『救える命は救いたい!!』
『救える命は救いたい!!』と、今このタイトルを自分で書きながら・・「私も含めた人間っていう生き物は、なんて傲慢な生き物なんだろう~・・・」としみじみ思った。
だって「犬(猫)ならこの犬種(猫の種類)が今人気だ!!」って事になると、ペット屋さんやブリーダーさんが「とにかくチャンスだ、増やせ増やせ~!!」という勢いで、増やしたはいいものの、たくさんの子が遺伝的な病気を受け継いでしまったり、売れ残った時は廃棄したり、保護センターに引き取ってもらったり・・はたまた非人道的な行為をすることもあるという噂を聞いた事がある。(もちろん人道的な素晴らしいペット屋さんやブリーダーさんもいるのだろうが。)
「この子たちは何の為にこの世に生まれてきたんだろう~・・・。」と思うと、本当に胸が詰まる思いである。
人間のエゴだけでこの世に生を持ち、優しい飼い主さまにお逢いできたら、幸せな一生を過ごすことが出来るのだろうが、そうでなければ今度は人間のエゴで殺されたりもするのである。
去年の晩夏、ツタヤで『大家さんと僕』という漫画を見つけ、それがとても面白かった!というコラムを書いたと思うが、実はそれには続きがあった。
一緒に他の本二冊(写真)も購入したのだが、最初の数ページを読んだらとても気分が悪くなり、そこから進まなくなってしまって、今だに手を付けてないのである。
「現実を見なくてはダメだ!!」と思いつつ、半年以上経っている。
今やSNS等が盛んになり、フェイスブックでも動物虐待などの記事が結構載っていて、ガセネタもあるかも知れないが、それが本当なら私達人間はとても罪深いことをしていると思う。
私達は動物たちから多くの愛のエネルギーをもらって生きている。
「だから何かの形で彼らに恩返しをしなくてはならない!」とずっと思ってきた。
どんな形でもいいので、この子達が亡くなる時に「犬(猫・その他の動物)として生きて来て、本当に良かった~!!」と思って亡くなってもらえるように努めたいし、今後無駄な死が無くなるように協力できることは協力したいと思っている。
とは言え・・・神とは言いたくないが、『捨てる神あれば拾う神あり!!』で、写真のように保健所と繋がって殺されるべく犬猫たちを助ける活動をしている団体さんやそれを教えて下さった飼い主さまがいらっしゃった。
そしてもう一つ素敵な事は、ここ二年くらいの私の手応えとして、保護団体から殺処分になりそうなワンちゃんや猫ちゃんを飼ってらっしゃる飼い主様が結構増えてきているということである。
本当に素晴らしいことだと思う。
犬猫たちの代わりにその方たちに心からお礼を言いたい気分♡♡♡である(*^^)v。
◇◇◇
数ページ読んだら現実の一部を知り、先に進めなくなった・・。
が、これは課題図書で小学生の高学年の子供たち用の本なんだし、動物に携わる仕事をしている私こそ読まなくっちゃいけない!!っと思っている。
この間、ご紹介した李さんじゃないが、動物の命を救う活動をしている団体さんがが増えてきていると思う(*^^)v!!
さっきの団体さんのステッカーをお帰りになる際に、そっと置いて帰られた飼い主さま。
どれもこれもご縁です。このご縁に感謝です(*^_^*)!!
下半身不随で通院してくれているマルコちゃん、実はHさんは、マルコちゃん以外に三頭の犬を飼ってらして、そのうちの一番最後に来た一頭は保護された犬なんだそうである。
こういう動物の命に対する意識の高い方が最近増えたように思う。
本当に素晴らしいことだと思う。