『湿気(湿邪)から来る病気にもお灸はおススメです』
以下のものは、院長が当院のLINEに投稿したものになります。
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こんにちは!
7月中旬を迎えましたが、この湿気の影響を受けて、動物さんや飼い主さんが体調を崩す事が多いです。
私達はどうしても宇宙(自然)と繋がっているので、自然の影響を受けてしまうのですね。
これを中医学では「天人合一」と言います。
日々の診察では、この時期(湿邪の時期)は、下痢・嘔吐などの消化器疾患、皮膚病や外耳道炎(特にマラセチアなどのカビからくる皮膚炎)、てんかん発作、関節疾患の悪化・・が多いですね。
ですが、ひどくならないようにする一つの方法として、絶対お勧めなのは、毎日が無理であれば週に2回以上のお家でのお灸ですね~。
当院に来て下さる多くの飼い主さんは、大事な動物さんにお灸をして下さっているので、上に書いた病気を持っている子達は、症状が出ても軽く済む事が多いです。
背骨の両側、動物であれば本当に背骨のギリギリ両極に、一対の内臓に繋がっているツボがあります。
背骨に沿って、肺や心臓、肝臓、腎臓などのツボが並んでるんですね。
ですので、首の下から背骨を棒灸でゆっくり円を描きながら、しっぽの根元まで下げていけば、いろんな内臓の臓器をお灸で刺激することになります。
そしてそれらを2~3回繰り返したら、その後腎兪というツボを5分ほどお灸して頂きます。
基本はこれだけです。
ですが、気管虚脱などお咳の酷い子やお腹の弱い子などはこの基本に、数個のツボをプラスアルファして頂いています。