『グー✊とパー✋』
8日の日曜日は、大阪のながしまクリニックさん(永島知子先生の病院)で、普段臨床に携わっている会員と一般の方々も含めた、ある勉強会(講演会)がありました。
そこで講演されたのは、デザイナーの中村肇先生でした。
そこでは、治療に関するお話のみならず、ご自身の三度に渡る臨死体験のお話やその後の手術やリハビリのお話が出ました。
それらのことを、先生は軽く笑いながらお話されるのですが、その内容は想像を絶するような事ばかりで、聴き入っているうちにあっと言う間に3時間が過ぎてしまいました。
その中で、ピンと来たお話の一つをここでご紹介したいと思います。
「皆さん、ぐーとパーの話、分かりますかか?! グーとパー。
こうやってギュッとゲンコツを握ってそこのコップや紙を取ろうとすると、ほら〜っ、なかなか取れないでしょ?! そして手をパーにしたら、取れるでしょ?! 人生もおんなじなんです。グーッと手を固く握って、しがらみや怒りなどのこだわりを持ったままだと、何もつかめません。握った手を離して心を解きほぐすと、ほらっ、こうしてコップだって紙だって持てるんですよ!」
・・・本当に感服しました!
全く先生の仰る通りだと思います。
「こんな事言ったら、変な人って思われるかなぁ。」「人に嫌われたくないんだよね。」「酷いよね!、こうされたこと、絶対に許さないから・・!」
私達はいろんなこだわりを持ったまま手離さないで生きているから、苦しいんですよね・・・。
今この瞬間から、手をパーッと開いてそれらを捨ててみると~・・・
なんて楽になるんでしょう!!
握った手を開いて怒りやこだわりの感情を捨てると、多くのことが見えてきて、素敵な人達も集まって来て・・そして素敵な世界が待ってるんですね~・・・。
「それを捨てるのが難しいんじゃん!」ともう一人の私が言いそうですが、それを難しくしてるのも自分なんですよね。
なので、これからは、❝こだわり君❞ が頭の中をぐるぐる走り回っている時は、中村肇先生の『グー✊とパー✋』のお話を思い出して、どんどん手離していきたいと思います。
動物や臨床のこととは全く無関係ですが、とっても素敵なお話でしたので、シェアさせて頂きました。
中村肇先生、素敵なお話をありがとうございました。そしてこの勉強会の準備をして下さった理事の先生方にも感謝しています。
それではみなさま、今日も楽しく生きま笑~(^^)!
◇◇◇
左から中村先生、永島先生と私、そして一緒に講演会に来られた方々です。
◇◇◇
高校時代に灰谷健次郎氏の本を読んで「沖縄の瑠璃色の海を見に行きたい!」と熱望して、今回二度目の沖縄旅行でしたが、二回とも晴天には恵まれませんでした。
でも傘を使わなかっただけでも実はラッキーなのですよね!
また行きたいな~と思います。