ペットの診察・治療・病気予防
フィラリア予防・去勢避妊・鍼灸

アクセスマップ・愛知県知多郡阿久比町

診療時間

犬・猫・ペットの治療と予防│リリー動物病院

東洋医学よもやま話

6日の飼い主さま向けセミナーの続きに入りますね。

今回どうしても私が皆様にお伝えしたかった事は、いくつかありました。

  1. 手作りご飯の子はドライフードを食べてる子と比べると、絶対に差が出る!(毎回でなくても)
  2. お灸や推拿(すいな;ツボやツボが乗っている経絡のマッサージ)をしてもらっている子は、そうでない子と比べると、絶対に差が出る!
  3. 内臓の事を考えて、薬はなるべく少なめにしましょう!
  4. 心と身体は繋がっている。飼い主さんと動物も繋がっている。お互い心穏やかに生きましょう~。

です。

誰もが忙しくて、手作りなんて、なかなか・・・です。

● 毎日毎回じゃなくても良いんです。

手作りご飯にすると季節や体調に合った食材を選べます。

高齢の子はスープご飯にすると、肝臓や腎臓の弱りから来る多尿症の対策にもなります。

● お灸や推拿(すいな)は、同じ歳だったり同じ病気だったりしても、やってもらってない子と雲泥の差が出ます。病気の進行を緩めます。歩き方もしっかりしてきます!

毎日が理想ですが、週に二回以上してあげると絶対に違うと思います。

実はこの回数(週に二回以上やると有効という)は、飼い主さんから学ばせて頂きました😉👍🏻

具体的なことはこれからお伝えしますね!

2023年 7月 20日 掲載

皆さまこんにちは!

今の時期、湿気と暑さで動物さんも飼い主さんも不調になったりしますよね・・。

でも、意外とお家でお灸や推拿(すいな)療法といって、ツボや経絡のマッサージをしている子、そして手作りご飯を食べている子は、そうでない子たちと比べた
ら、断然調子がイイ子が多いんですね😊👍🏻

先日(6日)私は、日本獣医中医薬学院OBによる飼い主さま向けセミナーで、「大事な子にいつまでも元気でいてくれるために私達が出来る事」というサブタイトル
のお話をしました。(タイトルは「この暑さをお灸と推拿で乗り切ろう!」だったと思います。)

写真の目次にあるように、一番最初に長年鍼灸獣医として感じた事をお伝えしました。・・ごめんなさい。というところで、そろそろ午後診の時間となりました。続き
は今晩以降に書かせて頂きますね。

動物さんも私達も、お互い元気でこの夏を乗りきりましょう! それではまた😉👋

日本獣医中医薬学院OBによる飼い主さま向けセミナー

2023年 7月 20日 掲載

皆さま こんばんは☺️
「忙しい」を捨てた私ですが、実は先週の日曜日は私の尊敬する内科医・堀田忠弘先生のセミナーを受けに、京都に行ってました。いつもお聞きする度に「なるほどな~・・。」と納得する事ばかりです。
全国から癌患者さんや治りにくい病気の方々が堀田先生を頼ってお見えになります。
堀田先生は長い間の臨床経験の中で「対症療法では病気は治らないのでは?!」「この病気の原因は何か?!」というところに着眼されて、普通の内科医とは違う目線で診察治療をしていらっしゃいます。(例えば過去に受けたトラウマや両親との関係、カビや体に入った添加物など)

今日は、そのセミナーのお話ではありません。(期待されていた方がいらしたら、ごめんなさいです😢🙏)
今はとにもかくにも、7月6日に私が講師を務めさせて頂くセミナーの準備に掛かりっきりになってます。
が・・よく考えたら貴重な時間を割いて下さってこの「ライン」や「HPのよもやま話」を読んで下さっている方々にも、「今回セミナーでお話する大体のことをお伝えすべきなのでは?!」と思ったので、大体の内容を配信させて頂く事にしました。
「長年普通の西洋医学と鍼灸などの中医学の臨床をやってきてこう思います!!」という事を、45分の短い枠の中でお伝えするのはとても難しいと思いました。なので原稿を何度も書き直しました。

セミナーの内容で「今日お伝えしたいこと」というパワポがありました。
以下の通りに列挙しました。お気が向かれましたらお読みくださいね☺️(お疲れの時はめんどいと思います。)

  1. 手作りご飯を食べている子は、ドライフードを食べてる子と比較すると、同じ病気でも同じ年齢でも全然前者の方が調子がイイ!!
  2. 毎日が理想だが、週に2回以上、お灸や推拿(ツボや経絡のマッサージ)をしてもらっている子は、そうでない子と雲泥の差が出る!!
  3. 大事な子が未病治でいてくれる為に私達にできること・・それはご飯の工夫、お灸、推拿です。
  4. 薬はなるべく飲まないようにしましょう・・肝臓は解毒の臓器なので、薬を飲み続けると肝臓を傷めます。長期服用をされると、肝臓のみならず腎臓も傷めます。
  5. カビと添加物は癌・その他の重篤な病気の原因になっている!!

写真は、楽ちゃんです。
来院された時、先ずは楽ちゃんの毛ヅヤや毛並み、目力、眼に現れる血管の流れなどを、診せて頂いた後、脉(みゃく)を取ります。病気の子は独特の脉をしてるんですね~。
針やお灸をしていきながら、病気の脉の子が良い脉になったところで今日の治療はおしまいになります。
ですが、その次に治療に来ていただいた時は、きれいだった脉がまた悪くなっています。
毎日お灸して頂いてもです・・。
ですが、毎日、もしくは週に2回以上、お灸をしてくださっている方の子は、たとえ脉が悪くなっていても、針を一本か二本刺すだけで・・・悪かった脉がぱ~~~っと、良い脉に変わるんですね~!!
もちろん個体差はありますが、お家でのお灸の効果は一見地味でも、やるかやらないかで、全然違ってきます!!!

楽ちゃん

あまりにも長くなってしまいましたので、今日はこのくらいでおしまいにしますね🥺!
6日までに大事なことを配信できるかできないか分かりませんが、出来る限り配信させて頂きたいと思います。(できなかったらごめんなさいですが😢)
今日もお楽しみさまでした🎶(お疲れの方はお疲れ様でした😌✨)

明日も皆さまにとって良い一日になりますように~😆💓

2023年 7月 03日 掲載

当院、院長が学んできた『温雪楓先生のセミナー』が、6/18(日)にあります。

臨床家の為の中医学セミナーです。ご興味のある方は直接Peatixからお申し込み下さい。

https://itcvm20230618.peatix.com/view

温雪楓先生のセミナー

2023年 6月 15日 掲載

当院院長工藤が東京で、「お灸と推掌(すいな)のセミナー」をさせて頂きます。
場所は東京ですが、オンラインでの受講(アーカイブ配信あり)も可能ですので、よろしかったら是非どうぞ😊❗️

《目指せキラキラ20歳!獣医中医師による東洋医学セミナー》

★お灸と推拿(すいな)で、この夏を乗り切ろう~!
いつも元気でいてくれる為に私達が出来る事
★中医学の学び方~健康は薬箱の中にはない~

日時:2023年7月6日14時30分~16時45分予定
場所:ふれあい貸し会議室秋葉原No.51(東京都千代田区神田松永町7ヤマリビル801)

講師:
山内健志(日本獣医中医薬学院学院長 酪農学園大学特任教授)
工藤ゆり子(リリー動物病院 東洋医学クリニック)
兼子祥紀(東大和獣医科病院)

定員:会場22名 オンライン50名
チケット:会場、オンラインとも6600円 後日アーカイブ視聴可能
 
薬膳百香さんより、ノベルティのお渡しがあります。

お申込みは、以下
https://itcvm20230706.peatix.com/event/3611035/view?utm_campaign=pod-11765767&utm_medium=email&utm_source=follow-organizer&utm_content=15972512&dlvid=4e8f919c-d42c-408a-b8c3-d1d968a68310&sltid=0
または、画像QRコード、
チケットサイトPeatixから日本獣医中医薬学院、をご検索下さい。

2023年 6月 12日 掲載

皆さまこんにちは!
来たる6月18日(日)、午後1時から4時までの間、名古屋栄ガスビル5階キングルームにて、『温雪楓中医学研究会』を開催いたします。

私が今こうして中医学(鍼灸・漢方薬・推拿;すいな)をさせて頂いているのも、本を正せば師匠の山内健志先生(日本獣医中医薬学院学院長)が、28年前に温雪楓(おんせっぷう)先生に出逢って、温雪楓先生から直接中医学を習われたところから始まっています。
温雪楓先生は、20数年前にお亡くなりになりましたが、この勉強会は温雪楓先生の教えを伝承する会です。
今回は愛弟子である山内健志先生と国分龍彦先生(日本獣医中医薬学院最高顧問)のお二人の座学の後、二人の患者さまをお二人の先生のご指示の元で治療していきながら、受講生の皆様で脉の変化を診ることができます。

座学の内容は
●温中医学の精華(眼診、虹膜診断を中心に、脉診、舌診)について・・国分龍彦先生
●温先生の刺針法の原点を求めて(古代針法からテクニック針法まで)
です。

今回から会場参加のみならず、オンライン参加、そしてアーカイブ配信も行います。
セミナーまでひと月を切りましたが、まだ若干の空席がございます。
皆様、どうぞ良い機会ですので、ご参加くださいませ。
尚、受講生対象は、医師、鍼灸師、獣医師、看護師、他医療従事者です。

●お申込みを含めた詳細については、日本獣医中医薬学院のホームページ『セミナー開催情報』をご覧ください。

URLはこちらです⇒【日本獣医中医薬学院】『温雪楓中医学研究会 温中医学セミナー(2023/6/18)』(会場/オンライン※アーカイブ視聴のみも可) | Peatix
 
温雪楓中医学研究会開催のご案内

2023年 5月 28日 掲載

今年もワクチン接種(狂犬病・5〜9種の混合ワクチン)やフィラリア予防の季節になりました。
それでそれらと鍼灸治療との間隔についてお知らせしますね💉🐾

先ずワクチンに関してですが、フライヤーの通り、ワクチン投与をした後は、鍼灸治療まで7日間空けてください。

そして鍼灸治療の後は、2日間空けてからワクチンを打って頂けたらと思います。

よろしくお願い申し上げます🤲。

鍼灸治療とワクチン接種の間隔についてのお願い

2023年 5月 20日 掲載

こんにちは!
先日配信させて頂いた通り、「棒灸の火消しツボが短かった為」にご不便をお掛けした皆さま、大変申し訳ありませんでした。
改めてここで謝罪させて頂きますm(_ _)m。

その後仕入れ先に電話をして、火消しツボの短いタイプの棒灸(写真1の左)を全部返品して、最近新しく出来上がった棒灸(写真1の真ん中)をお渡しできるようにしました。
今現在写真左の「短い火消しツボ」をお使いになっている飼い主さまは、誠に申し訳ありませんが、先日私がお伝えしたようにお手間が掛かりますが、宜しければお仏壇の線香を消す灰をご使用して頂いて、安心安全に使って頂けたらと思います。

ただ、棒灸に関してですが、一つだけ良い事があります!
左端と真ん中の新しいタイプの棒灸には、右端の10年以上お出ししていた棒灸には付いてなかった、体に当てる部分に「お灸の灰落ち防止用の網」がついていることです。

どの方もお忙しい中で、大事な子の為にお灸の時間を作って下さっているわけですが、お一人でお灸をしている時、動物さんが「熱いよ〜。」のサインで、ごそごそしてたりすると「何言ってんの!? 飽きたの?! ほらっ、ごそごそしないでちゃんと大人しくして!!」と、そのまま続けてお灸されたりして、火傷を負った動物さんを何頭か見ているんですね・・。
網が貼ってあるからと言って、絶対火傷をしないわけではないかも知れませんが、火傷をしても網がないよりは少し軽くなると思います。
特に煙が出ないタイプの炭灸(すみきゅう)は、落ちた灰にまだ火がついていることが多く、その灰に触れるだけで火傷をしてしまう事が考えられます。(炭灸に関しては、お灸の途中で灰を何度も落として頂くよう、飼い主さまにお願いしてますので、今のところ火傷のご報告はありませんが・・。)
ですので、網がある分ある程度は火傷の予防になると思います。

お灸はぬる過ぎたら効果が落ちますし、熱すぎたら火傷を負います。
動物さんは、熱くても熱いと言えません。
お灸の下に敷く赤い布は、火傷予防と共に遠赤外線効果を狙ってお出ししています。
お灸の最中は、棒灸の下の赤い布の下に手を差し入れて、直接動物さんの皮膚に触れて温度が適切かどうか必ずご確認してください。

以上、大事な動物さんの為に、よろしくお願い致します。

棒灸について

棒灸について

棒灸について

2023年 5月 13日 掲載

https://twitter.com/saitama_5992/status/1651525641446264832?s=06

このTwitterによると、国がお米に放射線を掛ける事を勧めているらしく、それを食べると私達の遺伝子が変わってしまったり、マンガンなどの必要なミネラルが入っていないお米を食べ続けることによって、受胎できなくなったり流産しやすくなったりするとの事でした。
そしてそれによって異常タンパク質を持ったお米を食べると、体がそれを異物と認識して過剰に反応する。それがアレルギー性皮膚炎などの症状を起こす。とのこと。なんと・・お米に照射する放射線量は人の致死量の数10倍らしいです。

後で掲載する写真、迷いに迷いましたが掲載することにしました。
今年の1月9日、事の発端は名古屋のあるお店で買った鰻弁当でした。
翌朝起きたたら、「何じゃこれは~・・?!」と顔の右半分が赤く腫れあがり痒いのなんのって・・・。
ある飼い主さんのご主人が、突然魚アレルギー性になり呼吸困難になった事をお聞きしていたので、「私もそれか!!」と思っていたら、違ってました。
ダウジングという方法で調べたところ・・なんと鰻のたれに使っていた添加物のアレルギー性皮膚炎だったんですね。

10代20代の綺麗な肌ではなく、こんなオババで恐縮ですが、今はほぼ首の右側に出来ます。
痒いのを我慢してマコモクリームを一日に何度か縫って、マコモとマコラージェを飲んで何とか抑えています。
そしてなるべく添加物の入ったものを食べない・・外食する時もお店を選ぶ。
でも、マコモやマコラージェ、マコモクリームがなかったら・・と思うと薬漬けになってるかも知れません。そうすると今度は内臓が傷められる。(もちろん西洋医薬が必要な時は飲まなくてはなりません。薬によっては長く飲むと肝臓や腎臓を傷めるんですね。漢方薬も気をつけなくてはならないものもあります。)

その後堀田忠弘先生のセミナーが3月にあり、受講したところタイムリーにその話でした。

先生の患者さんで、癌が落ち着いていたのに2~3か月で内臓に転移してしまい・・・食に気をつけていらっしゃる方なので、病院に食材を持ちこんで貰って調べたところ・・「添加物なし!」と書かれた「高級なダシ」が原因していた症例や、患者さんの息子さんが「〇〇バーガー」を食べてその後下腹部全体に湿疹が出て、やはりチェックしたところ、ハンバーガー自体に問題はなかったのだけど、フライドポテトの油が悪かったとのこと。

その他ダイエット甘味料のせいで舌の神経が鈍くなった症例など、いろいろな話をお聞きしましたが、先程のお米じゃないですが、なぜか、添加物が入っているのに表示しなくてイイとか、白砂糖のように精製過程で使う添加物も省略してもイイなど、いろいろ問題があるようです。
カップラーメンやスナック菓子などは海外に輸出すると「発癌性あり!」で返されてしまうことが多いので、輸出用として安心安全なものを作ってる会社もあるとのことですね・・。
ワクチンもしかり、今回の放射線照射したお米もしかり、添加物を表示すると売れ行きが悪くなるから表示を甘くする・・・一体全体国民の事を心底考えてくれる政治家はいないのか?! どうやったらみんなの安心安全は守れるのか・・と思ってしまいますね。

あかんあかん・・。
GWから暗い話題になってしまいましたね・・。
もちろん私自身も心身ともに健康で楽しく仕事をしたいのもありますが、これからの若い世代の人達や病気の人、家族同様の動物達の健康を考えると、お伝えせざるを得ません。

因みに、先日堀田先生に調べて頂いたところ・・私の首のアレルギーの原因は玉ねぎ、スーパーのかつお節の製造過程に使う添加物、指の関節痛はお菓子に含まれている添加物、足の痺れは阿久比の病院に置いてあった飴のヒ素でした。あとピーナツの農薬もありましたっけ・・。
私のように閾値を越えていきなり発症することもありますが、症状として出ないだけで身体に蓄積されている事は確かです。超神経質にならなくとも、そこそこお互い気をつけましょう~!!

◇◇◇

添加物のアレルギー性皮膚炎その後、添加物の入ったものを食べる度に症状が起こるようになってしまいました。

まるで添加物感知器のようですね(苦笑)!

2023年 5月 05日 掲載

※ 以下の話は、3月22日に「リリー動物病院東洋医学クリニックのライン」に掲載させて頂いたものに、ちょっと文章を加えたものです。

◇◇◇

1月下旬、私工藤の誕生日のお祝いにマリンちゃんのお母さんが手作りのプリザードフラワーを下さいました。

とっても素敵なお花だったので、お写真を撮らせて頂きました。

手作りのプリザードフラワー

マリンちゃんとお母さんとパチリ

初診時マリンちゃんは、とにかく酷い鼻炎で来院されました。
激しいくしゃみと鼻水で、マリンちゃんもお母さんも夜中に何回も起きていたそうでした。
ですが鍼灸と漢方薬、そしてご自宅でのお灸で、今はたまに起きることはあっても、ほぼぐっすり寝てくれるようになりました。

また面白い事に、お尻の横にできていた直径3センチのグリグリの塊(過去に何度かそこに注射したことによる結節だと思われます。)が気が付いたら小さくなっていました。
それと足腰がしっかりしたとの事。

★1つの症状を治療すると、他の症状も改善する事があります。

これが鍼灸治療の面白いところですね❗️
この事を『異病同治(いびょうどうち);異なる病気で同じ治療をすること』と言います。
例えば、膝下に「陽陵泉(ようりょうせん)」というツボがあるのですが、このツボは椎間板ヘルニアや膝蓋骨脱臼など骨の疾患に使うだけではなく、肝臓や胆のう疾患にも使います。
そして五行論で「木」の所をたどって見て頂くと、目と肝臓は同じグループなので、「陽陵泉」は緑内障など眼の疾患の時にも使うんですね。

★反対の例としては、例えば肺炎の患者さんが来た時、その肺炎が寒さから来るものか、感染などで熱によるものかによって、治療法が異なります。

どちらも肺の疾患に効く共通のツボを使いますが、それ以外で前者は「補(ほ」」と「瀉(しゃ)」のうちの「補;おぎなう治療」に力を入れて、とにかく体を温めるツボを選びますが、後者は「瀉;熱などを取る治療」で、極力熱を下げるツボを選ぶんですね。
このような場合を『同病異治(どうびょういち);同じ病気でも違うツボで治療すること』と言います。

ところで、話をマリンちゃんのことに戻しますが、今回マリンちゃんの夜中の激しいクシャミと鼻水が改善したのは、鍼灸治療と漢方薬のみならず、やはり忙しい中でお母さんが毎日お灸を顔晴って下さっている事も、改善している大きな要因だと思います(^^)V。
なので家でのお灸は本当に大事なんですね~~。
しつこい!!と言われても、私は言い続けますよ~。
本当に家でのお灸って・・・大事です。絶対お勧めですよ~(^_-)-☆

◇◇◇

五行色帯表五行色帯表

木の列を下にたどっていくと、臓と腑は肝と胆。官は目。なのですね。

この縦の列はみんな繋がっています。気のところが風。なので今は風が強いのですね!

因みに、志(感情)は、怒。
という事は、怒ってばかりいると肝臓を傷めます。逆に肝臓を傷めると、怒りやすくなるんですね。

長〜い間、ふつふつとした怒りを溜めて暮らしていると、肝のみならず腎臓を傷めます。

生きていると、いろんな試練がありますが、怒りを上手に発散させるようにしないと、肝臓や腎臓を傷めることになるんですね。

正に心身一如(しんしんいつじょ:心と身体は繋がっている)なんですね。

2023年 4月 30日 掲載