「人間死ぬまで成長!です・・その③」
先日、私は大阪に用事がありましたので、その後堺市で鍼灸院をしてらっしゃる国分龍彦先生の所に行って参りました。
国分先生は、鍼灸院をされる傍ら香港聯合(ほんこんれんごう)中医薬学院の教授であり、私が3年間通った獣医中医薬学院の最高顧問でもあり、温雪楓(おんせっぷう)先生の教えを継承する勉強会(師温会)の会長もお勤めになられてます。 私の様な者からすると、国分先生は言わば「雲のそのまた上の存在」の方になります。
帰り際、国分先生が 「工藤先生、せっかくここまで来たんだから、戎神社(えびすじんじゃ)に行かれるといいですよ!」と言って下さいました。
よくよくお尋ねしてみると、午前の治療が終わり次第、国分先生も行かれるとの事でしたので、「それじゃあ私もお伴させて下さい!!」ということになり、先生の治療が終わるまで、適当に時間をつぶしてお待ちしてました。 ちょっと?強引にお願いした感じでしたが・・・(苦笑)
戎神社に着くやいなや、お参り道はいろんな出店がいっぱいで、それを見ながら歩いているだけで「氣」が上がるのを感じました。何て表現したらいいんでしょう~・・・そう、そのエネルギーを受けるうちに私の内側のエネルギーも湧き上がって来る!っていう感じですかね~。 楽しいと頬も緩み、いろんな心配事も消えてなくなるもんなんですね。
そんな私をご覧になりながら、国分先生が「工藤先生、楽しいこともせなあかんですよ。人生ケセラ・セラだからね!」とおっしゃいました。
「ホント・・・そうですね~・・・。」と私。
神社の境内に入ると、お祭りの時によく聴く、あの「チャカチャカチャカ・・・」の音と共に、「まんが日本昔ばなし」に出てくる市原悦子さん風の声で『商売繁盛、笹持ってこ~い!』という音声がずっと流れてました。 みるみるうちに人が増えてきましたので、とにかくはぐれない様に国分先生にくっついて歩き、お賽銭箱にお金を放り投げてから、宮司様から笹を頂き、その後巫女さんにお札と升を付けて頂きました。(升は益々繁盛しますように!という意味があるそうです。)
少し出店をあるいたところに屋台がありましたので、国分先生からお酒と焼き鳥をご馳走になりました。(11月からずっと断酒してますが、こういう時は頂くことにしています。)
お正月の屋台だったからでしょうか?!頂いたお酒と焼き鳥は格別の味がしましたね~!
この正月は初詣にも行きませんでしたので、予想外の戎神社への参拝と国分先生との新年会?で、私は新年早々かなり得をしたと思います!・・・「神様、ありがとうございます!」って感じでした(^^)。
その後国分先生が毎年お買いになっている「焼き銀杏」のお店を一緒に探したのですが、いくら探しても見つかりませんでした。
でも、お店が見つからなのかったお陰で、探している間中ずっと国分先生のご経験談や人生観などをお聞きする事ができ、先生の優しいお人柄にも触れ、何にも代えがたい貴重な時間を過ごすことが出来ました。
国分先生~、この度はありがとうございました(^^)! 癖になりそうなので、今年の笹とお札と五円を持って、来年もお邪魔するかも知れません。その時はどうぞよろしくお願い致しますm(_ _)m。
この度、国分先生にお逢いして、「1頭でも2頭でも多く、鍼灸等で元気になってもらって、患者さんと飼い主様の笑顔が見れるように心新たに顔晴ろう!!」と思いました。
そう・・・私が臨床をしている限り、いつまでも成長しなきゃ!なんですね~!
長いコラムになりました。 最後までお読み下さいましてありがとうございました。今年も皆様にとって素敵な一年になりますように~☆彡