一寸の虫にも五分の魂…動物たちの気持ちを考えて虐待のない社会を!その①
今週からまた寒くなるとのこと…。
毎晩ケン(我が家の愛犬、16才)におしっこをさせる為に勝手口を開けてケンを外へ出す。すると、我れ先にと蝿(ハエ)が入ってくる…。蝿達は寒いから我が家の勝手口が開くのをいつも戸口の側で待っているのだ。毎年この時期に見られる我が家の光景である。「うるさい」と言う形容詞を「五月蝿い」と書くが、私から言わせるとうるさいのは五月の蝿ではなく、今の蝿である。
我が家は晩御飯は殆ど家族バラバラで食べるので、おかずなど少しでもラップをかけないでいると、この時期は何匹もの蝿がたかってしまう…。なので私は「ごめんね!」と謝りながら、三匹くらいは一回に殺す。ごめんね!と言っても殺すのには変わらないわけであり、一体私は何匹の蝿や蚊…ひいては経済動物と言われる家畜を殺して食べて来たんだろう…。
それは本題からずれるので一先ず置いといて…昔から思っていたのだが、あれだけ傍若無人に?振る舞う蝿だが、ひと度蝿叩きを握ると、すぅ〜っと何処かに消えてしまう。一振りでもしようものなら真剣に逃げる。
命が懸かってるから当然なんだけど、何が言いたいかって?!そう…無脊椎動物の彼らは、恐らく犬・猫・兎・ハムスター・鳥達と比べたらシンプルかも知れないが、色んな事を考えながら生きているのである。
だから…だからお願いだから動物達を虐待するのは止めて欲しい!
そして病気になったら出来る範囲でいいから、その子の苦痛にならないレベルで治療をしてあげて欲しい。
彼らは口が利けないだけであり、多くの子は「飼い主さんが笑顔で幸せでいてくれたら私も幸せ!!」と思っているのである。(と、日頃臨床をしていてそう思う。)
もっと言えば、多くの子は一見飼い主さんに甘えているようで、実はいつも気を遣って生きていて…飼い主さんが悲しそうだったりストレスで辛そうにしてたりすると、静かにそっと寄り添いながら心配しているのである。下手をすると心配し過ぎて彼らは病気になったりする。だが…病気になって飼い主さんに心配され過ぎると、逆にその病気が治りにくくなってしまうこともある。はぁ〜なかなかそこいら辺のバランスを取るのがムズカシイところではある…。
そう、だから何が言いたいかって(二回目でした(^o^;))お願いだから、ご縁があって家に来てくれてる動物達を大事にしてあげて欲しいって事。
蝿達を殺している私が言うのも大きな矛盾があって、何なのだが…。