気管支炎について~冬に多い病気~
だんだん寒くなってきましたね。急な冷え込みに、体調を崩したりしていませんか?
この時期は人間同様、動物たちも体調を崩しやすい時期と言えます。今回はそんな冬場に多い病気のひとつー気管支炎についてのお話です。
冬は空気が冷たく乾いているので、気道粘膜のバリア機能が弱まり、外からの刺激を受けやすい状態にあります。
そのため、口から侵入したウイルスや細菌によって容易に炎症を起こしやすくなっている状態にあります。
こうしてなってしまう病気が、気管支炎です。
<気管支炎の症状>
- 呼吸が浅く、速い
- 呼吸が苦しそう
- 咳をする、のどになにか突っかかったようなしぐさをする
<病院での治療法>
- 炎症を抑えるお薬や、気道を広げるお薬、吸入療法などで治療をします。
<おうちでできる予防法>
- 加湿器の使用や、ぬれたタオルなどの室内干しで、加湿をこころがけてあげる。
- 屋外のコの場合は、風除けを置くなどして冷気を防いであげる。
気管支炎は、進行すると肺炎や肺水腫になって、命に関わってくることもある病気です。
もし症状が見られたら、進行してしまわないうちに診察にいらしてくださいね。
2008年 11月 24日掲載
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