばれたそうです(笑)。

その後、おじいちゃんは急に元気になられて、早めに退院されたそうです。

これはマジに『メーアちゃん効果』ですね(^_-)-☆

我が家の愛犬ムサシ我が家の愛犬ムサシ

血管肉腫だと分かって開腹した時には、既に癌がいろんな臓器に転移してました。

亡くなってしばらくは、笑顔で仕事をしていても二階のトイレに行ってはムサシを思い出して泣いてましたっけ・・。

超、超可愛い次男の弟であり、我が家の四男(もしかして私の恋人?!)でした(^^♪

2020年 3月 14日 掲載

動物達にお灸をしたり針をうったりしながら、飼い主さんからいろんな話をお聞きする機会があります。
それだけで世間を知った気になるつもりは毛頭ありませんが、たまに驚くような話をお聞きしたりします。

今回はその一つ、○○市で発達障害のある子供達が、学校の後、親御さんがお帰りになるまでの間に行く施設で働いてらっしゃる方にお聞きした話を掲載したいと思います。

「先生、ネグレクトって結構多いんだよね。ニュースになるのは氷山の一角で、普通の人が思ってる以上に、多いの・・。いつもお腹は空いてるし、親から愛をもらってないから心がささくれてる・・。だからいつも暴言を吐くの。ある子なんか、『お父さん(内縁の父)が僕のこと、お前はくるくるパーだ!!って言うんだ!だから僕はバカなんだ~!!』って言うのよ・・。本当に酷いよね~・・。」とか、「身体にアザが出来てる子も結構いるんだよね。そいでもってそこんちで犬飼ってるんだけど、ゲージに入れっぱなしで構ってあげないから、犬も長い間のストレスで、いつ行っても怒り狂ってんの。その犬もすごく可哀そう・・。」

みんな、愛される為にこの世に生まれてきたはずなのに、なんでこういう事になるんだろう・・。だとしたら、なんで子供を産むの?! なんで世話もしないのに、子供を産むの?! なんで犬を飼うの?!・・と怒りが込みあげてきます。

もう直ぐ父の一周忌・・。
20年ほど前に家族の事でいろいろあったので、ある精神科の先生にご相談した時、「魂の殺人」という本を貸して下さいました。「今起きていることは、両親に問題があったんだ・・。」としみじみ思いましたが、今日の話をお聞きして、うちは問題のある家庭ではあったけど、衣食住は足りてたし・・ネグレクトの親に育てられてる幼い子供たちの事を思うと、本当にどうって事ないな~と思いました。

犬だって、人だって・・・みんな愛が必要なんです・・。
どうか、目の前の子供達や動物たちを大事にして欲しいと願います。
愛を持って育ててもらった子は、自分を肯定できる素敵な大人になります。
もしかしたら、ネグレクトをする親も、愛をもらわずに大人になってしまったのでしょうか・・。
だとしたら、しっかりと自分を見つめ直して、ここでおしまいにしましょう~・・!!
愛に満ちた家庭と社会・・それが当たり前になったら、みんながもっと幸せになれるのにな~・・
としみじみ感じた一日でした。

2020年 1月 29日 掲載

年末も押し迫った12月27日、午後7時より名古屋のリリー動物病院・東洋医学クリニックにて、「冬の性質とこの時期に摂ると良い食材とお灸法」のセミナーを開催しました。

19日の東京のセミナーでさせて頂いた「中医学はどのような考えに基づいているか。」という話と共に、その中で今の冬を『五行論』に当てはめて考えて頂きました。
そして「この寒い冬は腎が傷むのでこの時期こそ腎を養わなくてはならない。」ということと、「春・夏・秋をいかに元気で過ごすか!?ということは、この冬に腎をどれだけ養うかに懸かっている。」そしてそれはなぜか!?という話をさせて頂き、最後に腎を養う為の食材とお灸の話をさせて頂きました。

・・・ですが、時間の制限などもあり、最後のお灸の話が中途半端なまま終わってしまいました。ですので、10日のアイプラザ半田でのセミナーでは、気功を少し削って、お灸の話をもっとさせて頂こうと思います。(※ 27日に受講して下さった方々には、本当に申し訳ないと思っております。ですので、10日に半田で使うハンドアウトを必ずお渡ししますね!)

※ 鍼灸や漢方薬などの「伝統医学」が、一昨年WHO(世界保健機関)で、初めて『医療』として認定されました!
西洋医学には西洋医学の良いところがありますが、意外と「身体に優しい鍼灸で治る病気が多い」ことをご存知ない方が多いと思います。
2年前に、飼い主さんからのリクエストを頂いて始めたセミナーですが、少しでも多くの方に鍼灸などの中医学を理解して頂いて、動物や人が少しでも元気になるお手伝いをさせて頂けたらと思います。

さ~って、とぉ・・・9日は堺の師匠と恒例のえべっさん(今宮戎)の参拝です。その翌日は半田でセミナーです。今年も顔晴っていきたいと思います。その為にも私も、『この冬は早寝遅起きをして、身体を温め、腎をしっかり養ってこの一年元気で過ごそうと思っています!』
それでは皆さま、ごきげんよう~~(*´▽`*)!

◇◇◇

中医学の基礎的な話をさせて頂く前に、気功についてお話しているところ中医学の基礎的な話をさせて頂く前に、気功についてお話しているところ。

気功の『龍泳功』を皆さんにやって頂いているところ気功の『龍泳功』を皆さんにやって頂いているところ。

因みにその効果は、痩身、腰痛、高血圧、頭痛、肩の痛み、生理不順です。

◇◇◇

Yさんとルイ君膀胱結石とヘルニアで通院してくれているYさんとルイ君。

「いろいろ辛い事があっても、この子がいてくれたから、乗りこえられたのよね~!!」と笑顔でおっしゃるYさん。

ルイ君の力はとっても大きいんですね(#^^#)!

2020年 1月 08日 掲載

皆さま、明けましておめでとうございます。
先日の中医学セミナー(12/19と12/27)で、中医学的観点で観た『病気になる原因』はお話させて頂きましたが、今回は、別の観点で観た病気の原因の話をさせて頂きたいと思います。

去年の10月8日のコラム(『どんな人生にも無駄はないんだよ!!・・と言う言葉にピンと来たら、是非どうぞ(^_-)-☆』)に書きましたが、実はあの後、10/19に京都まで堀田忠弘先生の講演を聞きに行って来ました!
堀田先生の所には、西洋医学の治療で限界を感じた多くの患者さん達が先生を頼って、来院されます。堀田先生は、毎日患者さんと向き合う中で、「病気で苦しんでいる人をどうしたら短時間で治癒に導くことが出来るか。」ということを常に考えていくうちに、「対症療法のみならず、病気の原因は何なのか!?」ということを追求することが、治癒への近道だということに気付かれたそうでした。

それで、堀田先生は「病気の原因」は以下の三つあるとおっしゃいました。
1、外的要因・・ウイルス、細菌、カビ(真菌)などの感染
カビは結構見落としがちだが、実は風呂場のみならずエアコンや部屋にいっぱい生えていて、それが鬱病や肺炎などの原因になっている。とのことでした。
2、内的要因・・悩みなど精神的な事が原因で身体も不調になるとのこと
中医学でも「心身一如;しんしんいつじょ」と言いますが、心と身体は繋がってますもんね! それは人も動物も一緒です。
3、さぁ、ここからが肝腎なところです。三つめは何だか分かりますか???!!
  それは、「誰もが生まれながらにして、魂の生き方があるのだが、その通りに生きていないことが原因で病気になる」んだそうです。

「自分のことを客観的に観る」という作業は、とても難しいことだと思います。
でも、何となく「生きていて心地良くないなぁ」とか、「うまく行ってないことを他人のせいや状態のせいにして怒りを感じている時」とか・・・それを他人にあたっている時なんかは、もしかしたら、自分の魂の通りに生きてない証拠かも知れませんね・・。

一人一人が自分の生き方を考えながら生きていったら、本人や家庭の中でもっと笑顔が増えて、もっと素晴らしい日本になるかも知れませんね・・。
時間は掛かるかも知れませんが(私も超々時間が掛かりました。)、それに気づくタイミングってあると思いますし、生きてる限り気付くのが遅い!ということはないと思います。
自分の生き方を振り返ってみるのも、病気にならない一つの方法かも知れませんね。
魂の通りに生きる」ということは、そんなに大袈裟な事でなくて良いと思います。
ただ、「一度限りの人生なので他人にどう思われようと、自分の魂の声を聴いて思う通りに生きていきたい」ですね!

変な獣医かも知れませんが、今年もよろしくお願い申し上げますm(__)m(*^-^*) 。
(堀田先生もご自身のことを変な医者だとおっしゃってましたっけ(#^^#)。) 
温暖化のみならず問題をわんさか抱えている今日ですが、世界中の人と動物が平和で健康でありますように~・・と切に願います☆

◇◇◇

Photo木曜日は阿久比のリリー動物病院は午後OFFなんですが、一人の看護師についてもらって、私だけ鍼灸の治療をしています。

この日看護師のさいとうちゃんよりも一足先に病院に入った私は、カラーのトカゲを見て「だ、だ、だれか~・・・!!」と思わず叫んでました。

そこにさいとうちゃんが駆けつけてくれて、瞬時にトカゲを素手で掴んで外に出してくれました。
ひえ~~!!可愛い顔して、トカゲを素手で掴むなんて・・ホントすごいですよね~!いつも頼りになるベテラン看護師さいとうちゃんです(*^-^*)

Photo『命の水』

いつも動物達が元気になるお手伝いができるのが嬉しくて、この仕事をずっとしてきましたが、一日一日仕事の後のこの『命の水』を飲める事を楽しみに頑張ってきたつもりでした。

でも、つい先日、「命の水・命の水って軽く言うけど、消毒された水も飲めないで死んでく子供が沢山いると思うよ!!」という言葉が頭を過り・・その後テレビを付けたところ、志半ばにして襲撃された中村哲さんの事が放映されてました。

「水もCO2も飢餓も戦場も・・みんな繋がっているのだ」と・・。って考えたら申し訳なくて、仕事の後の一杯を『命の水』と呼べなくなった自分がいました。(ただ美味しいことは確かですが・・・!!)

2020年 1月 03日 掲載

去る12月19日(木)に、東京成増にて、山内校長率いる『東京の中医獣医薬学院OBの飼い主様向けセミナー』がありました。

一年ほど前から、東京のセミナーのお手伝いをさせて頂いてましたが、今回は私が講義をする番でしたので、2か月ほど前から準備して、このセミナーに臨みました。
今まで名古屋と半田で数回、「初診者の方向けの中医学セミナー」を開いて来ましたが、この東京のセミナーは山内校長が5年ほど前から開いてらっしゃったセミナーであり、受講生の皆さんはベテランさんばかりでした。

とは言え、参加されて間もない方も数人いらっしゃったとのことでしたので、今回は西洋医学とは違った捉え方をする『中医学のベースになっていること』のお話をさせて頂きました。
ベテランの方からすると「そんなこと解ってるよ!」という話もさせて頂いたと思いますが、初心者の方もベテランの方も、「中医学はどういう考えから出来ているのか!」ということの理解を少しでも深めて頂けたら幸いだと思って、お話させて頂きました。
そして、星野先生にバトンタッチし、星野先生が具体的なお灸の話をして、セミナーは終了。その後反省会兼忘年会が成増の美味しいイタリア料理のお店でありました。

校長先生の真ん前に座った私は、「盲目のテノール歌手のアンドレアボチェリ」の話をお伺いできて、超ラッキーでした!!
盲目のアンドレアボチェリに対し、師匠はいつも「自分の声と呼吸を感じろ!」と言っていたそうでした。
アンドレアボチェリは、「自分の声と呼吸を感じることができるように」長い間愚直にその感性を磨いてきたからこそ、彼の今日の功績があるのだと思います。
山内校長からこの話をお聞きして、直感で「これだ!!」と感じた時に、そのまま愚直に邁進することはとても大切な事だと再認識しました。 
そしてアンドレアボチェリのように、「どれほど素晴らしい師匠に出逢うことが出来るか!」という事と、「どれほど素敵な友と出逢うことが出来るか!」で、「大方、人生の価値は決まるのではないか!」ということをしみじみ感じた一日でした(^_-)-☆。

◇◇◇

山内校長のお話から始まります毎回山内校長のお話から始まります。

今回はリンパ腫など重症の子には鍼灸治療と共に、「制限ばっかりしないで好きな様に生きさせてあげる事が大事」だと仰ってました。

中医学はどんな考え方を基にして出来ているのか?!私は「中医学はどんな考え方を基にして出来ているのか?!」という事が腑に落ちるまでに時間が掛かったので、今回はそれについてお話させて頂きました。

星野先生がお灸の各論の講義をしました私の講義の後、星野先生がお灸の各論の講義をしました。

セミナーの後の忘年会セミナーの後の忘年会。

お茶目な校長を囲んでパチリ!!

2019年 12月 30日 掲載

去る12月15日(日)、午前10時より名古屋今池ガスビルにて、『第二回 温雪楓(おんせっぷう)中医学研究会』がありました。

今私が学んでいる中医学は、『日本獣医中医薬学院』の山内健志校長と岩西先生と校條先生が、20年以上前に『温雪楓(おんせっぷう)先生の中医学の勉強会』に出られて、「これは本物だ!!是非獣医界に広めなくては・・・!!」という熱い想いから15年ほど前に『小動物中医学研究会』が立ち上げられ、その時からずっと学んでいるものです。
私が学んだ時には、温先生は既にお亡くなりになっていましたが、15年以上続いた「温先生の教えを伝承する勉強会」が去年一月になくなってしまった為、新たに立ち上げることになり、その第二回めが先日行われたんですね。

そもそも・・今年の2月に、岩西先生から突然お電話があり「工藤先生、今度立ち上げる温先生の勉強会の事務局、引き受けてくれたんですってね!?」と言われ・・それは正しく“寝耳に水”の話であり、正直なところ、「仕事が忙しくて毎日余裕がない中で、果たして私に出来るんだろうか・・。」ととても悩みました。
ですが二日間考えてこれは「はい!」か「イエス!」しかないだろうな~・・・と思って、お引き受けすることにしました(苦笑)。
そして有能なうちの副院長・水出獣医の力も借りて、この度何とか二回めが無事に終わったという次第です。

当日は写真の通り、座学の後、症例発表をして、その後は実習をしました。
実習は、日頃不調を抱えている仕事をしている受講生の方々に挙手して頂き、患者モデルになって頂きます。
そしてベッドに寝て頂き、講師の先生方に症状や脈などから診断して頂き(それを弁証;べんしょう、と言います)治療していき、元気になってもらうんですね。
そして、受講生の皆さんがそれぞれに、患モデルの脈を取りながら、治療をしていくうちに、患者モデルの脈や顔色、足の長さや背中の色などがどう変化していくのかを実際に診て体験していくという、とても身になり深いセミナーです。
受講生の皆さまも、実に熱心に参加してくださいました。

講師の会長国分龍彦先生、石田とく子先生、山内健志校長、西依先生、岩西先生、そして以前の温先生の勉強会での先輩であり、第一回めの受付けの時からお手伝い下さいました吉川昇子先生と副院長・水出先生に心から感謝申し上げますm(_ _)m。
遠方から出席して下さった受講生の皆さまもありがとうございました。
次回は来年の6月を予定しております。また是非起こし下さいね!

☆人や動物の治療に携わっていらっしゃる方で、この研究会に興味をお持ちになった方は、ご遠慮なく、
「リリー動物病院 東洋医学クリニック」(☏052-851-2345)
までご連絡下さいませ。次の研究会の詳細資料をお送り致しますので・・。
多くの方々に温雪楓先生の中医学を知って頂き、多くの方や動物たちが元気になるお手伝いをさせて頂けたら本望です。

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第二回温雪楓中医学研究会開催のご挨拶第二回温雪楓中医学研究会開催のご挨拶。

皆さまのお陰でこうして開催することが出来ました。
感謝です。

これから座学が始まりますこれから座学が始まります。

右から会長の国分龍彦先生、兼子先生、西依先生。

実習風景実習風景。

患者モデルの受講生の一人にベッドに寝て頂いて、現段階で困っている症状を聞きながら、受講生たちはこうして患者モデルの両手から脈を診ていきます。

実習風景おなじく実習風景。

講師の西依先生が脈拍数を取りつつ脈の状態を診ていらっしゃいます。

この後、この方の治療が始まります。

二人めの患者モデルになって頂きました「今不調で楽になりたい人!」と講師が言ったところ、即座に挙手した先生。

それで二人めの患者モデルになって頂きました。

終わった後、「とても楽になりました!」と彼女から嬉しい言葉を頂きました(^_-)-☆。

皆さん、疲れた体でお仕事頑張ってるんですね~・・。

日頃動物たちに良い治療をする為には、私達も元気でいなくてはなりません!
ご自身を労わって下さいね♡

2019年 12月 22日 掲載

先日見た録画番組マツコの「アウト×デラックス」に、漫画家の柴田亜美氏が出ていた。
それは天衣無縫で有名な彼女が、結構お酒が入った時に、ある歌を聴いて「これホント泣けんのよね~・・・。」みたいなことを言いながら、泣きじゃくっている場面だった。

この人超個性的で、その場面番組の中でもウケていたが、聴いただけで涙のスイッチが入ってしまう歌、実は私にも一曲ある。
それは今は亡き河島英五の『生きてりゃいいさ』である。

私が30前後の頃、 彼がコンサートで半田に来た。そのコンサートに行って以来、よりファンになり、車でしょっちゅう彼のCDを聴いていた。そんな折、弟が突然亡くなってしまったのである。
なのでこの歌を聴く度にいつもあの日を思い出す。そしていつも酒が入らずとも涙が溢れてくるのである・・。

だからこそ、『どんな事があっても私は弟の分まで生き生きと生きて行かなくてはならない』と思っている。・・と言うのも、8年程前に初めてコロラド州の友人みのりさんを訪ねた時、彼女の友人のヒーラーの1人に、「あなたの弟さんがあなたにそう言ってますよ」と言われたからだ。私はそれ以来、いつもそれを自分に言い聞かせている。

先日、亡き父の相続の事でJAに行った時、偶然?!4年程前にお世話になった当時うちの病院の近くにあったJAの職員さんにお逢いした。当時、ちょっとしたトラブルがあり、困っていたのでその方にご相談したところ、とても親身になって助けて下さった方である。
うちの病院近くのそのJAは無くなってしまったので、その後お逢いしてなかったのだが、一昨日お逢いできて、とても感激した。そして当時のお礼をお伝えした。

生きてりゃ誰だっていろんな事があるが、その度にこうしていろんな方に助けて頂いて、今の私がある。JAのGさん、本当にありがとうございました!
今、お世話になっている数年ぶりにお逢いした税理士のKさんも本当にありがとうございます!
出逢いに感謝!! 神様、ありがとうございます✨✨。とこの日も感謝した1日であった。

「♪生きてりゃいいさ〜、生きてりゃいいさ〜、そおさぁ、生きてりゃいいのさ〜。喜びも悲しみも立ち止まりはしない。巡り巡っていくのさ〜♫・・」お気が向かれたら、河島英五さんのこの歌、一度聴いてみて下さい。
それでは今日もご機嫌さんで行きま笑〜╰(*´︶`*)╯♡

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病院の近くにあったJAの職員さんこの日Gさんにお声を掛けて頂いた瞬間、びっくりしたのと感激したのとで、年甲斐もなく少し泣いてしまった。

あっ、でも考えてみたら、年甲斐もなくって言葉、自分を制限してるようでなんだかやだなぁ〜・・。だから今日を最後に使わないどこぉっと。^_−☆

2019年 11月 23日 掲載

これは先日、両親の友人(葉子さん)の所に遊びに行った時に、葉子さんからお聞きした言葉です。

葉子さんと妹の芳子さんに初めてお逢いしたのは、私が小学三年生ぐらいの時でした。
その姉妹さんはその時23歳くらいと20歳少し前だったと思います。
当時私がお二人に持った印象は、「自分を持っていて、どっしりとしてる。そして尚且つ優しい!」なんて書くとやけに大人びてますが、正直そんな感じを受けたんですね~。
それからウン十年が経ち・・・お互いいろいろなことがありましたが、久々にお二人にお逢いした時、その印象は変わることはありませんでした。

それで、この間「なぜ?!これは血統ですか?!それとも育ちですか?!」ってお聞きしたんです。
そしたら、なんと・・・それはお父様の教育だったそうでした。
つまり育ちの中で培われたものだったんですね。

幼い頃からお父様に「他人がどう思おうと、自分の好きなように生きなさい!」と言われて育ってきたと・・。
そして、お父様は『おかしけりゃ笑え、悔しかったらやってみろ!!(と他人が笑ったら言ってやれ!だと思いますが)』というのがご自身の信条だったそうでした。

この20年余り、自分も含めて「自己肯定感のない大人がなんと多いことか・・。」とずっと思って来ましたが、幼い頃からお父様からこんな言葉を言ってもらって、ご両親から愛情をたっぷりもらってきた葉子さんと芳子さんは、幼い私からも堂々と生きてらっしゃるように見えたんでしょうね!

『おかしけりゃ笑え、悔しかったらやってみろ!!』なんて素敵な言葉なんでしょう!!
子供たちにも、そしてまだ見ぬ孫たちにも・・・『好きなように生きなさい!』と言った後、こんな言葉を言ってあげたいな~って、思いました(*^^*)V。

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品川駅先日品川駅で次男と待ち合わせをして一緒にランチを食べました。

少し早く着いたので、葉子さんのお父様の言葉を思い出して、ここで待ってる間に「気功」をしてました。「みんなせわしく歩いてたので、どうせ誰も見ないだろう。」と思ってましたし。

っで、遠くから歩み寄ってきた次男が開口一番「母さん、ちょっと待たせたからって、こんなとこで、変なストレッチせんでもええが~(しなくても良いでしょ!と言う意味)」と言いました。もちろんその後、葉子さんのお父様の言葉を彼に言ったのは言うまでもありません(笑)。

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MさんMさんは、ピアノの先生。小学生の生徒さんやワンちゃん達を褒める時、いつも「〇〇ちゃん、すご~~い!!天才~!!」っていうんですって。
するとよく言われ続けているワンちゃん達は、嬉しそうな顔をするそうですが、生徒さんたちは意味が分からないらしく、「天才ってなに?!」って聞くんですって。

それで「あのね~、おりこうの100倍ぐらいすごいっていう意味なんだよ~」というと、すごく嬉しそうにするんだそうです。

Mさん曰く、「最近の子供ってあんまり家で褒められてないみたい。」とのこと。

どうか皆さん、目の前のお子さんと動物たちをいっぱいいっぱい褒めてあげて下さいね(*’▽’*)〜!!

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ロゴご縁と言うのは摩訶不思議なもので、20年以上前に、なんと芳子さんのご主人(やぎさん工房の新井春生さん)がお作りになったロゴに一目惚れをしました。

それで病院名を変えたのをきっかけにして、このロゴを作って頂きました。本当に・・このご縁を始め、いろんなご縁に深謝です(*^^*)。

あっ、因みにロゴで座っている犬は、私と家族が愛した今は亡きシェパードのムサシです。

2019年 11月 03日 掲載