「何が一番必要かって、やっぱ愛かな~・・・その②」
私は、人とお話していて、「この方はこういうところが素敵だな~!」と思うと、素直にそのことを口に出すことがあります。
そうすると、大概の方は、「いいえ・・・。私はとてもそんなんじゃありません!」と少し否定的におっしゃいます。
それは一見謙虚っぽく見えますし、日本人同士はそいう風に言っといた方が無難なので、それが癖になっているところもあるかも知れません。
でもよく観察してみると本来の謙虚さとは違い、その言葉の根底には「こんな自分は好きじゃない!こんな自分なんか愛せない!」というものがあるように思うのですね。
傍から見ると、「こんなに素敵な方なのに、なんでそんなに自己否定されるんだろう??」と思うんですけどね・・・。
っで、なんでそうなっちゃうのかな~?!って考えると、幼少の頃から「あなたは今のあなたのままでいいのよ。大好きだよ!」という‟無条件の愛”を親から受けられなかったことにあるのではないかって思うんですね。
口に出さずとも、「ここまでの成績を取ったら(私の期待に応えることが出来たら)、お母さんの子供として認めてあげる。」的なところが育てる親の方にあったりして、それをずっと植え付けられて育ってしまったので、「このままの私じゃあダメ!もっともっと頑張んなきゃ!」という自己否定的なところが出来てしまうんだと思います。
でも、動物と私達ってどうでしょう~?!
私たちは、ケンやクッキーやモコちゃん、はなちゃんに、「こうしないとあなたはうちの子って認めないわよ!!」なんて言いやしませんよね!?
そしてこの子達も、「こうしてくれないと私はあなたの家族(犬・猫・ウサギ等)にはなってあげません!」なんて事言わずに無条件で私たちのことを愛してくれますよね!
そうやって考えると、動物の方が人間よりもずっとピュアであり、逆に動物から学ぶことって結構あるように思うんですね。
彼らは「傍にいてくれるだけでいい!」「元気で生きててくれればそれでいい!」「いつもありがとう~!」っていう気持ちにさせてくれますもんね。
だから、そういう風に目の前のお子さんの事も‟無条件で”愛してあげて下さい。
そうすることによって、あなたのワンちゃん猫ちゃん達が元気でいてくれるように、お子さん達もきっと元気でそして自分の事を大好きでいられる(自己肯定的な)素敵な大人になるはずですから・・・。