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犬・猫・ペットの治療と予防│リリー動物病院

『お灸以外で気象病(低気圧によって起こる症状)におススメの方法』

以下のものは、院長が当院のLINEに投稿したものになります。

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続きです。
夜分遅くにすみません😅

今の時期の寒さ(寒邪;かんじゃ)といきなり来る低気圧で、体調の悪くなる飼い主さんや動物さんが結構います。
動物さんでは、落ち着いていたてんかん発作が今起きたりお腹を壊す子達もいます。

動物さん達には、やはりお灸ですね!
「もう聞き飽きたよ~!!」という方もお見えかも知れませんが、首から尾までの背骨の両側に、全ての内臓と繋がった「ツボ」が一対ずつあるんですね。肺のツボ、心臓のツボ、肝臓のツボ・・などが背骨に沿って、ずら~~っとあります。
ですので、棒灸に火をつけた後、動物さん達が火傷をしないように注意しながら首から尾の上まで背骨に沿って小さな円をぐるぐる描きながら、下がっていくと、全ての内臓をお灸で刺激することになります。
その後、腎兪(じんゆ)という所に5分前後棒灸でお灸するだけで、足腰が強くなりいろんな病気の予防にもなるんですね~!
この冬の時期は寒邪のせいで、腎臓や膀胱が傷む時期ですので、特にしっかりお灸して頂きたいと思います。

そして、この寒さで血の巡りが悪くなって(「瘀血;おけつ」と言います)、動物さんも飼い主さんもいろんな病気になり易くなるわけですが、先ほど言った首から尾までのぐるぐるお灸と腎兪のお灸の他に、飼い主さんに超お勧めの事があります。

人は低気圧や寒さで具合が悪くなるのは、自律神経のバランスが崩れるのが原因だと言われています。
ですので、先ほどお勧めした腎兪(じんゆ)のお灸の他に以下の事をすると自律神経のバランスが良くなってそれらの症状が改善します。

①先ずは「湯船に浸かること」
②湯船に浸かる前後に、手と足首から下を冷水に浸ける(または冷水をシャワーでかける)
③大股早歩きをする

低気圧で体調を壊して(気象病)頭痛が酷くなったり下痢になったりする人は、上の三つをやるとかなり改善します。
かく言う私も、低気圧によって毎回偏頭痛が起きていました。
上の①と②は出来ていましたが、大股早歩きは全く出来ませんでした。
ですが、一年くらい経って気がついたら低気圧による偏頭痛は全く無くなっていたんですね~!
本当にお勧めです。 困っている方は是非お試し下さいね😊💕

2025年 1月 14日掲載
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