冬に多い病気
だんだんと寒くなってきましたね。
この季節に増えてくる病気No.1が膀胱炎や腎不全などの泌尿器疾患です。
寒い日が続くと、運動量が減って喉もあまり渇かないため、水を飲む量が夏に比べて減ってしまいます。
このためどうしても夏場より少ない量の濃いおしっこをするようになり、腎臓や膀胱などの泌尿器系の臓器には大きな負担がかかるのです。
泌尿器系疾患を疑わせるのはこんな症状です。
・おしっこの色がいつもと違う(赤い、血が混ざっている)
・一日に何度もおしっこしたがる
・おしっこする仕草をしょっちゅうしているが、少ししか出ない / 全く出ない
・急にいつもしない場所でおしっこするようになった / 漏らしてしまう
・おしっこをする時に鳴き声を上げる / 痛がる
・食欲がない / 元気がない / 吐いて他にもいる
冬場には他にもこんな病気が増えてきます。
・寒くてついつい運動不足に・・・ ⇒ 肥満、筋肉の萎縮 ⇒ 関節疾患
・暖房している場所としていない場所の温度変化が激しい ⇒ 血圧の急変 ⇒ 心疾患
・空気の乾燥 ⇒ 鼻、のどの粘膜の乾燥 ⇒ 呼吸器疾患
痛がる様子はないか、食欲はあるか、咳・鼻水・くしゃみなどはでていないか・・・しっかりとチェックしてあげてくださいね。
本格的な冬を迎える前に一度健康診断を受けておくのもおすすめです。
いずれにしても、肥満は大敵!
運動不足になりがちな上に、ごちそうを食べる機会が多いこの季節は体重管理もしっかりとしてあげましょう。
文責 水出