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犬・猫・ペットの治療と予防│リリー動物病院

セミナーにて

先週・今週と続けてセミナーに行ってきました。

 19日・20日は、“普通の”獣医の学会でした。
 たまたまその週も手術等で帰宅が遅い日が続き・・・・私は19日、しっかり遅刻しましたが、加藤先生は会場が大阪だったにも拘らず、ちゃんと朝9時からセミナーに出ていました。(加藤先生はやっぱり偉いわ~~!!)
 遅い時間まで働いているから偉いわけではなく、そして、セミナーに出てるから偉いわけでもありません。
 それを日々の診療に生かしていかなくては何の意味もありません!
 ・・・と言う訳で、「ちゃんと復習しなくちゃ!!・・・。」と思いつつ、あっと言う間に一週間が過ぎてしまいました。

 昨日のセミナーは、19・20日のセミナーとは打って変わって、ちょっと怪しげな?セミナーでした。

「第10回 日本テレセラピー研究会 総会」 です。
 こういうセミナーに出席するようになったのは、それなりのきっかけがありました。

 次男三男が保育園児の頃、ひどいアトピー性皮膚炎で、母子ともども睡眠不足の日が続いていました。
 当時多治見の開業獣医師の校條(めんじょう)先生の紹介で、私はオーリングと漢方薬で難治性疾患の治療をなさっていた今は亡き宮崎雅敬先生の所に息子達を連れて行きました。
 そのお陰で、かなり息子達のアトピー性皮膚炎(と喘息)は改善しました。

 それから一年後、宮崎先生に師事して、私はオーリングテストを自分の診察で行うようになったのですが、そのご縁で8年前から氏家五十六先生に師事して瞑想をするようになりました。

 ちょうどその頃、氏家先生がインドで100年前から代替医療として行われている遠隔治療(宝石光線療法、以下テレセラピー)の機械をインドから導入され、堀田先生を始めとする医師、歯科医、整体の先生、獣医師などが使い始めました。

 それ以来、私も患者さん達に西洋医学の治療をしつつ、必要だと感じた時はテレセラピーをさせて頂いています。
 実は昨日はそのテレセラピーのセミナーであり、テレセラピーのみならず、その他の遠隔治療をなさっている先生方のセミナーでした。
 どの先生も難治性疾患の患者さんの為に、通常の治療(西洋医学など)をしながら、遠隔治療をしてらっしゃる方ばかりであり、その実績は素晴らしいものでした。
 そして、それは先週の獣医の学会でも共通することですが、目の前の患者さんの為に常に勉強しつつ尽力なさっている事が講義内容から伺われました。

 ある獣医師は、その動物と向き合った時に、その子が何を考えているのか、直ぐ解るそうでした。 
 今でこそ、マスコミの影響もあり、“アニマルコミュニケーター”と言う言葉がメジャーになりつつありますが、その方は何十年も前から動物と対話をしてらっしゃるとの事でした。
 それが出来たら、飼い主さんと動物との橋渡しができたり、末期の病気の動物が本当に治療を望んでいるのかどうかを聞くことができるので、素晴らしいな~!と思いましたね・・・。

 その他感動するお話や目から鱗の話などいろいろありましたが、全部書くのはしんどいので、後半に講師をされた堀田先生のお言葉をご紹介したいと思います。

 「人は人を癒してこそ癒される。人は人を愛してこそ愛される。人は人の為に生きてこそ命が輝く・・・。」

 やはり堀田先生のお言葉はいつも考えさせられます。
 今回セミナーに出席して、私も人と動物を癒せるような獣医師になれたら・・・!と心から思いました。

2010年 6月 29日掲載
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