『治療効果バツグンで人気の炭灸ですが、火事に御注意!!』
以下のものは、当院のInstagramに投稿したものになります。
:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*
『ご自宅でお灸をお使いの皆様へ』
先日とある飼い主様より、使用後、お灸の火を消したつもりがしっかり消えておらず
棒灸だけでなく棒灸ヘルパーまで燃えてしまった🔥💦と言うお話を伺いました。
ご使用頂いていた棒灸は、煙が大変少なく、また艾も練り込んであるので効果も高い
当院でも人気の炭灸(炭化棒灸)でした。
幸い、この時は棒灸とヘルパーだけが燃えて大事には至らなかったそうですが、
一歩間違えれば大変な惨事になっていたかもしれないヒヤリとしたお話でした。
一般的な火消し方法として、火消しツボに棒灸をグリグリ押しつける様に擦り付けて火を消して頂く方法をお伝えしておりますが、
炭灸をお使いになっていると、外側が先に燃え中心が鉛筆の先の様に細く燃え残る形になる場合がございます。
その際、次にご使用になられた後、火を消す際に上記の様に火消しツボに押し付けるだけですと先端の火は消えても擦りきれなかった上部の火が火消しツボの中で燃え残ってしまう場合がございます。
ご自宅でお灸をお使いになった後は、最後に必ず火が消えた事を十分にご確認頂きます様、よろしくお願い致します🙇♀️
また、炭灸の火を消す方法として、ある飼い主様からは使用後の炭灸をヘルパーから外し、(その際は軍手をはめ、火傷に注意して下さい)火のついたままの棒灸をアルミホイルでぴったり包む事で、ホイル内を無酸素状態にし消火しています🧯と言う方法も伺いました。
また、他の飼い主様からも、棒灸の消火に使う『火消し缶』のご紹介を頂きました。
消えにくい棒灸の鎮火にご使用頂ける商品です。
アルミニウム等の素材で出来た筒状の缶で、
缶内に棒灸を入れ、密閉することで缶内部の酸素濃度を下げ鎮火させる仕組です。
インターネットで検索頂くと、500円前後で販売されています。
商品の詳細、注意事項は、購入される通販サイトの商品説明をご覧下さいませ🙇♀️
いずれの方法でも、最後に必ず火の始末を頂き、火事にならない様
わんちゃんねこちゃん達への安全な施術をよろしくお願い申し上げます🙇♀️