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犬・猫・ペットの治療と予防│リリー動物病院

災害時のペットの持ち物について

 今日は、ペットの災害時における持ち物についてです。

 万が一、災害が起きて避難をしなくてはいけない時、避難場所でのペットのお世話は飼い主さんの責任となります。
 普段からペット用に避難用持ち出し袋を準備しておくと良いでしょう。 準備しておくと良いものは…

  • 2~3日分以上のフードと水
    長期保存できるもので、なるべく軽いものが良いでしょう。救援物資がいつ届くかは分からないので、フードと水は2~3日以上、できれば1週間分くらいあった方が良いと思います。
  • リードと首輪
    さらに普段から首輪やリードには、飼い主さんの住所・連絡先・名前をつけておくとよいです。
  • ケージ
    ケージに入れてもお利口さんにできるよう、普段からケージに入ることに慣れておいた方が良いです。
  • 動物用の靴または靴下
    避難時にがれきやガラスで負傷してしまうペットが多いようなので、あると便利です。
  • お薬
    持病がある子はすぐに持ち出せる場所に用意しておくと良いです。
  • ペットシーツや糞処理袋
    避難場所での周りの避難者の方たちへのマナーのため、用意しておくと良いです。

 …といった具合です。その他、災害時を想定して、その子その子で必要そうなものを準備しておきましょう。

 また、避難時には大勢の人が集まるので、普段からの基本的なしつけが大事になります。
 ケージに入れても暴れたりないたりしないよう、「ハウス」や「待て」など、飼い主さんの言うことができるように訓練しておきましょう。
 また、子犬のころから色々な人や動物に慣れさせて、社交的な子にしておくことが理想です。

 災害時はパニックになって逃げ出して飼い主さんと再会できずにいるペットが数多くいるそうです。
 阪神大震災では1500頭以上の動物が保護されたそうです。 ペットには必ず飼い主さんが分かるように迷子札を付けて、連絡先が分かるようにしておくことが大事です。

  もしもの時に大事なペットと一緒に避難できるよう、普段から準備しておきましょう‥!

2009年 10月 16日掲載
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