「エネルギーバリバリで~っす(^^)V」
こんにちは!
東洋医学で言うと、“春は肝木の季節”であり、気が(木の様に)上に上がり易く、それゆえ頭や顔の症状・・・頭痛や鼻炎・眼の痒み等の花粉症、耳鳴りなどになり易い時期でアリマス。
PM2.5の影響もあるのか、昨日友達がいきなり花粉症になったり、息子もかわいそうなくらい花粉症の症状が酷いです・・・。(針打たせて~!!と息子をおっかけてますが・・・(笑)。)
花粉症に関しては、後日「よもやま話」に書かせて頂く予定です。
ところで、2月24から、昨日(3月9・10日)まで、3週連続で日曜日毎に鍼灸のセミナーがあり、結構タイトな日々を送っておりました。
2月24日と3月3日は学院(日本獣医中医薬学院)の勉強会でしたが、3月9日と10日は2日連続で「師温会」と言う鍼灸師・医師・獣医師合同の勉強会でした。
「師温会」では主に当学院の会長でいらっしゃる鍼灸師の国分龍彦先生(大阪府堺市開業)と校長の山内健志先生、そして西依三樹先生の3人の方が教鞭をふっておられます。
そこでは講義の後、症例検討会があります。患者さんを前にして講師陣が診断した後、治療させて頂きます。 もし、患者さんがおられない時は、受講生の中の希望者が患者モデルになります。
今回も私はご多分に漏れず、患者モデルに立候補しました。
自分でも仕事の後で針を打つこともあるのですが、「身体がだるい。手足が冷たい。お腹が空かない云々・・・。」と言った症状がずっと続いていましたので、この機会にと思いまして・・・。
ただ、このコラムでも何度か書きましたが、患者モデルは教室の前方に設置してある台上に寝かせられて、「腹出せ。」だの「背中出せ。」だの「舌を見せろ。」だのと言われながら、講師や受講生の皆さんに脈をとられて恥ずかしいのなんのってありません。
でも、「足が太いから」とか、「お腹の脂肪が・・・。」なんて言ってられないのです。
いつも元気で仕事をする為には、“背に腹は代えられない!”のですから(笑)。
治療するのは私達受講生ですが、一流の先生方が検証して下さるので、帰る頃には身体が変わるのを実感します。
脈を診て頂きながら、「あ~・・・。かなり腎と肝が虚してるね~!(弱ってるねぇ~)!」と、言われて、どんどん治療して頂くのですが、腎の脈がなかなか上がらず(元気になってくれず)・・・しまいには両方の足の内くるぶし近くの「太谿」と言うツボに火針をズブッ!と打たれてようやく腎の脈が上がりました。
火針とは、火針膏と言う軟膏を注射針に付けて3回火であぶってからツボに刺す方法です。私の治療でもワンちゃんや猫ちゃんに火針を刺しますし、自分にも脈を診ながら片方の足に火針をしますが、両足のツボに1本ずつ刺すという発想は全くありませんでした。それと、百会と言う頭のツボに、お灸をして頂きました。(初体験ですが、正直熱かったです・・・。でもお陰さまで頭痛がうその様に消えました!!)
っで、効果の程は~・・・???
もちろんバリバリで~~っす(^^)V。
治療直後はまだ昼食が食べられませんでしたが、昨夜は美味しい天ぷらをたんと頂き・・・そして今朝も久々にお腹が空き・・・「普通にお腹が空くってなんて心地いい事なんだろう!!」と、思いましたね・・・。
本当はこの治療、数日間隔で継続したいのですが、自分では背中のツボに治療は出来ませんので、うちの二人の先生にお願いしようと思います。
ご存知の方もいらっしゃるかも知れませんが、2年前の春・・・山内先生と西依先生に憧れて、「動物と飼い主さま両方の治療が出来たら、何て素敵だろう~!」 との熱い思いで人の鍼灸専門学校に入学しました。ですが、結局仕事との両立が難しくて途中で挫折してしまいました。
そんな折り、立て続けに困っておられる飼い主さまお二人からお身体の事でご相談を受けました。
「それなら3人のすご腕鍼灸師を知ってますよ! 大阪と東京とどちらなら行けますか!?」とお伺いして大阪府の国分龍彦先生をご紹介したところ、お二人からとても喜んで頂けました。
そんな訳で私自身は動物の鍼灸治療は出来ても飼い主さまの治療は出来ませんが、その方々がお元気になられる橋渡しが出来たので、「師温会」で学んでいて本当に良かったと思いました。
周りの方々が心も身体も健康で笑顔になってくれたら、ホント素敵ですよね・・・・☆
ところで、今日は東北大震災があった日です。
お亡くなりになった方々のご冥福をお祈りすると共に、ご遺族の方々が1日でも早く笑顔になられることを心からお祈りします。
そして、大震災から2年経った今、「自分に出来る事はないか?!」ということをもう一度考え直しながら、今こうして生かされている事に感謝して1日1日を過ごしていきたいと思います。