「自分と向き合う。という事」
私の鍼灸の師匠である山内健志先生達が創設された「日本獣医中医薬学院」の卒論が31日にやっと終わりました。
提出期限が分かってたんだから、もっと前からやればいいのに、いつもの如く取り掛かるのが遅くなり、それに加えジャストタイミングで連休前に重症の患者さんが入ってきて・・・提出期限ギリギリで出しました。 いい加減この性格、何とかしないと・・・と思っています(ハァ・・)。
ところで、老若男女関係なく生きていれば誰もが理不尽なことにぶち当たり・・・その度に怒ったり、憎んだり、悲しくなったり・・・と、マイナスの感情に心を奪われることってありますよね。
「心と身体は繋がっている」のでストレスを抱えると身体の調子も崩れます。その逆もしかりです。 そう・・・私達が一緒に暮らしている動物達もそうなんですよね! 家庭でのストレスがその子の病気の引き金になることって結構あると思います。
私もそういうマイナスの感情で頭がいっぱいになり、とっても苦しい時期がありました。
でも、有り難いことにその都度出逢う人や友人たちに助けてもらいながら、だいぶ乗り越えつつあります。
どんな人と出逢えるかっていう事、大きいような気がします。
そこでの出逢いが自分の生き方や人生観まで変えてしまうことありますもんね・・・。
いや・・・そんなオーバーな話じゃないとしても、「本当の事を言ってくれる人」、それが仮に私にとって「アイタタ・・・。」と思うようなきつい事であったとしても、真剣に自分の事を思って言ってくれる人が一人でもいれば、人は強くなったり成長するきっかけになったりすると思います。
そして最終的に大切なのは、自分と向き合うことじゃないかって思います。
怒りや悲しみ等を感じる自分を否定しないで、まずはそんな自分を見つめて受け止める。
「怒りを持ち続けながら生きるベキじゃない!」とか、「どんな時もプラス思考で生きネバならない」みたいな「ベキ人」や「ネバネバ星人」的な発想をするのではなく、怒りや悲しみ等を感じる自分を認めて許す・・・そして一体自分はどういう風に生きていきたいのかっていう事を考えていくうちに、その怒りが手からぽろん・・と離れる時が来るように思います。
そうなったらしめたものなんでしょうね~。
その時こそ自分の世界観が変わって来て、生きるのが楽になるような気がするんですね・・・。
「人間の身体は借り物であり、実は魂が成長する為にその身体を借りてこの世に存在する。」ということをたまに耳にしますが、この年になってみると「そうなのかも知れないな~・・・。」とまだまだ発展途上だからこそ感じる私がおります。
一日一日を丁寧にそして楽しく感じながら生きていきたいものですね~・・・。