今日観た映画
ここんとこずっと忙しくて、大好きな映画を観る暇もとんとなかったが、先日久々にゲオで 『僕はラジオ』を借りてきた。
これは何度か借りて来ては観る事が出来ずにまた返す・・・を繰り返してきたDVDである。
数年前にも長男に頼んで借りてきた事があり、彼はこれを観て「母さん、観や~!(観たら?!と言う意味です。)マジに良かったよ!」と言っていたのを思い出し、今回また借りてきたのだ。
さっき、観終えたが、う~~ん、やっぱり長男が言ったとおり感激した。
実話に基づいて作られたものだが、観た後何だかとても優しい気持ちになった。
「正しいと思った事を続ける。」と言うのは、実は結構大変な事なのかも知れないが、このラグビーの監督の様な生き方が出来たら本当に素敵だな~・・・!と思った。
終ってから何気にケーブルテレビの映画をつけたが最後・・・・今度はその映画にはまってしまった。
タイトルは『シンドラーのリスト』と言うこれもまた実話に基づいた社会派映画である。
途中から観たのだが、ナチの時代にオスカー・シンドラーと言う人が、1100人のユダヤ人を救った話を映画化したものである。
その映画をつけた時は、暗くて残虐なシーンだったので、一旦チャンネルを変えようかと思ったが、最後まで観てよかったと思う。
クライマックスのユダヤ人達とオスカー・シンドラーとの別れのシーンで、「もっと努力すれば自分はもっと多くのユダヤ人を助ける事が出来たのに・・・・。」と悔やんで泣くオスカー・シンドラーに、ユダヤ人の一人が「一つの命を救う人が、世界を救える。」と言っていた。
最後は、実際オスカーに助けてもらった人達が、孫や子供達に付き添われながらオスカーのお墓をみんなでお参りして、その映画は終った。
今、これだけ平和になると(実際今でも戦争はあるのだが。)、そんな事があったなんて、信じられないような気がするが、やはり私達で同じ過ちをしないようにしなくてはならないんだろうな~・・・と思った。
・・・・と、ここまで書くと、いかにも私は虫一匹も殺せない優しい人間だと言っているようでとても心苦しい。
なので、懺悔と共に暴露すると・・・実はこの一~二ヶ月の間、ムサシを散歩した後、ムサシの水のみ場の近くで、毎朝元気なムカデの赤ちゃんを何匹か見つけては殺していた。
ある時は、でっかいお母さんムカデも・・・。(ごめんなさい・・・。)
「生きてるだけで罪である。」とはよく言うが、それ以外だって屠殺した動物達を食べて大きくなったんだし・・・だからこそ、「良いかもしれない!」と言う事は、何でもやんなきゃならないんだろうな~・・・。と改めて思った。
ところで、最後は 「あ~・・・、映画って本当に良いですね~・・・!」と言う台詞で、このコラムを閉めようと思っていたのだが、「うちの若いスタッフ達に言ってもわかんないだろうな~・・・。」と思って止めた。
この間も、今言うカップルの事をアベックって言ったら、鳥居さんにめちゃくちゃ笑われたし・・・。
最近やたら、こういう事が多くて困ります。
何とかギャップってやつなんでしょうかね~・・・・。