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犬・猫・ペットの治療と予防│リリー動物病院

出逢い

出逢いって本当に不思議なものですね・・・。
やはりこれも「魂の契り」なのでしょうか・・・。

私は仕事を通して、多くの素敵な方々に出逢いました。
仕事以外でもやはり素敵な方々に出逢っています。
本当に有難いです。

これからはちょっとずつコラムの中でそういう方々をご紹介したいと思います。
(・・・実は先日「よもやま話」を7割程書き上げたので、今日は早起きして完成させるつもりでした。 ところが「下書き保存」したはずの「よもやま話」が消えてましたのです!(泣) それで気分を変えてコラムを書くことにしました。)

11年前からずっと私達に「小動物中医学研究会」で、「中医学」を教えて下さっていた山内健志先生がお作りになった「日本獣医中医薬学院」はこの10月に四期生の新入生を迎えました。
私は、二期生としてこの学院に2年間通い、今年の9月に卒業して(写真①②)、10月からは「推拿(すいな)の研究コース」に通っています。(写真③)
こうして毎日私が鍼灸治療をさせて頂いているのも、11年前に「小動物中医学研究会」を作って下さった先生方、そして山内学院長、担任の西依先生、池内先生、そして学院を陰で支えて下さっている事務局の方々のお陰だと思っています。

写真①
9月28日、学院の卒業式の後の謝恩会の写真です。
右が我が学院の学院長、山内健志先生、左が二年間担任をして下さった西依三樹先生です。


写真②
少し遅れて謝恩会に参加したら、いきなり禿のオッサンが近づいてきて、私に「卒業オメデトウ!」と言いました。
「誰??この人~・・・?!」と少し?緊張してしまいました。
よくよく見たらなんと…学院で二年間一緒に学んだ級友だという事に気づきました。
(病院に帰っても彼がこのままのキャラだとしたら、そこの病院の忘年会はさぞかし楽しいだろうと思います。ムフッ!うちの病院も見習わなくっちゃ!!)


写真③
11年前に山内健志先生と共に小動物中医学研究会を発足して下さった岩西先生です。
この学院の「卒後研究コースの推拿」を教えて下さっています。岩西先生は魔法の手をお持ちです。

ところで・・・この「推拿(すいな)の研究コース」ですが、第一回めが10月12日にありました。
「推拿」とは、患者さんの身体の表面を推したり摘み上げたりすることによって、刺激を与えその反射効果によって治療する方法です。
「推拿」については、今後「よもやま話」の方で折りを見て書かせて頂きますね!

その「推拿」の第一回めの講義では、2キロの炒ったお米を入れた推拿の練習用の枕を貸してもらって練習しました。
そして、次回(11月9日)の授業までの間に‶宿題”が出ました。
なんとぉ・・「その練習用の枕と同じものを次回までに作るべし!」ということでした。
正直な話、今まで3人の息子達を育てて来ましたが、小学校に入学する度にお道具入れだのお箸入れだのって縫物の場面が結構ありましたが、忙しいのを理由に全て母の友人にお願いして作ってもらっていました。
なので、家にはミシンもないし、そのおばさんも今は高齢なのでお願いし難いし・・・はっきり言って焦りました(汗)。
・・・そしてよ~く考えた末、勇気を出して裁縫を得意とされるある飼い主さまにお願いしてみました。

その方の応えは・・・二つ返事ならぬ間髪を入れずに「いいですよ~!!ちょうどこの間ミシン買い換えたばっかりなんで!」とのこと。
もう・・・感謝、感謝、感謝・・・・でした。
っで、結局、私が布を買いに行けなくて直ぐに布をお渡しできなかったので、ご自分の布で一枚、その後私がお渡しした布で二枚、余った布で枕入れとして袋まで作って下さいました!(写真④)
その上にくい事に、頂いた紙袋に何気に私の大好きなスナフキンのキーホルダーが入っていて・・・またまた感謝感激でした(写真⑤)。 何を隠そう・・・私は子供の時から大のムーミンファンなんです! 特に困った時のムーミンとスナフキンとの会話はいつもしびれてました。

写真④
私の宿題の「推拿の枕カバー」を作って下さったKさんとパチリッ!!
この方のお家でのmeerちゃん(ダックスさん)のエピソードは楽しい話ばかりです。
Kさんの笑顔にいつも癒されています。


写真⑤
左下は、Kさんに頂いた超大好きなスナフキンのグッズ(キャッ!!)。
右下の携帯入れはこの時一緒にKさんが作って下さったものです。
因みにコーヒーカップは私のです。地味にコツコツ揃えています。

それから・・・写真⑥は、去年の6月に日本獣医中医薬学院で購入した「ツボTシャツ」をたまたまHさんにお見せしたところ、「きゃ~!良いですね、これ~っ!! 私も欲しい!」とおっしゃったので、Hさんの分も購入してお渡ししたところ、「それじゃあこれを着て記念に永吉ちゃんと撮りましょう!」ということになり、撮影したものです。
Hさんと私のはしゃぐ様を見て、「いい年こいて、この二人、ようやるわ・・・。」と永吉ちゃんも少し呆れてましたっけ・・・(笑)。

写真⑥
治療後の永吉ちゃんを殆ど無視してはしゃぐ私達に冷めた表情の永吉ちゃん(^^);

こんな感じで、いつも患者さん(動物達)を通して素敵な出逢いがあります。
勿論、深刻な病気の子の飼い主さまもいらっしゃいます。
そういう中でも私は、飼い主さまの動物を愛する心根に触れ、飼い主さまの優しさにも触れ・・・気が付いたら開業してもう20年も経っていました。

せっかくKさんに素敵な推拿の枕カバーを作って頂いたので、一生懸命推拿を学んで患者さん達にお返ししたいと思っています。 
今日もありがとうございます! ウンパッパ・・・。

2014年 11月 06日掲載
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