横隔膜ヘルニア ②
前回の横隔膜ヘルニアの手術直後のレントゲン写真です。 横隔膜のラインもばっちり、各臓器の位置もばっちりです。
ただしこの後も肺に水が溜ま ったり、ショックを起こしたりしないか充分気をつけなければいけません。
頑張れ、子猫ちゃん!!!
次の日の朝のとっても元気な子猫ちゃんです。嬉しい!!よかった!!!
術後は傷を舐めてしまわないようにエリザベスカラーというものを首の周りにつける必要があります。
でも既成品の物では一番小さなサイズのものでも体の小さなこの子には 大きすぎてブカブカ・・・・。
困っていたら、うちの看護士さんがこの子にぴったりのサイズのエリザベスカラーを手作りしてくれました。
心臓や肺の聴診をしようとしたら、ゴロゴロ喉を鳴らしてくれます。
ご飯も少しずつ食べ られるようになってゴキゲンな様子。
まだ成長過程であることや骨の変異(正しい位置から移動してしまうこと)の程度から考えて、すぐに手術を選択するのではなく、しばらく様子をみていくことになります。
大きな手術だったけど、よく頑張ったね!
◇◇◇
横隔膜の穴がしっかりとくっつくまではまだまだ油断は禁物だけど、この分なら退院もそう遠くなさそうです。
飼い主さんから“ココちゃん“という可愛いお名前も付けてもらえ ました。
本当によかったね、ココちゃん!