はじめに・・・。
この春、うちの病院のホームページがリニューアルしたわけであるが、新たに作った「東洋医学よもやま話」が、私が忙しいのを理由に手つかずのまま時間だけが過ぎていた。
「よもやま話」 というタイトルは、今回リニューアルを担当してくれた水出獣医師が命名してくれたのであるが、そもそも「よもやま」を広辞苑で引くと、三つの意味があり、「よもやま」の下に「話」を付けるのであれば、“雑多(種々のものがごたごたと入り混じっていること。)”という意味になるのではないかと思う。
よって、私のつたない経験で恐縮ではあるが、鍼灸等の東洋医学を通して日頃私が感じた事を、ありのまま気の向くままに書き留めて行こうと思っている。
話の中で私なりに解説をさせて頂くつもりではあるが、説明の仕方が悪かったり省いてしまったりして、ご理解しにくいところがあるようでだったら、専門書もしくはそれに関連したインターネットでの情報を参考にして頂けたらと思う。(但し、インターネットでの情報は「あれ~?!ホントかしら??」と言うことが掲載されていることもたまにあるので、受け取る側の方はただ単に鵜呑みにするのではなく、参考程度にして頂いた方が無難だと思う。勿論私のこの『東洋医学よもやま話』も例外ではない。
第一弾は、自前ネタで行こうと思う。
タイトルは、『眼と肝臓と爪・・・私の場合』である。