祈り~・・・。
大震災があってから二週間が過ぎた。
その間ずっと偏頭痛と共に首と肩の張り方が尋常ではなかった。
食欲がないのはそのせいだと思っていが、どうせいつもの事故の後遺症だろうと思っていた。
昨日(26日)は病院を休んで、静岡の整骨院の植松先生(国際和合研究会の準備会で昨秋お逢いしてから、月一でお世話になってます。)の所へ行ったのだが、診察室に入った途端植松先生が、「何~??ひどいね~・・・。首がこんな風に曲がってるよ!!」と、亀の様に首だけ前に突出している格好をされた。
それが笑っちゃうくらいひどい格好なのである!(真面目に真っ直ぐ立ってるつもりなんだけどな~・・・。)
「これって大震災のせいなんだよね~・・・。テレビで映像を見たりすると、その酷い状況をそのまま体がかぶっっちゃって、ゆりちゃんみたいに食欲が落ちたり調子悪くなる子供達が多くって、今結構そういう子達を治療してるんだよね~・・・。」との事であった。
歪みを矯正して頂いたお陰で、身体は随分楽になったのだが、治療中に先生がお話下さった中でとても興味深い話があったので、コラムに記すことにした。
それは 『祈り』 についてである。
植松先生曰く 「ゆりちゃんは、結構外さないよね~!! この4日間、インドの力のあるいくつかの寺院にお願いして、今回の大震災の『プジャ』(寺院の僧侶達にお祈りをして頂くこと。)をしてもらってるんだけど、今日はその最終日なんだよね! 僕は予約表をいつも見ないんだけど、こういう日にゆりちゃんが来るのは絶対意味があるよね!!」とのこと。
いつもなかなか予約が取れないので、実は一月前に予約を取った事をお話したのだが、植松先生はそれだからこそ余計意味があるのだと仰った。
以下は植松先生(U先生)と私との会話である。
・私;祈りって、大事なんですね・・・。
私、ある飼い主様に「今回の地震で一番大事なのは祈りかな~・・。」って言われた時、「いや~・・・。一番はやっぱり物資でしょ!!」と思ってましがた、後で考えたら祈ることって大事かもしれないと思い直して、毎朝毎晩、神棚で祈ってました。
・U先生;そうなんだよね~・・。
祈る事ってすごく大事なんだよね! 勿論祈りと共にカップラーメンでも何でも送れる人が送る事も大事なんだけどね。
そうだ!!せかっくだから、僕が今やってるマントラを教えてあげるわ!
まず、ガネーシャを一つ目のマントラで呼ぶ。(そう言えば何かお願い事がある時はまず始めにガネーシヤを呼ぶのだと、初めてインドへ行った時に聞いた事があった事を思い出した。)
次にガネーシャの父親のシヴァ神を呼ぶんだよね。
シヴァ神は、「破壊と創造の神」だから、この地震がこれ以上起きないようにお願いすると共に、早く復興される様にお願いするんだよ。
・・・・と言う事で、植松先生は、いきなりメモ用紙を取り出してマントラを書いて、私に下さった。
それを今朝やってみたら、涙が溢れてきた・・・。どんどんどんどん・・・・。
自分でもわけが解らなかった。
正に先月ラーマン・ババにお逢いした時と同じ様な感じなのである。
「言葉は言霊」 だと聞いていたので、神主さんが唱える祝詞でも仏教のお経でも、そして護摩焚きの祈りの言葉でも、言葉の意味だけではなく、その音にも何か意味があるのだろうと思ってはいたが、本当に不思議な体験をした。(だからと言って、今晩また唱えたら涙が出るとは限らないが・・。)
本当はどんな形でも良いとは思う。
取り敢えず、今日から私は 「お亡くなりになった方々のご冥福と被災地の方々が心身共に健康であられる事。これ以上地震が起こらない事。そしてこれからの日本が良い方向に行く様に」 とお祈りしながら、毎日マントラを唱えることにした。
このコラムをお読み下さって、「祈ってみようかな~。」と思われる方がおみえでしたら、宜しければ以下の祈りをしてみて下さいね。
①ガネーシヤを呼ぶマントラ・・・3回
「オーム・ガネーシヤ、ナマハ」
②シヴァ神に対してのマントラ・・・108回
「オーム・ナマシヴァヤ」